2023年5月16日 10:10
「血管が浮き出てデコボコ…」下肢静脈瘤の予防法と症状の改善に役立つ簡単セルフケア【医師解説】
下肢静脈瘤は、ふくらはぎの血管が浮き出てコブのようにボコボコしたり、赤紫色の血管が透けて見えたりと、見た目の症状の印象が強い病気。そのため、美容的な側面から捉えられがちですが、病気の本質は血液の逆流。見た目以外にもさまざまな症状が出ます。
下肢静脈瘤の予防法や症状の改善に役立つセルフケアについて、1万人以上の治療実績を持つ大阪静脈瘤クリニック院長の佟暁寧先生にお聞きしました。
教えてくれたのは…
監修/佟 暁寧 先生
大阪静脈瘤クリニック院長。2010年9月清華大学第一附属病院心臓血管外科医員、2011年9月清華大学大学院心臓血管外科専攻博士課程、2018年4月大阪大学医学部附属病院心臓血管外科などを経て2019年4月伏見静脈瘤クリニック入職。2021年7月現クリニック入職。下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医。
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1日5000歩~8000歩、歩くことが予防に
――下肢静脈瘤の予防法や改善方法を教えてください。
佟先生下肢静脈瘤を予防・改善するためには、下肢の静脈にかかる負担を減らすことと、足から心臓に向かって血液を戻す静脈の機能をサポートすることが大切です。