保育士の中田馨さんが、外遊びの際にありがちなトラブルについて教えてくれました。秋になると外遊びの機会も増えますよね。外遊びをするときにトラブルなく安心して子どもが遊ぶことができるように、ぜひ一度確認してみてくださいね。こんにちは!保育士の中田馨です。8月が終わり、暑い夏がだんだん秋に変わり始めていますね。涼しくなってくると公園などで外遊びをする機会も増えると思います。今回は、楽しく外遊びをするためにも知っておきたいことをご紹介します。 友だちにケガをさせてしまった場合は?外遊びをしていて、友だちにケガをさせてしまった……なんてこともあるかもしれません。私も息子が小学生のときに2回ほどありました。わざとではなくても、相手にケガをさせてしまったのですから誠意をもって対応します。親子で謝ることは当然のことですが、病院に行く必要があるのかどうか? を確認しましょう。また、帰宅後に何かあってはいけないので、こちらの連絡先を知らせておくとよいでしょう。 息子の場合、相手が急いでいたようで「大丈夫」と言って自転車で走って行ってしまいました。私は不安だったので、その足で念のため交番に行って「もし、こういう方が来たら連絡をください」と事情を話したこともありました。そのときにできる対応をしておくと後悔がないと思いますよ。 小学生が公園にいた場合は?春休みに保育所の子どもたちを連れて公園へ行ったときのこと。私たちが砂遊びをしていると、自転車を走らせていた小学生が滑って真横に転んできて、危機一髪だったことがありました。小学生の子どもたちが公園にいる場合、やはり動きの大きさや遊びが違いますので、お子さんのあそびに少し配慮が必要ですね。 小学生がいる時間帯に公園に行かないという選択肢もありますが、例えば、小学生が鬼ごっこを始めた場合には追いかけっこをして、お子さんの近くを走りまわることもあると思います。小学生にも、小さい子どもが公園で遊んでいることを知らせたいものです。ただ、「危ない!」と注意するだけでは、小学生に伝わりにくいかもしれません。「小さい子が砂遊びしているから、ここで走ると危ないの。少し離れて鬼ごっこしてもらえると嬉しいな」など、危ない理由としてほしいことを伝えれば、子どもたちはルールを作りなおして遊んでくれるはずです! 外遊びは、子どもも大人もリフレッシュできる遊びでもあります。少しのルールと大人の簡単な配慮で、外遊びを楽しんでくださいね。著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年09月08日先輩ママからのアドバイスを参考に、下の子が生まれたときからなるべく長女を優先するように心がけていました。その効果もあってか、長女は弟たちに対して嫉妬したり意地悪をしたりということはありませんでしたが、弟たちの行動範囲が広くなるにつれ、長女の態度が一変……。今回はそんな弟たちに対する長女の変化についてご紹介します。 長女を優先した生活先輩ママから、「下の子が生まれたら上の子をもっとかわいがってあげたほうがいいよ」と聞いていました。そのため、私が双子の男の子を出産し自宅に戻った際、3歳の長女に「お姉ちゃんになったね、おめでとう」とお姉ちゃんになったことをお祝いしてあげました。 その後も保育園から帰宅すると、できるだけ長女との時間を持つように。双子がぐずったときは「おなかすいてるみたいだから、おっぱいあげていい?」と長女に聞き、許可をもらってから双子のお世話をするようにしていました。 弟たちに関心がない長女私が長女を優先するようにしていたためか、双子に対して嫉妬するなどマイナスな感情は抱いていないように見えました。その一方で、弟たちがかわいいという気持ちもあまりないようで、関心を示すことがほとんどありません。 ごくたまに、保育園から帰って双子のほっぺにチュッとすることはあるものの、それだけ……。同年代の子たちでさえ双子を見ると、「かわいい! 抱っこしたい!」と言ってくれるのに、長女の口からは聞いたことがありませんでした。 弟たちにイジワルし始めた長女双子が生後8カ月を過ぎ行動範囲が広くなってくると、長女の弟たちに対する態度に変化が見られるように……。自分が気に入っているおもちゃに触れられたり、自分に近寄ってくるのが嫌なようで、近寄ってくる双子を足で押しのけ始めたのです。 「痛い痛いするんじゃなくて、かわいいってするんだよ」と話しても効果なし。声を荒らげて怒っても逆効果だとわかっていながらも、危ないと感じる場面ではつい大声で「ダメでしょ!」と言ってしまいます。 改善方法をいろいろ調べましたが、良い方法が見つからず……。悩んだ末に長女の行動を動画で撮影し「弟に痛い痛いしてる人は誰?」と長女に見せ、客観的に自分の行動を見られるようにしました。また、「みんなで一緒に遊ぼう」と双子を含めた4人で遊ぶようにしています。試行錯誤しながらも少しずつ改善してきましたが、焦らずに気長に見守っていきたいと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/CHIHIRO著者:山口まなみ
2023年09月05日私は8歳と4歳の娘の母です。義理の両親は県外に住んでいるため、コロナ禍でなかなか顔を見せることができていませんでしたが、2年ぶりに感染対策を万全にした上で会うことに。しかし、自分の子育てを採点されているような気持ちになり、子どものことでハラハラ、モヤモヤしてしまいました。 せっかくのご馳走なのに義母は久々に会うということもあり、帆立やいくらやえびなどの海の幸をたくさん用意してくれていました。私は普段買えないような豪華なおかずに舌鼓を打ったのですが、子どもにとっては食べ慣れぬ食材ばかり。義母がおいしいからとすすめても、いらないと言い切る始末。なんとかひと口食べさせても「ウェーまずっ」と! 義母は「そう。あんまり好きじゃなかったのね」と残念そうでした。 その他にも煮物などを用意してくださっていたのですがあまり食べず、白ご飯ばかり食べていました。子どもたちはお行儀も悪く義母に注意されていましたし、私はせっかくのご馳走を食べたことも忘れるぐらい疲れてしまいました。 「YouTube見たい!」ごはんのあとはみんなでのんびりと団らんしていたのですが、飽きてきた娘たちはYouTubeを見たいと騒ぎ始めました。最初は渋っていたのですが、あまりにもうるさいので見せることに。YouTubeをおそらく初めて見た義母はひと言、「いつもこういうのを見ているの?」。 悪気はなかったのかもしれませんが、私の中では「いつもこんなものばっかり見せているの」に脳内変換され、いたたまれない気持ちになりました。そして、心の中で娘たちに対し「今日は変なコンテンツの動画を選びませんように」と唱えていました。 甘い母だと思われてしまったかもYouTubeも最初は見せないと言っていたのに折れてしまったように、子どもの言いなりになってしまったシーンが他にもありました。例えば、お菓子がもっと食べたいと言われるたびにあげたり、あいさつができなかったことをうやむやにしてしまったり。 私はその場の雰囲気を壊したくなく、止めることも怒ることもしなかったのですが、甘い親だと思われているのではとずっとモヤモヤしていました。「今日は特別なのです!」と言い訳したかったです。 久々の帰省は気をつかい疲れました。自分の子育てを採点されている気持ちになり、子どもたちが注意されているのを見ると、自分にも言われているように感じました。義両親にはそのような思いはなかったかもしれませんが、今思うと私は良い母だと思われようと必死だったのです。今後は帰省の機会も増えていくと思うので、気張らないでいられるようにしたいです。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/まっふ 著者:小川恵子8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年08月25日4歳になる娘は食べたいお菓子が食べられないとき、見たいテレビが見られないとき、手に持っている物を投げたり、電化製品の下に隠して自分の怒りを表現します。やりたくないことを強いられるときは、親の気を逸らすような言動をします。そんな娘と外出した際に起こった、とても恥ずかしい体験をご紹介します。 頭を使って親を困らせる娘娘は気に入らないことが起きると手に持っている物を投げたり、電化製品の下に隠したりして、反抗の意思を表現します。また、自分がやりたくないことを強いられると「おしっこがしたい」と言ってきます。最初は私も「早く行こう!」と言ってトイレに連れて行っていました。 しかし本当はトイレに行きたいのではなく、強いられていることから逃れるために私の関心を逸らせようとする娘の作戦だったのです。 恥ずかしい娘の行動そんな娘と新型コロナウイルスのPCR検査を受けに行ったときのことです。私は娘を抱っこして検査待ちの行列に並んでいました。しかし抱っこし続けていた私の腕が限界になったため、「ちょっと休憩させて」と娘に言い、嫌がられましたが無理やり降ろしました。 その間、携帯に届いたメッセージを少し確認し顔を上げると、なぜか一緒に並んでいる人たちの視線がこちらを向いていました。不思議に思って視線の先を追うと、そこにはパンツと肌着姿になった娘がいたのです。 