2023年4月5日 15:50
薄着の季節が来る前に…「立ったまま腹筋」でポッコリおなかを解消!
とても重いので、あおむけの腹筋運動をしている最中に首や肩に余計な力が入ってしまい痛みが生じるなど、思わぬ負担をかけてしまいがちです。腹筋運動は、背骨を丸めて、肋骨と骨盤を近づけることで腹筋を鍛えるトレーニング。重力を味方につけて肋骨と骨盤を近づけるようにすると、無理なく腹筋を鍛えられます」(榎本さん、以下同)
「壁ピタ腹筋」は、立った状態で重力を利用して背骨を丸めて行うので、あおむけでの腹筋運動より首を痛めるなどの心配が少ない。さらに、背筋が伸びて正しい姿勢になる。
姿勢を正して腹筋を鍛えることで、反り腰や腰痛の悩みがある人は徐々に改善するという。
やり方はいたってシンプル。まずは壁に背を向けて立つ。視線を正面に向け、壁に頭、肩甲骨、お尻をつけて足を肩幅ぐらいの広さに開こう。
腕を肩の前でクロスして肘を前に出し、足は1足分ほど壁から離す。
「壁ピタ腹筋を正しく行うコツは『呼吸』です。鼻からゆっくりと息を吸って、口から吐くのが基本。吐くときにおなかの中にある空気を絞り出す感じで腹部をへこませましょう」
鼻から息を吸い、口から細く吐きながら、視線を下に向け、壁についた背骨を上から少しずつはがしていく。