ビューティ情報『とり過ぎも良くない?女性ホルモン様作用があるとされる大豆イソフラボン。効果的なとり方は?【医師監修】』

2023年10月16日 23:10

とり過ぎも良くない?女性ホルモン様作用があるとされる大豆イソフラボン。効果的なとり方は?【医師監修】

ゴイトロゲンは甲状腺機能異常のリスクが高まることがわかっており、フィチン酸はミネラルの吸収を阻害する物質。トリプシン阻害物質とは消化を抑制する物質です。もともと大豆は消化しにくい食品として知られています」(黒田先生)。

それでは、大豆はとらないほうが良いのでしょうか。

「いえ、今紹介した物質はごく微量で、通常量の大豆摂取ではまったく問題ありません。

大豆を大量に、かつ継続的に摂取することが問題となります」(黒田先生)。

大豆はどのようにとるのが良い?

とり過ぎも良くない?女性ホルモン様作用があるとされる大豆イソフラボン。効果的なとり方は?【医師監修】

発酵食品をとりましょう
なんとなく大豆のイメージが悪くなってしまいましたが、日本人は毎日、大豆を何かしらとっていると思います。
いかがでしょうか。

「どんな食品もメリットとデメリットがあります。大豆も同じです。

そして、先ほど紹介した健康面に影響を及ぼす可能性がある物質の一部は発酵させることで、構造が一部変わります。

大豆食品は、発酵させたものを積極的にとるといいでしょう。

日本人がよく食べる、大豆の発酵食品は味噌と納豆ですね。

特に意識しなくても日本人は大豆を十分にとっています。頑張ってたくさんとる必要はないのです」(黒田先生)。

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