娘の新たな作戦に負けた私娘は抱っこから降ろされたのが気に食わなかったのでしょう。その怒りを表現するために、服を脱ぐという作戦に出たことに私は驚きでいっぱい。パンツに手をかけ、今にもパンツを下ろそうとする娘の手を止め、急いで服を着せました。 たくさんの人が見ている中、恥ずかしさでいっぱいになった私は怒ることも忘れて「ごめんね、嫌だったね」と言い、すぐに娘を抱きかかえました。服を脱ぐと親が焦って嫌がるということをどこで学んだのか、娘の作戦にまんまと負けてしまった私です。 それ以来、自宅でも嫌なことがあると服を脱ぐようになった娘。私たち親が動揺を見せたら娘の思う壺だと思ったので、自宅で服を脱ぐときは「風邪をひくよ」と声掛けをするだけにしています。しかし、外出先で脱ぎ出したらそれだけでは済みません。「外出先で服を脱ぐと効果がある」ということに娘が気づかないことを祈っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2023年08月23日これは、娘が4歳のときのお話です。娘と同じクラスの男の子Aくんのママと仲良くなりました。家が近く迎えの時間も同じだったので、自然と一緒に毎日帰るように。Aくん親子と休日に遊んだとき違和感を覚えた出来事と、その後の付き合い方にどう影響したかをお話しします。 Aくんのママは節約ママ?同じ保育園に通う、娘と同年齢のAくんという男の子がいました。家が近く、お迎えの時間もかぶることが多かったので、よく一緒に帰るうちにAくんのママとも仲良くなっていきました。ある日、いつものようにAくんのママと保育園から一緒に帰っているときに子どもの洋服の話に。 Aくんのママは、「基本全部おさがり。保育園帽子も。キャラクターものなんて高いだけだから絶対買わないけど、唯一サンタさんのプレゼントとしてあげてる。お菓子も基本的に自分のしか買わない」と言っていて、節約しているのかなぁ……という、印象でした。 他の子のジュースを横取りするAくん保育園が休みの日に、娘とAくん、同じクラスの男の子とそのママたちで昼食を持参して遊ぶことになりました。お昼の時間になり、Aくんは早々に食べ終わり「足りない! 」と言いましたが、Aくんのママは「これでいいって言ったのAなんだから、買わないよ」と言いました。 公園の向かいにはコンビニもあったのですが、Aくんが他の子のサンドイッチを「これ食べる~」と勝手に手を付け出しても、Aくんのママは「ありがとうって言った? 」と言うだけ。 お昼ごはんを食べ終わり、みんなで遊び始めたときにAくんが「ママ、水筒のお茶なくなった! ジュース欲しい! 」と言っても、Aくんのママの返事は「公園の水飲んでな! 」と言い、それ自体は理解できるのですが、Aくんが他の子のジュースを勝手に飲んでいても知らんぷりなのです。 その後、Aくんのママとの付き合いは?Aくん親子とファミレスに行ったとき、娘はチョコペンでパンケーキに絵を描くタイプのお子様セットを頼み、Aくんはオムライスのお子様セットを頼みました。それぞれ注文した物がテーブルにきて、娘はチョコペンで1枚のパンケーキに顔を描き食べていました。するとAくんが娘のチョコペンに直接口をつけて吸ってしまいました。そのときもAくんのママは苦笑いをするだけで止めようとはしませんでした。 せっかくの楽しい遊びの場でも、また同じようなことが起きるとモヤモヤするので私はAくん親子とは休みの日に遊んだりするのはやめることに。Aくんのママとは保育園の帰りに会うママ友という付き合い方が私にとってはちょうどよかったです。 他のママがAくんのママに対してどう感じていたかはわかりませんが、私はAくんが他の子のジュースや昼食を横取りしても、知らんぷりというAくんのママの態度にずっとモヤモヤ……。それからAくん親子と休みの日に遊ぶことはなくなりました。保育園から一緒に帰る、帰り道で話をするのは楽しかったので、卒園までAくんのママとの付き合いは続きました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ著者:吉川 みきな14歳女の子と4歳男の子、0歳の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。
2023年08月22日私の父親は、気に入らないことがあるとすぐに怒鳴り散らしたり暴力をふるったりする人でした。特に子どもに求める学力のレベルが高く、勉強が原因で叩かれることが当たり前の家庭で育ちました。自分が親になってみて、反面教師にしようと思うことがたくさんあります。 年齢以上のレベルを求める父父自身は家庭の事情でレベルの高い学校に通うことができなかったため、子どもである私と弟に過剰な期待をかけていたようです。 5歳になってひらがなが読めるようになると、新聞を毎日読み上げさせられるようになりました。大人が読む物ですから、もちろん漢字にふりがなはふっていません。漢字の読み方がわからないと1度は教えてくれますが、2度目に同じ漢字が読めないと頬を平手打ちです。小学校4年生くらいまで続いたと思います。つらくて泣きながら読みました。 弟への罪悪感私は女の子だったので、まだ手加減していたようです。男の子には容赦がなく、2歳下の弟は私よりも高い学力レベルを要求され、さらにひどい暴力をふるわれていました。恐ろしいのはそれが当たり前になってしまっていたことです。 私は進学し、弟よりも先に家を出ました。私がいなくなった家では、父のターゲットは弟ひとり。どんなにつらい目にあったことだろうと思います。しかし、当時の私は進学できた安心感と家を出られるうれしさで、弟のことなど考えていませんでした。その罪悪感は、今でも持ち続けています。 母親との喧嘩がつらい一方、母は子どもに声を荒げたことがなく、とてもやさしい人でした。父と母の立場は対等だったようで、父は子どもには日常的に手を上げましたが、母を叩いているところは見たことがありません。母はよく父と大きな声で口喧嘩をしていましたが、それでも子どもへの暴力を止めることはできませんでした。慣れてしまっていたのだと思います。 子どもの私は、両親の喧嘩が嫌でたまりませんでした。2人は「親の責任」を果たすために、ののしり合いながらも一緒に生活し、弟が成人したあとに離婚しました。子どものせいにしないで、自分たちの責任でさっさと別れたらよかったのにと思います。 親ですから尊敬できる部分もあります。しかし、しつけと称して暴力をふるったこと、子どもへの過剰な期待、毎日のように起こる夫婦喧嘩という点に関しては、確実に毒親だったと思います。私は子育てに関して、何があっても絶対に暴力をふるわないこと、子どもの前で夫婦喧嘩をしないことの2つだけは、絶対に守ろうと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ著者:武田沙季子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年08月19日娘のトイトレがまったく進まず焦る日々。補助便座や踏み台を購入し、自分なりにトイトレを進めるものの「おむつがいい」と言い張る娘に、私も半ばあきらめモード。しかし、保育園ではトイレの成功回数が増え、昼間は布パンツのみで過ごせる日も増えるように。先生からは「布の下着で大丈夫!」と言ってもらえますが、自宅ではおむつ生活が続いていました。ある日、おむつで帰宅しているはずの娘が「トイレに行きたい」と言い出して……。 トイトレが進まない…とママだけが焦る日々 もうすぐ3歳になる娘のトイトレが進まず焦る日々。自宅では試行錯誤していましたが「おむつがいい」と言われまったく進みませんでした。一方、保育園ではトイレの成功回数が増え、日中は布パンツで過ごせる日も増えるように。しかし、保育園を1歩出ればおむつ生活に逆戻り……。おしっこが出たことを教えてくれることもなく「お姉さんパンツはく?」と聞いても「はかなーい!」とのこと。やっぱり家でのトイトレはまだ無理なのかな……ともやもやしながら過ごします。 ある日の保育園後、夕飯を食べにお出かけをしていたら、娘が突然「おしっこしたい」と言い出したのです。私は、おむつなのになんでそんなことを言うのだろう?と思い「していいよ」と答えます。しかし、首を横に振る娘。よくよく聞くとトイレでおしっこしたいという意味のよう。トイレへ行きズボンをおろすと、娘はなんと布パンツをはいていました。先生は、娘がトイトレできていると思い布パンツをはかせていたようです。保育園を出発してから約2時間、布パンツをはいていることをきちんと理解し、私に「トイレへ行きたい」と教えてくれた娘の成長にただただ感動。トイレでおしっこができた娘をぎゅっと抱きしめて褒めました。すると娘は照れながら「今日はお姉さんパンツだったの~」とひと言。 翌日、先生に聞いてみたら、布パンツは先生が間違えてはかせていたことが判明! しかし、その日をきっかけに娘は自信がついたのか、自分から布パンツを持ってくるようになりました。今も自宅ではおむつでいることが多い娘ですが、娘なりにゆっくりと成長して頑張っていると思うことで心の余裕が生まれています。 作画/Pappayappa著者:藤田わか奈
