吉村直子 著『40代からの透明感のつくり方 「青」でキレイになれる』2022年7月20日刊行
究極の透明感を持つ存在「赤ちゃん」
究極の透明感を持つ存在「赤ちゃん」イラスト:千坂まこ
究極の透明感を持つ存在がいます。それは、赤ちゃんです。
赤ちゃんに共通するのは、透明感がずば抜けているということ。
「明るくて濁りのない肌色」「ピンクがかった頬」「青みがかった白目」「白く透き通った歯や爪」ひと目で、明るくイキイキとしていて、非常にみずみずしいことがわかります。
人間の体はほとんどが水で構成されており、大人の体の約60%が水分でできているといわれています。
一方、赤ちゃんの場合は、体の約80%が水分でできているそうです。
この水分によるみずみずしさが、肌や目の輝きに表れているのですね。
つまり、年月を重ねたから肌の色が変わると思われがちですが、そうではなく、年齢とともに体内の水分が少なくなるから肌の色が変化するのです。
どんな色を選ぶべきか
どんな色を選ぶべきかイラスト:千坂まこ
透明感を出すには、メイクでも、ヘアカラーでも、服でも、すべてにおいて透明感のある色を意識することが重要です。
「透明感のある色」を、自然界に存在する色で、かつ人間が生存しやすい環境、つまりは水がある環境に存在する色と定義しています。