2023年9月13日 15:00
NTTデータ経営研究所、「メンタルヘルス分野での当事者参画型製品・サービス開発プログラム」を実施
東京大学先端科学技術研究センター熊谷 晋一郎准教授とは、当事者研究の観点から、学術的手法にのっとった当事者の意見や価値観の収集手法、また当事者の参画促進方法などについて連携して取り組む予定です。また、日本医療政策機構(HGPI)メンタルヘルス政策PJTチームからは、これまでの当事者とのネットワーク構築における知見や、本領域の政策提言経験を踏まえ、当事者の体験や生活に基づくプロダクト開発のあり方について連携して取り組む予定です。
4. 令和5年度のスケジュール
令和5年度は、経済産業省が実施してきた認知症分野の先行取組も踏まえ、メンタルヘルス分野(発達障害を含む)において当事者が参画することにより生活・仕事面での具体的な障壁やニーズを顕在化させられる可能性、およびそれに対応する製品・サービスの開発に寄与する可能性を検証することを目的として、以下のとおり当事者参画型開発の実証を通じた調査を行います。
2023年9月 :本プログラムに参加する開発企業を決定
2023年10月~11月 :連携する当事者コミュニティとプログラムの詳細を検討
2023年12月~2024年2月上旬:プログラムを実施し、検証
5. 今後について
当社では、本年度の取り組みの成果を踏まえ、本プログラムに関わる当事者コミュニティや開発企業を増やし、当事者参画型開発の更なる普及を通じた共生社会の実現に寄与してまいります。