子供のころに初めて感染するケースが多かったといわれている「口唇ヘルペス」ですが、現在は大人になって初めて感染するケースも多いといわれています。ここでは、口唇ヘルペスを発症したときに行く診療科や治療方法について詳しくご紹介します。
大人になって感染することもある口唇ヘルペスとは
口唇ヘルペスは、感染力が強いといわれている「単純ヘルペスウイルス1型」に感染することで、唇やその周辺に水ぶくれの症状を引き起こすといわれています。ウイルスに直接触れることだけでなく、物を通じて感染することもあるため、家族や身近な人からの感染の可能性も高いのです。
現在、口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスの抗体を持つ人は少ないといわれており、家庭内をはじめとするさまざまな場所の衛生状態が改善されていることが影響していると考えられています。大人になってあらわれる口唇ヘルペスのほとんどが再発といわれていますが、大人になって初感染するというケースも少なくなく、重症化してしまう可能性も考えられます。
口唇ヘルペスに感染・発症したときは皮膚科へ
口唇ヘルペスは皮膚疾患のひとつとされているため、症状があらわれはじめたときには皮膚科を受診しましょう。