2018年7月27日 16:00
目覚めの素足も◎!自律神経を整えて快眠を実現する“良”習慣
「猛暑でも、生活習慣を少し変えるだけで快眠体質になり、朝まで目を覚まさずに良質な睡眠をとることは可能です」
そう話すのは、『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』(ダイヤモンド社)の著者で、睡眠改善インストラクターの小林麻利子さん。そこで、小林さんに快眠体質になるための改善法をうかがった。
■寝る前の“うっとりタイム”で、副交感神経を優位に
快眠に欠かせないのが自律神経を整えることだ。
「通常、夜は副交感神経が優位になることで眠りに誘われます。でも、加齢とともに副交感神経の働きは衰えていくので、それが不眠の一因にもなっているのです」(小林さん・以下同)
そこで、小林さんが推奨しているのが、眠る前の15分間で、心からリラックスする“うっとりタイム”を習慣にすることだ。
「“うっとりタイム”には、コットンにラベンダーを数滴たらして嗅いでみましょう。ラベンダーに含まれるリナロールという成分が交感神経の働きを下げるという研究結果があります。また、あおむけになり、巻いたバスタオルを背骨に沿って背中の下に入れ、背骨を伸ばす『横隔膜周辺をほぐすストレッチ』をすると自律神経が整い、副交感神経が優位になります」