2023年08月19日現在3歳の息子の教育係は、もっぱら4歳年上の娘です。息子に対し甘過ぎるともとれる対応をしている私に代わって、毎日ビシバシと厳しい言葉をかけているのですが、その正論だらけでおもしろい弟教育の様子をお伝えします。4歳差でも不平等は納得できない娘息子が生まれてからずっと、姉弟間の不平等に敏感な娘。4歳年が離れていても、弟と自分に同じ対応をすることを私に強く望んできます。しかし実際は、第1子の娘には厳しく、下の子である息子にはつい甘くなってしまうのです……。 例えば食事中、娘には「好きなおかずのおかわりは、出された料理をすべて食べてから」と言っています。しかし好き嫌いが多い息子にそれは難しく、嫌いなおかずを一口食べれば、あとは残して好きなおかずのおかわりができることになっていたりします。 自覚はあるものの下の子に甘くなる理由こういった日常のささいな不平等について、幼いころはひたすら「対応が違う」「○○くん(弟)もできてないよ」と、その都度私に訴えてきた娘。しかし、4歳も差があると当然、成長にも差があり、同じ基準で育てるのは難しいのです。 振り返ってみても、娘が今の息子と同じ年だったころには、もっと厳しく叱っていたなと対応の違いを自覚している私。 私自身、子育て経験が長くなったことで寛容になった部分があったり、単純に2人の子育てが忙しく、以前ほど叱ることに時間と労力を費やしたくなかったりという現状があり……。結果、同じ時期を切り取ってみても、息子には甘くなってしまっています。 あるころから娘が自ら弟に説教を!?そして、常に自分と弟への対応の違いを気にしている様子だった娘は、小学校に上がるころから、自分で弟に説教をするようになりました。「ママが言わないなら、私が言ってやる!」と言わんばかりに……。 あるときは、家では野菜を一切受け付けない弟に「野菜を食べないと元気でいられないよ! 病気になりたいの!?」と言っていました。 またあるときは、甘えん坊で何でも「ママやって」と私にすがる弟に、「何でもママにやってもらってると、将来何も自分でできなくなるよ! いつまでもママと一緒に暮らせるわけじゃないのに!」と言ったことも。 オーバーな物言いですが、娘の説教はなかなか当を得ていて、思わず笑ってしまいます。私には甘えてばかりの息子も、姉に言われるとハッとした表情になり、姉の言っていることを一生懸命考えている様子です。 時々ヒートアップして弟を傷つけるようなことも言ってしまう姉ですが、概ね正論を言っており、私が言いたいことを代弁してくれているように感じることもしばしば。息子も私から注意するより聞く耳を持っている様子なので、最近は私も娘のお説教を頼もしく聞いています。ビシッとスパイスの効いたお説教をしてくれる娘の存在は、私にも息子にもありがたいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/森田家著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。
2023年08月07日4人きょうだいの長男は高校生なので部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれます。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!次女はわがまま?長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で現在2歳の次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。 私としては、歳が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕をもって育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ!」と話し出したのです。 次女の性格は…6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがあります。 そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、ぼくがせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたいものを選んだはずなのに、ひと口食べて次女はもういらないと言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違うものが食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか? 」と。 次女は理解できるかな?長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。「まずは、人にやってもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人が嫌な思いをしたら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。 長男は次女が嫌いなわけではないけど、嫌な思いをすることがあるから怒るということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった! 」と言ってくれて、その後は自分の発言に気を付けているように感じます。 長男からすると、私たち夫婦が甘やかしている部分があるからじゃないかと思うようです。その点は私も反省し、まずは次女の態度に気を付けることにしました。次女はまだ自己主張をすることがありますが、その都度、一度話したことを思い出すように声掛けをしています。長男のおかげで家族の中で話すきっかけができてよかったです。これからも家族みんなで、お互いの良いところも悪いところも話し合っていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年08月07日わが家の長男は2歳になるちょっと前に弟が生まれ、現在お兄ちゃん歴1年半の3歳6カ月。お兄ちゃんになって1年半にもなるのに、弟へのいじわるがなかなか直らず悩んでいました。次男を預けて長男との2人時間を作ることもあるのですが、それでもやっぱり変わらず……。ですが、あることのおかげで弟への対応が大幅に改善されたのです。長男と初! 2人だけでプチ旅行を決行!それは長男と2人で1泊2日のプチ旅行でした。4月から幼稚園に入園することが決まった3歳6カ月の長男。幼稚園に入るとなかなか平日に時間がとれないだろうと、長男と2人でプチ旅行を計画したのです。 次男はまだ夜泣きをすることもあるので不安もありましたが、私の母の強いすすめがあって母に次男を預け、決行することができました。コロナ禍ということもあり、観光地などへは行かず公園メインでしたが、私自身も久しぶりのプチ旅行。ドキドキワクワクしながら準備をしたものでした。 旅行中よく長男が口にしていた言葉に感動長男とのプチ旅行は、電車に乗りたいという本人の希望で車ではなく電車で行きました。そこで驚いたのは電車の中で頻繁に次男の心配をしていたこと。「○○くん(次男の名前)、泣いてないかなぁ」「○○くん、一緒に連れてくればよかったねぇ」「○○くん、何して遊んでるかなぁ」などなど。普段一緒にいていつも喧嘩ばかりなのに、次男のことを心配する気持ちがあったことにびっくり。 出発前に私が心配する言葉をよく口にしていたので、まねしているだけかもしれないと思いましたが、弟の心配は旅行中ずっと続きました。長男は次男の分といってお土産なども選んでくれて、私はなんだかとてもうれしい気持ちになりました。 帰宅後、長男のやさしい対応にびっくり!私は、旅行を通じて少しでも弟へのいじわるが減ればいいな……とちょっとだけ期待して帰宅しました。するとその期待どおり、 帰宅してから、長男と次男がとても仲良く遊んでいるのです! 長男は次男に絵本を読んであげたり、お菓子を開けてくれたり……。私は2人をほほえましく見ていました。 長男はあんなに次男に対していじわるをしていたけれど、本当は次男のことが大好きで2日間離れただけでもさみしかったんだなと思いました。次男も2日ぶりにお兄ちゃんと会えてとてもうれしそうでした。旅行を通じてお互いがよりいい方向に成長できたなと実感できました。 旅行から帰宅して1カ月ほどたちますが、いじわるや喧嘩がゼロになったわけではありません。ですが、前よりぐっと回数が減ったような気がします。長男が次男への思いやりの気持ちが増えたのは間違いないです。長男と次男、いつも一緒にいるのが当たり前になっていましたが、お互いが少しだけ離れることも大切なんだなとわかった旅行でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:森下ミメカ3歳男児と1歳男児の母。長男妊娠を機に専業主婦に。2歳差育児の大変さを痛感中。現在、子育てや暮らしについてのブログや体験談を執筆している。
