2020年9月2日 11:00
LAで活躍するエステティシャン「日本人女性の肌は美しい!」
「肌、きれいね」。そう褒められたら、あなたはどう答えるだろう。「そうなの、ありがとう」ではなく、「とんでもない」「たいしたことないわ」と返す人が多いのではないか。謙遜ではなく、それが心の声だから。自分より美しい肌の人はたくさんいる、この程度ではおこがましい、と思うがゆえ、まず否定に走ってしまうのだ。
「なめらかで柔らかで、すべすべ。もともと日本人女性の肌は、世界がうらやむレベルです。それなのに、他人と比較して“私なんてまだまだ”と思い込んでいる人がなんと多いことか。
じつは、この否定の気持ちが美しさから遠ざけ、自分の嫌いな肌、嫌いな顔をつくりだしてしまうのです」
そう話すのは、ナンバーワン・エステティシャンとしてアメリカを拠点に多くの顧客を持つジュミ・ソンさん。彼女は、日米で長く美容業界に携わり、4年半にわたってレディー・ガガの専属フェイシャリストを務めた経験を持つ。8月19日に初の著書『世界一のフェイシャル・マジック』(光文社)を出版、秋にはオリジナルのコスメも発売予定。
性別、人種、年齢を問わず、さまざまな肌に触れてきたジュミさんがたどり着いた結論は、“肌を美しくするのは、自分の内なる意識”ということだった。