2023年10月2日 11:00
「毎日目を洗う」「目薬の際にまばたき」目を悪くするNG習慣8
以前、緑内障を患い、症状の進行を抑える目薬を処方していた60代の女性がいました。ところが、どんどん症状が悪化していくばかり。もしやと気づいて、私の目の前で目薬を差してもらうと、この点眼後のまばたきを習慣にしている人でした。このせいで目薬が効かず症状を進行させてしまったのです」(平松先生・以下同)
【2】ドライアイのため市販の目薬を使っている
目薬は1日の使用回数が決められている。ドライアイ用の目薬などはその制限回数を超えて差してしまいがち。その場合、市販の目薬の多くに添加されている防腐剤の影響で、角膜が傷つき、視力が低下してしまうことがある。目薬は用法・用量を確認して正しく使うこと。
【3】同じ目薬を1カ月以上使っている
目薬の容器は外から不純物を取り込みやすい構造で、1カ月以上使用していると、内部で雑菌が発生する可能性がある。
こうした目薬で点眼すると、結膜炎などの感染症を発症し、視力が低下してしまうことも。開封して1カ月以上たった目薬は捨てるようにすること。
【4】3年以上、同じサングラスをしている
サングラスのなかには紫外線をカットする効果が2年で失われてしまう製品も少なくない。