2022年7月27日 20:15
当てはまったら改善して! だるさや疲労に繋がる「夏にやってはいけない食事法」3つ
暑い日が続くと、全身のだるさや疲労感などを感じる人もいるでしょう。それは「夏バテ」が原因かもしれませんね。「夏バテ」には、日々の食生活が影響している可能性が高いです。そこで、管理栄養士の筆者が「夏バテ」を引き起こしやすい食べ物や食事法を解説します。暑さを乗り切るために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夏バテの原因とは
私たちの体には、外の気温に関わらず体温を一定に保とうとする働きがあります。夏場に気温が上がると体温も上昇しますが、汗をかくことで「汗の蒸発」にともない熱が奪われることで体温の低下に役立つのです(※1)。
しかし、湿度が高すぎると汗の蒸発が妨げられたり、エアコンにより汗をかく機会が少なくなることもあるでしょう。
そうすると体温調節機能が働きにくくなり、自律神経の乱れを起こしやすく、体の不調につながると言われています。
逆に、大量に汗をかいたとしても、うまく栄養補給ができていないと水分やミネラルが体内から失われてしまい脱水状態を起こす原因となる可能性も。
それだけでなく、暑さによる睡眠不足や、冷たいものを摂りすぎることによって体内が冷えすぎてしまい胃腸の働きが低下しやすくなり、食欲不振をまねくことも夏バテの要因となっているようです。