2020年6月11日 06:00
サロン2年待ち美容家の洗顔術は「こすらない」「泡を垂直に」
考えあぐね、“こすらないで顔を洗う”ことに行きついたんです」
両手に洗顔料を泡立て、その泡を押すようにする“もふもふ洗顔法”は、こうして生まれた。それまで、自分で自分の肌をこすっている自覚はなかったが、実際に肌質が変わったことで、あらゆるスキンケアの工程から“こする行為”を徹底して取り除いてみようと、強く意識するように。
そんな、“もふもふ洗顔法”を石井さんが教えてくれた。
■基本の洗顔
【1】洗顔料を泡立てる
手のひらにピンポン玉3個分程度の泡を作っておき、両手に2等分する。
【2】泡を垂直に押して洗う
顔に泡をのせ、顔と手の間にある泡をもふもふと垂直に押す。指は直接肌にあてず、泡の圧で毛穴の汚れを押し出すイメージで。
「肌の汚れは基本、泡をのせて少し圧がかかるだけで浮き上がるので、こすって落とすものではありません。ただ、その泡を顔全体に広げなければいけないので、この行為を“指でくるくる”とやってしまうんですね。
洗顔料は最初から泡立てておくか、泡で出てくるものを使い、その泡を押してください。圧で自然と顔全体に広がり、汚れも浮き上がります。Tゾーンは少し多めに、頬など皮脂の少ない部分は軽めに。