ビューティ情報『乳幼児期の早い段階(※1)からのお口のケアが大事!生後6か月~1歳半は大人の口腔細菌叢(※2)に大きく近づく重要な時期』

2022年3月24日 11:00

乳幼児期の早い段階(※1)からのお口のケアが大事!生後6か月~1歳半は大人の口腔細菌叢(※2)に大きく近づく重要な時期

ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、長年、予防歯科の普及・啓発に繋がる実態調査を行っています。この度、当社研究チームは、乳幼児期の口腔細菌叢を解析し、乳幼児期の早い段階(※1)から大人の口腔細菌叢に近づくことを明らかにしました。なお、本研究の内容は2021年10月9日(土)~11日(月)に開催された第63回歯科基礎医学会学術大会(オンライン配信)にて発表しました。得られた知見は以下の通りです。

◆大人(乳幼児の両親)が共通して保有する口腔細菌の多くは、乳幼児では生後6か月ごろから検出されるようになり、生後1歳半で約75%の細菌が検出された。
◆歯が生え始める生後6か月ごろから1歳半にかけて多様な菌種を保有する乳幼児が増加した。その菌種の中には口臭や歯周病に関連することが知られている菌も含まれていた。
◆以上の結果から、乳幼児期の早い段階(※1)は大人の口腔細菌叢に近づく重要な時期であることがわかった。


(※1) 生後6か月~1歳半
(※2) 口腔環境に生息する細菌の集団。個人の体質・体調や、食生活・生活習慣の影響を受け、固有の集団を形成すると考えられている。腸や皮膚においては、この細菌の集団としての特徴が、生活習慣や疾患と関連していることが明らかにされつつあり、注目を集めている。

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