2023年08月05日私は8歳と4歳の娘の母です。長女が幼稚園年中のとき、小学校に入る前に少し泳げるようになっていたほうがいいかなと思い、スイミング教室に通わせることに。ところが長女は泳ぐことがあまり好きではなく、親子にとっての苦難が待ち構えていたのです……。今回はそのときの体験談をお話しします。 お友だちとスイミングを始める長女は水に顔をつけることを嫌がり、「スイミングは習いたくない」と言っていました。しかし、スイミングは全身運動になるし、ある程度は泳げるようになってほしいと思っていたので、いつかは習わせたいと思っていた私。 そんなときに、幼稚園のお友だちがスイミングスクールに通うことになったので、お友だちと一緒であれば始めやすいだろうと思い、長女も入会させることに。 行くのを嫌がるように最初の半年ほどはお友だちと楽しく通えていました。しかし、ある日の進級テストの際、お友だちは合格し長女は不合格となり、2人は別のクラスになってしまいました。そして、そこから長女はスイミングスクールに行き渋るように……。 前日から「明日プールに行きたくない」と言っていたのですが、私は嫌がる長女を半ば強引に連れて行っていました。それでも行けばちゃんと参加していたので叱咤激励し、たまにご褒美を買い与えることでなんとか頑張らせていました。 今度は時間帯も別にそれから半年間は頑張って通っていたのですが、クラスが分かれたお友だちはどんどん級が進んでいき、今度は別の時間帯になってしまいました。今まではロッカールームで一緒に着替えられていたのに、それもできなくなってしまったのです。 ここで長女の心は完全に折れました。「行きたくない」と大泣きし、日によって行けたり行けなかったり……。娘はこの時点でクロールが12m泳げていました。 やめることに娘は「やめたい」と言っていましたが、親子で設定した「クロールを25m泳ぐ」というゴールまであと1歩のところだったので、数カ月間頑張らせたいと思っていました。しかし毎回、行く行かないで揉めるため、親子ともにスイミングの日が来るのが憂うつになっていったのです。 そして、行けないことに対して娘にきつく当たってしまったとき、「習い事はここまでつらい思いをして頑張らせることではない」と気づいたのです。スイミングをやめたあとはお互い気持ちがすごくラクになりました。 「将来困らないように泳げるようになってほしい」「達成感を味わってほしい」という私の気持ちが強すぎて無理をさせたことを反省し、娘にも謝りました。娘はほっとしたような表情を浮かべました。今後は自分の理想を押し付けるのではなく、もう少し娘の思いも尊重してあげたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:小川恵子
2023年08月01日娘が2歳のころ、もぞもぞと股を触っているのを発見。保育士をしている私は、幼児の性器いじりについてある程度認識があったので、しばらく様子を見ていました。しかし、日を追うごとに頻度がエスカレートしてしまって困惑。試行錯誤しながら娘の性器いじりに対応した体験談をお伝えします。 性器をもぞもぞ…突然、股を触ってもぞもぞする行動が始まった娘を見て、最初はお尻がかゆいのかなと思っていましたが、明らかに性器を触って得る感覚に満足している様子でした。特に、寝るときや暇なときにしているのです。私は保育士をしているので幼児の性器いじりは過去に見たこともあって、特段驚かず、あまり言い過ぎないようにしようと思いました。もぞもぞ始めたときは、気を紛らわすために遊びに誘ったり、股が赤くなってしまったときはやさしく「触りすぎると赤くなっちゃうから、あんまり触らないように気をつけようね」と伝えたりしました。 保育園でも性器いじりが…3歳になるころ、保育園の保護者面談で性器いじりについて指摘されました。そのころ、家ではたまに見かける程度だったのですが「保育園でもしてるの!?」と頻度が増えていることにショックを受けました。しかし、先生も「直接は言わず、さりげなく遊びに誘ったり、寝るときは手を握ってあげたりしています」と言ってくれて、私と考え方が一緒だったので安心しました。それから、保育園と二人三脚で様子を見ていくことにしたのです。 娘への関わり方と伝え方を変えると…!暇を持て余すと性器いじりが始まるため、私は娘が満足する関わり方を考えてみました。娘はお手伝いが好きなので、料理や掃除の手伝いをお願いすることに。また、「ママがごはんを作っている間、ぬり絵をして待ってて」など、具体的に遊びを提案してあげました。すると、娘は進んで動くようになったり、自ら遊びたいものを探すようになったりして、暇で性器をいじることが少なくなってきたのです。いじっているのを見かけたときは、少し離れたところから「〇〇ちゃん、ちょっと来てくれる?」と用事をお願いしたり、あまり頻度が多い場合は「ここは大事なところだからあんまり触ったらだめだよ」と理由を伝えたりしたところ、年齢的な成長もあいまってか、だんだんと頻度が減少。小学校に入学する前にはほぼしなくなりました。 ついイライラして強く注意してしまい、私に隠れていじるようになったときには「どうしたらいいの?」と八方ふさがりになった気分に。しかし、一度肩の力を抜いて娘への関わり方を考えたところ、気持ちに余裕が生まれ落ち着いて対応できるようになりました。私の関わり方が適切だったのかはわかりませんが、結果的に功を奏してホッとしました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/さくら著者:坂本ひろ子1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年07月31日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?担任のさい子先生のきつい言葉にショックを受けた幸さん。 お迎えに行った際、怒る気持ちをグッと抑えながら、ちひろちゃんの腹痛の原因はさい子先生の威圧的な態度であると訴えました。 すると、「理由があって指導しているんです。この月齢って自分にとって都合のいいように言うことがありますから」というちひろちゃんを責めるようなことまで言い返してきたのです。 こちらの話を一切聞き入れようとしないさい子先生の姿勢に、幸さんは話す気力をなくてしまい……。 どうなる!?ちひろちゃんの幼稚園生活 さい子先生の厳しい言葉に、言い返す気力すらない幸さんでした。 一方のちひろちゃんは、翌日も登園しました。幼稚園に到着すると「昨日何かありました? ちひろちゃんに何かあったのかなって気になっちゃって」とウワサ好きのママ友に声をかけられます。不快な気分になりながら「給食が苦手で相談してたんです」と足早に仕事場へ向かうことに。 お迎えに行くと、ちひろちゃんは元気そうな様子だったのでひと安心しました。帰宅後、幸さんが「さい子先生は何か言ってなかった?怒ってなかった?」と聞いてみると、ちひろちゃんは「なかった!」と言い、給食も食べられたとそう。 その翌日も「幼稚園楽しかった!」と話してくれ、さい子先生の話題も出なくなったのです。それ以来、トラブルも起きず、1カ月が過ぎました。 ◇ ◇ ◇ ウワサ好きのママ友とはできるだけ、関わりたくないですよね。あらぬウワサを立てられてしまっては、さらに面倒になるだけ。園長先生もさい子先生の味方で、幸さん親子の力にはなってくれなさそうです。親身になって相談に乗ってくれるような人が現れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月19日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?幼稚園を早退したちひろちゃんですが体調も回復したので、翌日はいつも通り登園しました。 ちひろちゃんを送り、担任のさい子先生に「熱もなく、元気で……」と幸さんが言いかけたところ「そうだと思ってました」とさい子先生。 さい子先生いわく、ちひろちゃんは給食の前に必ずおなかが痛いと訴え、量を減らすことがわかると治る、つまり「仮病」を使っていると言うのです。さらに、幸さんと夫との関係がうまくいっていないことに触れ「そういう子ほどウソをつくんですよ。愛情不足の子が多いんですよね」と幸さんを傷つけるような言葉まで飛び出します。 あまりのショックにどう返事をしたのかも覚えていない幸さん。仕事をしていても「愛情不足、仮病、家庭環境の悪さ……」という言葉が頭をよぎり、自分を責めてしまいます。その日、幼稚園にお迎えに行くと……。 それでも先生ですか? 幼稚園にお迎えに行くと、「朝はいろいろと言ってしまいましたが、大丈夫でしたか?」とさい子先生に話しかけられました。 怒る気持ちをグッと抑えながら幸さんは「ゆめちゃんが嘔吐したときに、怒ってひとりで片付けさせたんですよね?」と質問。さらに、そのようなさい子先生の威圧的な態度がちひろちゃんの腹痛の原因だと訴えました。 すると、さい子先生は「ひとりでさせてません。別の先生が手伝いに来てくださっています。わざと吐いたので注意したとお母さんにも伝えています!」と言い返してきたのです。さらに「理由があって指導しているんです。この月齢って自分にとって都合のいいように言うことがありますから」とちひろちゃんを責めるようなことまで言ってきます。 園長先生はさい子先生を信頼しきっており、追いつめられたような気持ちになってしまった幸さんでした。 ◇ ◇ ◇ 教育の知識が長けているとはいえ、子どもたちの扱い方や指導がうまいとは限りません。