2020年6月11日 06:00
サロン2年待ち美容家の洗顔術は「こすらない」「泡を垂直に」
泡の量が少ないと指が肌に触れてしまうので、ケチらず使えるものを選びましょう。泡が顔全体にのったら、すぐにすすぎます。洗顔料がついているときは、肌のバリア機能がいちばん弱まっている状態なので、短く手早く!私は10秒以内に済ませています」(石井さん・以下同)
■基本のすすぎ
【1】正面を10回
【2】顔を横に向けて左右5回
手は肌に触れず、水をあてるだけ。顔の内から外へ手を動かすのは摩擦なので、フェイスラインは必ず横を向いて。
【3】額、あごを5回
【4】鏡をみてすすぎ残しをチェックする
【5】すすぎ残しを5回
「逆に、すすぎはたっぷり30回以上。時間をかけて行います。でも、ジャバッと水をかけて顔を触るのはもう摩擦なので、30度くらいの“ぬるめの水”を両手で顔にあてるだけ。ぬるま湯でも肌の皮脂は奪われるし、水では刺激が強すぎます。
シャワーの水圧でジャーッと流すのは絶対にダメ!洗面器を使うか手ですくい、あてた手はけっしてスライドさせません。実践した人の多くが最初に気づくのが、洗顔後に肌に赤みがないということ。赤いのが当たり前だと思っている人が多いですが、それは、こすることで引き起こされた炎症です。