2018年7月27日 11:00
快眠を呼び込む!「深部体温」を操るお風呂の入り方とは
「猛暑でも、生活習慣を少し変えるだけで快眠体質になり、朝まで目を覚まさずに良質な睡眠をとることは可能です」
そう話すのは、『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』(ダイヤモンド社)の著者で、睡眠改善インストラクターの小林麻利子さん。そこで、小林さんに浴室での快眠体質になるための改善法をうかがった。
■40度の湯船に15分つかって眠る1時間前に出る
「暑い夏は、冷房の効いている部屋にいる時間が長く、シャワーですませることも多いので、体の深部が温まりにくい。そうすると血管の収縮や拡張がスムーズに行われず、体温調整がうまくできなくなります。それが不眠の一因にもなるのです」(小林さん・以下同)
そこで、基本になるのがお風呂の入り方だ。
「体温にも表面体温と、体の奥の深部体温の2種類あって、人は、深部体温が下がるときに眠気を感じます。ですから、湯船につかって体の深部体温を上げて、眠る約1時間前にお風呂から出ると、しっかりと体温が下がるため心地よい眠気が訪れます」
深部体温を上げるには、湯温と、つかる時間も重要だ。
「40度のぬるめのお湯に15分間つかるのがベスト。
お湯が熱すぎると15分間つかれませんし、ぬるすぎても深部体温は上がらないので追い炊きなどで40度を保つようにしましょう」