実際にさい子先生によってちひろちゃんや体調を崩しています。園長先生も経歴だけを見るのではなく、子どもたちとの接し方を見て、判断してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月18日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?幼稚園を早退したちひろちゃんですが、帰宅後に熱を測ると平熱でした。腹痛もすっかり良くなり、いつも通りのちひろちゃん。 さい子先生の様子が気になっていた幸さんは「さい子先生好き?」と聞いてみると、ちひろちゃんは「好き。でも引っ張ったのイヤだった」という本音も話してくれたのです。 園長先生から電話がきたら、無理やり引き離されたことを話そう思った幸さん。しかし、電話はかかってきませんでした。 翌日、幼稚園に到着して、「昨日できなかった分もぎゅうしておくね!」と抱きしめていると、さい子先生が現れ「お時間いいですかー?」と話しかけてきて……。 娘が給食を食べないのはママのせい? 園長先生から電話がこなかったのは、「私が直接話したほうがいいと思ったので」というさい子先生の考えからでした。 「熱もなく、元気で……」と幸さんが言いかけたところで、「そうだと思ってました」とさい子先生。さい子先生によるとちひろちゃんは給食の前に必ずおなかが痛いと訴え、量を減らすことがわかると治る、つまり「仮病」を使っていると言うのです。 続けて、幸さんと夫との関係がうまくいっていないことに触れ「そういう子ほどウソをつくんですよ。愛情不足の子が多いんですよね」と幸さんを傷つけるような言葉まで飛び出します。 先生にどう返事をしたのか覚えていないほど、ショックを受けた幸さん。仕事をしていても「愛情不足、仮病、家庭環境の悪さ……」という言葉が頭をよぎり、自分を責めてしまう幸さんでした。 ◇ ◇ ◇ たっぷり愛情を注いでいるはずなのに、第三者が「愛情不足」と言うのはあまりもひどいですね。保育の知識はあるとはいえ、親子の関係をしっかりと見ていない人に言われたくない言葉です。人の気持ちを考えられない人に大切な子どもを預けるのは不安になってしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月17日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?職場に園長先生から「ちひろちゃんがおなかが痛いと言うので、お迎えに来てもらえますか?」と電話がありました。 急いでお迎えに行くと、電話の内容とは正反対に元気そうなちひろちゃんの姿が。園長先生に居残り給食のことを聞いてみますが、園長先生の回答は「幼稚園は初めてなので、先生方にお任せしています」という頼りないのものでした。 さらに、さい子先生について「保育について県でも有名な先生で、一番しっかりされています。なので安心して大丈夫ですよ!」と言うのです。「担任に状況を確認して電話しますね」という返答をもらい、電話を待っていましたが……。 担任の先生は好き? 帰宅後、ちひろちゃんの熱を測りますが平熱です。腹痛もすっかり良くなり、いつも通りのちひろちゃん。 さい子先生の様子が気になっていた幸さんが「ちひろはさい子先生好き?」と聞いてみると、ちひろちゃんは「うん、好き」と答えました。しかし、「でも引っ張ったのイヤだった」という本音も話してくれたのです。 園長先生から電話がきたら、お見送りの際に、無理やり引き離されたことも話そうと思った幸さん。しかし、電話がかかってくることはありませんでした。 翌日、給食の献立を見て「今日は行けそう!」と言うちひろちゃん。幼稚園に到着して、「昨日できなかった分もぎゅうしておくね!」と抱きしめていると、さい子先生が現れ「お時間いいですかー?」と話しかけてきたのでした。 ◇ ◇ ◇ 腹痛はちひろちゃんのSOSのサインなのかもしれません。園長先生に聞いても、小さなちひろちゃんに聞いても、さい子先生の実態がつかめません。ちひろちゃんの異変の原因が早く判明するといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月15日「子どもの自己肯定感を高めるにはどうしたらいい?」「勉強でもスポーツでも、成功をつかむには自己肯定感が必要不可欠」「能力はあるのにうまくいかないのは自己肯定感が低いせい」ここ数年で、 “自己肯定感” という言葉はすっかり定着しました。とりわけ子育てをしていると、あらゆる場面で「わが子の自己肯定感」について意識せざるをえなくなり、「うちの子の自己肯定感が低いのは、親である私のせいかもしれない」と思い悩む親御さんも増えているようです。そこで今回は、子どもの自己肯定感に直結する「親の自己肯定感」についてじっくり考えていきます。子どもの自己肯定感と親の自己肯定感には相関関係があるみなさんは、「自分は自己肯定感が高い」と思いますか?日本人は欧米人に比べて、その国民性から自己肯定感が低めであることは以前から指摘されています。(参考:我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度))まわりを見渡しても、「いえいえ、私なんて」と謙遜する人や、自己主張をするよりも他人に配慮して遠慮する人のほうが多いのではないでしょうか。しかし、子どもの前で「私なんて……」と言いすぎている人はちょっと注意が必要かもしれません。なぜならば、親の自己肯定感と子どもの自己肯定感は、切っても切り離せない強い力によって結びついているからです。『世界最強の子育てツール SMARTゴール 「全米最優秀女子高生」と母親が実践した目標達成の方法』(祥伝社)の著者・ボーク重子氏は、「おうちのかたが、自分にダメ出しばかりして自分への評価が低いと、同じように子どもを見てしまいますし、さらに子ども自身も自分のダメなところばかりを見てしまい、自己肯定感を低めて」しまうと指摘します。(カギカッコ内引用元:ベネッセ教育情報|親の自己肯定感が低いと子どもはどうなる?ボーク重子さんに聞く!これからの子どもを幸せにする「非認知能力」の育み方~Lesson2自己肯定感)親のネガティブな言動から、知らず知らずのうちに強い影響を受けてしまう子どもたち。医学博士の高橋孝雄氏は、親の自己肯定感の低さが、子どもに影響していく過程を次のように説明しています。たとえば、ママやパパが「私はダメな人間だ」と自己肯定感が低い考え方をしていると、それは言葉に表れ、その言葉を繰り返し吐くことで「ダメな人間」として行動するようになり、それが習慣となり、やがて性格となり、ネガティブな運命を選択するようになる。そのような生き方をしている親に育てられたら、子どもの自己肯定感が低くなってしまうのは、当然といえるのではないでしょうか。(引用元:たまひよ|親の自己肯定感が低いと、子どもにも影響が、まず親から高めることを【小児科医】)親子ともに自己肯定感が低下してしまう――こうなるのには理由があるというわけです。だからこそ、親自身が物事をポジティブにとらえる姿を子どもに見せる必要があります。また、子育てによって自己肯定感がさらに低下するケースも。子育てはうまくいかないことの連続。自分だけに関わることであれば、「まあいいか」「頑張ればうまくいくはず」と前向きに取り組めても、子どものこととなると責任の重さから、「もっとちゃんとしなきゃ」「私ってダメな親だな」とプレッシャーを感じてしまいがちではないでしょうか。医学博士の古荘純一氏は、「すべて否定的にとらえることが続くと、結果として自己肯定感も低くなり、抑うつ度も高くなり、育児困難につながっていく」と注意を促しています。(カギカッコ内引用:たまひよ|「いい親でなければ」と思うほど自己肯定感が低下する…?!子育てにつらさを感じたら【専門家】)決して軽視してはならない「親の自己肯定感」について、さらに深く掘り下げていきましょう。自己肯定感の低い親がやりがちなNG行動5つまず、自己肯定感が低い親がやりがちな「NG行動」をいくつか挙げていきます。以下の行動は、こどもまなび☆ラボインタビューで語られた専門家の意見です。思い当たる項目はありますか?「100点とってすごい!」など、子どもを「条件つき」でほめる(日本アドラー心理学会 正会員・熊野英一氏)子どもをほめるときに、「〇〇くんより上手にできたね」と他人と比べてしまう(幸福学の第一人者・前野隆司氏)遊ぶ友だちや部活動選びといった子ども自身が決めるべきことでも、自分(親)の思い通りになるようにコントロールしてしまう(心理学者・諸富祥彦氏)着る服を毎日用意したり、「忘れ物ない?」「宿題やった?」などしつこく確認したりと、先回りして子どもの世話を焼いてしまう(発達臨床心理学の専門家・井戸ゆかり氏)子どもの前で「ママって本当にダメよね」「パパには無理だよ」など、自分を卑下する言葉を吐く(心理学者・諸富祥彦氏) 【5】の「自分を卑下する言葉」はわかりやすいものですが、【1】~【4】のような行動をとることがなぜ自己肯定感の低さを表すのでしょう。【1】の「子どもを条件つきでほめる」、また【2】の「他人と比べる」のは、そのような評価のされ方こそが正しいと親が思い込んでいるからです。