2021年9月6日 10:00
骨盤底サポーター使用者の10%で骨盤臓器脱の症状が消失、60%の使用者で症状が軽減していることが判明
日本メディカルファンド株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:渡辺 一夫)ライフケアラボラトリーが行なったアンケート調査により骨盤底サポーター使用者の10%で骨盤臓器脱の症状が消失、60%の使用者で不快な症状が軽減していることが判明しました。
アダム骨盤底サポーター
骨盤臓器脱は生命予後に関わるような病気ではありませんが、高齢化に伴い、多くの女性を悩ませている疾患です。骨盤臓器脱とは、骨盤内の臓器が腟から脱出してくる疾患で、子宮脱・膀胱瘤・直腸瘤・直腸脱など様々なものがあります。骨盤臓器(子宮、膀胱、直腸など)は靭帯や膜で支えられており、これが出産で傷ついたり、加齢につれて弱くなったりすることで骨盤臓器脱が生じてきます。陰部にピンポン玉のようなものが触れる、座るとボールの上に座っている感じがする、何か挟まっている感じがすることで症状を意識する方が多く、違和感だけでなくトイレが近い・尿漏れ・尿が出にくい・便秘など、排尿や排便にも支障をきたします。
症状が軽いうちはお腹に力が入った際に体外に飛び出す程度ですが、重症になると常に飛び出た状態になり、歩行に支障が出たり、下着にこすれて出血したりすることがあります。