「むくみ」が起こるメカニズム
「むくみ」とは、老廃物や不要な水分が回収されずに、細胞間に溜まった状態のことを言います。それでは、どのようにして「むくみ」が起こるのでしょうか。
むくみの“引き金”になるものとして、「血液とリンパ液の流れの不良」が挙げられます。
血液はカラダの各組織に酸素や栄養素を送り届けると同時に、リンパ液とともに各組織から排出された老廃物と不要な水分を回収するという役割を果たしています。
そのため血液やリンパ液の流れが悪くなってしまうと、老廃物と不要な水分を回収することができず、細胞間に溜まったままになってしまうのです。
出典:byBirth脚がむくみやすい2つの理由
全身の中でも、太ももやふくらはぎなどといった「脚」は特にむくみやすい部位と言えます。
その理由として、
重力座りっぱなしの生活習慣の2つが挙げられます。
1:重力
重力によって脚に血液とリンパ液が滞留しやすくなるので、むくみが起こりやすくなると考えられます。
2:座りっぱなしの生活習慣
イスに座ると、股関節と膝関節が曲がった状態になります。
股関節前面と膝関節後面には、脚のリンパ液が流れ込む「リンパ節」