親自身が、ありのままの自分を評価されるよりも、「〇〇だから優れている」という評価をされることで安心しているわけです。つまり、「ありのままの自分じゃ評価されない」という思いがあるから「自己肯定感が低い」ということ。【3】の子どもの生活や身のまわりのことをコントロールしたり、【4】のあれこれ世話を焼いたりしたがるのも、自己肯定感の低さゆえに「(子育てを)完璧にしなければ自分が責められる」「子どもへの評価が私の評価につながってしまう」という不安からだと言えるのです。たとえ無意識でも、上記のような言動を頻繁にしてしまうのであれば、子どもの自己肯定感にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。「そうは言ってもこれが自分の性格だし、いまさら変えることは難しい……」と諦める前に、次の方法を試してみませんか?親自身の自己肯定感を高める方法3つ行動科学専門家の永谷研一氏は、「自己肯定感は親子セットではぐくむもの」と断言しています。もちろん親と子は別の人間ですが、子どものマイナス面ばかりが目につくようなら、それは自分自身も苦手としていることの表れでもあるのです。だからこそ、親が自己肯定感を上げてポジティブな生き方を目指すことで、子どももまた前向きな人生を歩んでいけるはず。(カギカッコ内引用元:AERA dot.|勉強でもスポーツでも大切な「自己肯定感」を高める方法とは)ここでは、親自身の自己肯定感を高めるために、いますぐ取り入れられる方法を3つご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。方法1:現実の出来事をマイナスからプラスにとらえる自己肯定感を高めるために、前出の古荘氏がすすめるのは、認知行動療法の方法でもある「現実を肯定的に受け止める」こと。一度マイナスの思考にはまったら、なかなか抜け出せないのが自己肯定感の低い人ですが、そこで深みにはまるのをやめて、起きた事実だけを確認します。そして事実をゼロとして確認できたら、今度はプラスにとらえられるように変えていきましょう。具体的には、「今日はあまりにも疲れていて、夕飯はレトルトのカレーにしてしまった」という事実があったとします。そこで「おかずも用意できなかった」「レトルトなんて手抜きすぎる」「親として失格」と、どんどんマイナスの方向に進むのではなく、「夕飯にレトルトのカレーを出した」事実だけを認識します。そして大事なのは、「ごはんはちゃんと炊いた」「ゆで卵を添えてあげた」「カレーを食べた後にゼリーをあげたら喜んだ」など、「できなかったこと」ではなく「できたこと」だけを考えましょう。そうすることで、いまの自分を認めて、肯定的に受け止められるようになるそうです。方法2:いま「ある」ことに感謝をする『お母さんの自己肯定感を高める本』(WAVE出版)の著者で、心理学の専門家である松村亜里氏は、「今の自分に『ない』ものではなく、すでに『ある』ものに目を向けて感謝する」ことで、自己肯定感が上がると述べています。それは決して特別なことでなくてもかまいません。「家族が健康でいてくれる」「ごはんを残さず食べてくれる」といった、ごく当たり前のことでも、意識して感謝することで、自己肯定感や自信、さらには幸福感も高まっていくのだそう。もちろん、直接感謝の言葉を口に出して家族に伝えるのが一番効果的ですが、照れや気恥ずかしさから難しいという人もいるでしょう。そこで松村氏が提案しているのが、「3つのいいこと」を毎日書き出す、という方法。「カフェで飲んだコーヒーが美味しかった」「子どもが学校の話をたくさんしてくれた」「庭の花が咲いた」など、ささいなことでいいのです。「いつもいいことがある」と信じていると、脳は自然と「いいこと」に目が向くようになります。この方法は「スリー・グッド・シングス」として知られています。実践レポートとして効果を実感した記事も公開しているので、ぜひ参考にしてくださいね。『寝る前に3つ聞くだけ!1週間で子どもの自己肯定感が上がる“幸福習慣”』方法3:夢中になること・没頭できることを見つけよう最後に提案するのが、親自身が夢中になれることをする、という方法です。みなさんは、「やるべきことをやってからでないと、趣味に時間を費やしてはいけない」と、自分の好きなことを後回しにしていませんか?時間を忘れるほど何かに没頭している状態を、心理学では「フロー体験」とされているようです。『お母さんの自己肯定感を高める本』のなかで松村氏は、幸せな人の共通点として挙げられるのが、「フロー体験が豊富である」と述べています。スポーツ、アート、ハンドメイド、語学レッスンなど、「そういえば昔夢中になって取り組んでいたな」というものは、誰にでもあるはずです。もしくは、興味はあるけど始めるきっかけがなくて諦めていたことはありませんか?自分に自信をつけたい、自己肯定感を上げたい、毎日を前向きに楽しく過ごしたいと思うなら、まずは一歩踏み出しましょう。親が夢中で楽しんでいる姿を子どもに見せることで、その充実感や幸福感は必ず伝播します。それはいずれ、親と子の自己肯定感を上げるカギになるはずです。***「自己肯定感を上げること」は決して目的ではありません。生き生きと充実した毎日を過ごすこと、自分を好きになることが、自己肯定感アップにつながるということを忘れずにいたいですね。(参考)ダイヤモンドオンライン|自己肯定感が高い欧米人と低い日本人、何が違うのか?ベネッセ教育情報|親の自己肯定感が低いと子どもはどうなる?ボーク重子さんに聞く!これからの子どもを幸せにする「非認知能力」の育み方~Lesson2自己肯定感たまひよ|親の自己肯定感が低いと、子どもにも影響が、まず親から高めることを【小児科医】たまひよ|「いい親でなければ」と思うほど自己肯定感が低下する…?!子育てにつらさを感じたら【専門家】AERA dot.|勉強でもスポーツでも大切な「自己肯定感」を高める方法とは『AERA with Kids特別編集自己肯定感を高める本』, 朝日新聞出版.松村亜里(2020),『お母さんの自己肯定感を高める本』, WAVE出版.
2023年07月14日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?ちひろちゃんが幼稚園に行きたがらず、この日は少しだけ遅れて幼稚園に行きました。 さい子先生に「今日はどうされたんですか?」と聞かれ。幸さんは「給食のことが不安みたいなので、また配慮をお願いしたいのですが……」と答ます。しかし、さい子先生から返ってきたのには「また給食ですか!? その件はわかっていますから!」という冷たい言葉。 「ママがいい!」と泣き出すちひろちゃんに、「一緒に頑張れるようにぎゅうしようか!」と幸さんが抱っこを提案。すると、2人の様子を見ていたさい子先生は「泣いててもいいので、早く行ってください!」と無理やりちひろちゃんを引きはがして……。 幼稚園から呼び出しの電話? ちひろちゃんの泣き声が廊下に響き渡りますが、生活費を稼ぐためにグッとこらえてお仕事へ向かった幸さん。ちひろちゃんのことで頭がいっぱいになりながらも働きます。 すると職場に、「ちひろちゃんがおなかが痛いと言うので、お迎えに来てもらえますか?」と園長先生から電話がありました。 急いでお迎えに行くと、電話の内容とは正反対に元気そうなちひろちゃんの姿が。せっかくの機会だ……と思った幸さんは園長先生に、居残り給食のことを切り出しました。しかし、園長先生からは「幼稚園は初めてなので、先生方にお任せしています」と頼りない回答が。 さらに、さい子先生について「保育について県でも有名な先生で、一番しっかりされています。なので安心して大丈夫ですよ!」と言うのです。「担任に状況を確認して電話しますね」という返答をもらったものの、幸さんの不安はさらに大きくなる一方でした。 ◇ ◇ ◇ 保育の知識がいくらあっても、生徒や保護者を不安な気持ちにさせる先生が「良い先生」だとは言えません。ひとまず、ちひろちゃんの元気そうな姿が救いですが、これからの日々が心配でなりません。いくら幼稚園が初めてとはいえ、園長先生にはきちんとさい子先生の人間性を見てほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月13日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「時代錯誤の亭主関白夫。育児をすべて妻になすりつけた結果」を紹介します。パニ子は3カ月前に娘のパニ美を出産したばかり。現在は育休中で、慣れない育児に奮闘しています。でもパニ子には育児以上に頭を悩ませていることがあって……。 男らしい人だと思っていたけれど……「俺は毎日お前たちのために働いてるってのに、メシこれだけ? 家も散らかってるし。1日中家に居るのになにしてたんだよ!!」 赤ちゃんを抱えての家事は難しく、夜間の授乳もあっていつも睡眠不足のパニ子。まずは体調管理からと、パニ美が寝ている隙にできる限り休むようにしています。 そんなパニ子を、夫のハルトは「怠けている」というのです。 子どもはベッドに置いておけば勝手に寝る、放っておいても育つと思っているハルトは、どんなに説明しても子育ての大変さを理解しようとしません。 家事や育児を分担したいと伝えると、「お前、育児をするための休暇中だろ? なんのために休んでるんだよ。文句があるなら俺よりも稼いでから言えよ!」と、常に上から目線。 結婚前は、そんなハルトを“男らしい人”だと思っていたパニ子でしたが、実は時代錯誤の亭主関白男で、気に入らないことがあると怒鳴ることもしばしば……。 子どもが生まれたら変わるかも? と期待するしかありませんでした。 おむつは汚い! 夜泣きはうるさい!しかしハルトは、子どもが生まれてからもすべてにおいて他人事! おむつの交換をしていると「汚い! そんなのトイレでやれ!」と言い、部屋にあるパニ美のおもちゃは邪魔扱いをします。 パニ美の夜泣きにもガチギレ!「うるさくて眠れない!! なんとかしろよ!! 俺、明日も仕事なんだぞ!」と、泣き出すたびに怒鳴るので、パニ美も驚いてしまい余計に泣くという負のループに陥ります。 赤ちゃんが泣くのは当たり前なのに、「こんなにうるさいなら、子どもなんていらなかったな」とまで言い出す始末。 家事と育児に追われて毎日クタクタになっているパニ子を横目に、ソファーでダラダラスマホを触ってばかりです。「2人の子どもなんだから、2人で育てるのが当たり前でしょう?」さすがに我慢の限界に達したパニ子が言うと、わざと大きな足音を立ててどこかへ行ってしまいました。 ハルトとの将来に不安を感じたパニ子。なんとかハルトに親の自覚を持ってもらおうと決意したのですが、そんな思いを打ち砕く出来事が起きるのです。 「俺にうつすなよ」嫁より自分を心配するの!?数日後、朝から体調が優れないパニ子。体温を測ると、39度を超えています。 起き上がることもできず、パニ美のお世話なんてもってのほか。「良い機会かも」と思い、すぐさまハルトに連絡を入れました。 『熱があって起きられない。今日は早く帰って来てパニ美をお願いします』 すると、ハルトからすぐに返信が……。『風邪か? 俺にうつすなよ! うつされたくないからしばらく外泊するわ! 治ったら連絡して』 『じゃあ、パニ美の世話は!?』 『俺に面倒見られるわけないじゃんw それに、どうせパニ美にもうつってるんだろ? ますます帰れないわw』 そしてそれ以降は未読無視! ハルトは自分にとって都合の良い、身の回りの世話をしてくれる召使いが欲しいだけなんだと、パニ子は腹を括ったのです。 時代錯誤な亭主関白夫の末路数日後、パニ子はやっと本調子を取り戻しましたが、ハルトへの連絡はしないまま。 1週間後、しびれを切らしたハルトから連絡が入りました。『そろそろ治ったか? 連絡ぐらいよこせよ!』 パニ子やパニ美を心配する声はありません。パニ子は既読無視。ハルトからは鬼のような着信が入ります。 さすがのしつこさに電話をとったパニ子。ハルトは、待ってましたと言わんばかりに叫びます。 「いい加減にしろよ! 外食続きで体調崩したらお前のせいだぞ! 俺が稼げないと困るのはお前だろう!? 治ったなら、さっさと俺の面倒見ろ!!!」 どこまでも、自己中心的なハルト。家に帰ってもらっても構いませんが、パニ子はすでに引っ越し済み。テーブルの上の離婚届が待っているだけです。 亭主関白を拗らせたような男に、もはや用はありません。離婚はしっかりと成立させ、パニ美と2人の暮らしをスタートさせたパニ子でした。 なんでもパニ子任せにしていたハルトはというと、あっという間に部屋はゴミ屋敷。不規則で高カロリーな食事が祟り、体調を崩したのだとか。自業自得としか言えない結果ですね。 昔は亭主関白な男性が多くいたようですが、令和の今、夫婦や家族の在り方は変化しています。核家族化が進む昨今ではなおさら、夫婦それぞれが主体的な立ち位置に立った子育てをしたいものですね。著者:ライター パニコレ
2023年07月12日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?担任のさい子先生に無理やり居残り給食をさせられて以来、給食に苦手意識を抱いているちひろちゃん。毎日のように献立を見ては、不安そうにしています。 ある朝、ついにちひろちゃんから「今日はお休みしたい」とSOSが……。幸さんは「先生にちひろの気持ちを伝えるし、量を減らしてもらおうね」とやさしく伝え、その日はなんとか幼稚園に向かったのでした。少しだけ遅刻して園に到着すると、そこに待っていたのはさい子先生で……。 ついに見せた鬼先生の本性…! 少しだけ遅れて幼稚園に着くと、すでにハンドベルの練習が始まっていました。 さい子先生に「今日はどうされたんですか?」と聞かれた幸さんは「給食のことが不安みたいなので、また配慮をお願いしたいのですが……」と返答します。しかし、「また給食ですか!? その件はわかっていますから!」と冷たく返されてしまいました。 「ママがいい!」と泣き出すちひろちゃんに、「一緒に頑張れるようにぎゅうしようか!」と幸さんが抱っこを提案。すると、2人の様子を見ていたさい子先生は「泣いててもいいので、早く行ってください!」と無理やりちひろちゃんを引きはがしたのです。さい子先生の強引さに、あっけにとられてしまう幸さんでした。 ◇ ◇ ◇ 自分の教育方針しか眼中にないさい子先生のような人に、子どもを預けるのは不安で仕方ないですよね。子どものトラウマになってしまうような言動は避けてほしいものです。他の先生や園長先生に、さい子先生の異常さが伝わるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年07月11日わが家の子育てお助けツールとしてかかせないYouTube。外出先でのぐずり対策や、家事の間大人しく待っていてほしいときなど、いろいろなシーンで活用させてもらっている必須アイテムです。しかし、ある日息子の検索履歴を見て驚愕してしまったのです……。 息子の検索履歴に驚愕…!現在7歳になる息子は、大のYouTube好き。主に私のスマホを使って視聴させていました。3歳くらいからスマホを貸していたところ、当時はタップとスクロールの操作がなんとかできる程度で、子どものおもちゃ動画などを楽しそうに観ていました。 それが今では検索機能を活用する成長ぶり。小学生になり覚えたてのひらがなで、観たい動画を見つけてくるようになりました。私は子どもの驚くべき成長に、ただ感動していましたが……。 ある日、調べたいことがあった私は、普段あまり使わないYouTubeを開いてみました。そして検索ボックスに文字を打とうとして、驚愕。検索履歴がずらっと表示されており、中には「ぱんつ」「おんなのこのすかーと」などの文字が並んでいたのです。もちろん私が入力したわけでなく、犯人は息子でした。 近ごろスマホを観ながら周りをキョロキョロとしていたのは、検索を気にしていたためだったのか……! 息子がそういうことに興味を持ちだしたことに成長を感じたとともに、複雑な思いを感じました。 夫に相談、とある作戦を決行そんなことがあった夜、昼間の出来事を夫に相談してみました。私はまだそういうことへの興味は早いと考えていたのですが「男の子はそんなもんだ」と夫は爆笑。直接息子へ話をするのはやめたほうがいいと言われ悩んだ末、視聴環境を改める方法を思いつきました。 それはスマホを貸すことをやめ、これからYouTubeはリビングの大きいテレビでのみ観ても良いとルール改定をすること。そして作戦は大成功。他の家族に見られているからなのか、それ以降検索履歴から怪しい言葉を見ることはなくなりました。 性教育としていろいろな知識を得ることは大切だと思いますが、年齢に不相応な情報まで得てしまうことは怖いと感じています。YouTubeがだめ! というわけではありませんが、もっと別のことに興味を向けてもらいたい思いもあります。いつか大きくなってしまう息子。今は子どもの間にしかできない楽しみを見つけてくれることが私の願いです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:岡田ちえこ離婚→再婚を経てステップファミリーとなったポジティブママ。「ゆるく・楽しく」をモットーに7歳、0歳の息子と共に過ごす日々のなかで感じたことをお伝えしていきます。
2023年07月02日4歳の娘はお友だちと遊ぶのが大好きです。よく幼稚園のお友だちと集まって公園で遊ぶのですが、そこでは娘も含め子どもがNG行動をしてしまうこともあります。お友だちがNGなことをしてしまったとき、親がどのような対応をするのが良いか、私の中で正解と思える対応に出合った体験談です。 「大丈夫よー」でいいの?娘がよく遊ぶお友だちの中には、やんちゃな男の子Yくんがいます。Yくんは私など他のママを叩いたり、石を投げたり、勝手にかばんの中身を出したりと、NG行動をしばしばします。Yくんママはいつもきちんと叱るのですが、同じく一緒に遊ぶAくんママはいつも「大丈夫、大丈夫」「平気だよー」とYくんに笑顔で言います。 Aくんママはやさしさで言っているのだと思いますが、NG行動に対して「大丈夫」と言うのが、本当に正解なのだろうか?といつも思っていました。 Bちゃんママのケースそんなとき、時々公園遊びに参加するBちゃんママにYくんが石を投げました。Bちゃんママは妊娠中。そこそこ大きな石を投げたので、私はひやっとしてしまいました。いつも通りYくんママはYくんを叱ります。するとBちゃんママは「ひどい! Yくん! Bちゃんママ怖かったよ!」と泣くフリをし始めました。 それにYくんママも乗っかり、「大変! Bちゃんママが泣いちゃった! どうしよう」と続けていました。するとそれまでニヤニヤしていたYくんは真顔になり、ママに言われずとも「ごめんね」とBちゃんママに謝ったのです。 私的には正解私は今まで「やめようねー」「やられたら嫌だよ」と当たりさわりのない言葉をかけていました。けれどあまりYくんに響いている感じがなく、「まあ自分の子じゃないし、あんまりしつけに踏み込むのもな……」と思って、Yくんママが叱るのを待っていたところがあります。 そんなときにYくんにヒットしたBちゃんママの対応。やられた側の気持ちをきちんと言葉にすることで、Yくんにきちんと向き合っている感じもあり、Yくんのケースでは私的にBちゃんママの対応が正解かなと感じました。 その後YくんのNG行動が減ったかというと、そうでもありません。けれど、Yくんが何か感じられたかなと思える出来事だったので、Yくんのためにも「大丈夫だよ」ではなくBちゃんママのような対応を続けていこうかなと思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/星田つまみ著者:山口花
2023年07月02日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「育児の知識ゼロ夫が全て妻に押し付けてきた」を紹介します。パニ子は28歳の兼業主婦。2歳の息子リクと夫シンゴと3人暮らしです。リクはイヤイヤ期真っ最中で、毎日本当に大変! 朝ごはんを食べたがらないリクをなだめ、保育園に送るパニ子ですが、シンゴは「子育ては母親の仕事」と言って、全く育児をしないのです。 イヤイヤ期の息子と、無理解の夫パニ子は毎朝5時起きで仕事に家事に奮闘していますが、息子のイヤイヤに対応していると仕事が遅刻ギリギリに。夜もリクが「あっち行って! ママキライ!」と大泣きし続けるため、ご近所から苦情が来る始末。 パニ子が「もう限界……」とつぶやいた時、シンゴが帰宅。「イヤイヤ期の子どもには共感が大切なんだよ」と言うので見本を見せてもらったところ、さらにギャン泣き! しかし、「お前が下手なだけじゃん? もっと効率的に子育てしないと」と責めてきます。そればかりか、「俺は、パニ子が早く立派な母親になって欲しくてあえて助けないの!」と自分が家事育児をしないことを正当化。 限界にきたパニ子はリクと一緒に家を飛び出し、実家に逃げ込みました。 実母のあたたかい言葉に決心パニ子の母は「子どもはね、この人になら甘えられるって人にイヤイヤするものだよ。つまり、パ二子は100点満点の母親ってことさ」「あんたも気持ちがついてかないんだろう? それはリクと真剣に向き合っている証拠」と、リクもパニ子も成長するために頑張っていると慰めてくれました。 パニ子は母の助けを借りながら過ごすうちに、とある決心をします。 実家に迎えにきた夫に、離婚届をつきつけて3日後、シンゴが実家にやって来たものの、その理由は家事をしてくれる人がいなくなったから。「早く帰ってこいよ! 家のなかが大変なことになっているぞ!」と家事はパニ子がやるものだと思っている様子。パニ子はシンゴに対し、家事育児を全くせず、限界まで頑張る妻に育児を押し付け、的外れなことばかり言ってくる夫は嫌だと伝えます。そして離婚届を差し出しました。 もちろんシンゴは離婚を拒否しますが、パニ美の母に説教されてしぶしぶ承諾。その後、パニ子とリクは実家で新たな生活を始めました。心の余裕を持てたことで、子育てにも少し余裕が出てきているようです。 子育てに正解はなく悩みはつきもの。一人で抱え込まず適度に周囲に頼りながら、一緒に成長していきましょう。著者:ライター パニコレ
2023年07月01日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?さい子先生のあじさい組は、小学校入学に向けた集団行動の練習のために、いつもより早めに登園することになりました。 登園したちひろちゃんがうれしそうに走って向かった先は、子どもたちから人気のあかね先生です。そんなちひろちゃんを見たさい子先生は「あじさい組はこっちでしょ! 」と気に入らない様子で言いました。 その日の夜、幸さんがちひろちゃんに何をして遊んだのか聞くと、「遊んでない」と驚きの答えが。ずっとハンドベルの練習をしていたと言い……。 娘の様子が明らかにおかしい…! 1カ月以上先の七夕会に向けて、1日中ハンドベルの練習をしていたことに、違和感を覚える幸さんでした。 話を変えて、給食についてちひろちゃんに聞いてみると「ゆめちゃんがオエってしてた。さい子先生が怒って、自分で拭きなさいって」と衝撃発言が飛び出します。さい子先生は吐いてしまった同級生のゆめちゃんに、あまりにもひどすぎる対応をしていたのです。「ちーちゃんもオエってなったらどうしよう……」と心配するちひろちゃんを、抱きしめることしかできない幸さんでした。 毎日、不安そうに献立を見るちひろちゃんですが、ついに翌朝「今日はお休みしたい」とSOSが出たのです。幸さんは「先生にちひろの気持ちを伝えるし、量を減らしてもらおうね」とやさしく伝え、その日はなんとか幼稚園に向かったのでした。 ◇ ◇ ◇ ついにちひろちゃんに異変が現れてしまいました。同級生のつらそうな現場を見てしまったら、自分も同じことをされるのではないかと不安になってしまいますよね。幼い子どもの小さな異変に気づいてあげたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月30日娘が幼稚園の年長さんのときの話です。ある日、めずらしく幼稚園の担任の先生から電話がかかってきました。話を聞くと、クラスの友だちと揉めて娘が泣いてしまったとのこと。相手は先生から注意を受けることの多いやんちゃな男の子。「いつもすみません」という感じの電話でした。しかし電話のあとで娘に喧嘩の詳細を聞いてみると、予想もしない答えが返ってきたのです……! 「帰宅後大丈夫でしたか?」先生からの電話は、娘がお友だちと揉めたときに泣いてしまったので「帰宅後大丈夫でしたか」という娘のことを心配してくれている内容でした。 電話が終わり、私が娘に今日のことについて尋ねると、娘が自信満々に「Aくんに、ぜったいにゆるさない!っていったんだ」と言ったのです。想像していた内容とはずいぶん違う返答に驚きながら、そこで私ははっとしました……。 私は娘に「喧嘩して相手がごめんねと言ってくれたあとに、どうしても許せないことがあったら、『嫌だったよ』とか、『もうしないでね』とか自分の気持ちを伝えたっていいんだよ」と教えたことがありました。私は、娘が「ぜったいにゆるさない」という言葉を選んだのはこの話をしたからだと思ったのです。 さらに娘に話を聞くと、相手の男の子が何度も何度も「ごめんね」と謝ってくれて、最後は男の子が泣きそうだったと話してくれました。 そこで私は娘に、「ごめんね」って言ってくれたら嫌だったことは伝えて許してあげようねと言い聞かせました。 そしてそのあとすぐに担任の先生に電話をして、相手の男の子が何度も謝ってくれていたことを伝えました。幼稚園の参観日などでその子が騒いでしょっちゅう先生に注意されている様子を思い出し、あんなふうにまた先生に怒られてしまったのかな、と申し訳ない気持ちになったからです。泣きそうな顔で何度も謝ってくれた男の子の姿を想像して、私が娘の代わりに「こちらもごめんね」と伝えたい気持ちでいっぱいになった出来事でした。また、娘の成長を見守りつつ、お友だちに言っていいこととよくないことを少しずつ伝えていきたいなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:河原りさ4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。
2023年06月29日スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「最低な夫と不倫女に義母が罰を与えた結果」を紹介します。パニ子は結婚3年目の専業主婦。夫のアキラと結婚し、今は義母と同居しています。義母は車椅子生活で介護が必要なのですが、大好きな義母のためなら苦に感じることはありません。一方、アキラはというと……。 大好きな義母と横暴な夫嫁姑問題なんていうけれど、やさしい義母との同居はパニ子にとって楽しい日々。でもアキラはというと、いつもイライラしてばかり。連日連夜飲みに出掛けるように……。 「頻繁に飲み歩くのはやめなさいって!」見かねた義母が注意するも、「偉そうに! 誰の稼ぎで毎日飯食えてると思ってんだ!」と暴言を吐く始末。 大好きな義母を傷つけるなんて許せない!「お義母さんになんてこというの!? これからあなたの分の家事はやらないわよ!?」といっても「じゃあ、俺はこれから家に金をいれてやらない! いいのかw」と横暴な態度。 義母は申し訳なさそうにパニ子を見つめます。 「お義母さんは悪くないのに……」パニ子は胸が苦しくなりました。 「離婚して」義母を置いて家を出る夫「あのさ、俺と離婚して。実は、彼女に子どもができたんだ!!」アキラの突然の申し出に固まるパニ子と義母。 「母さんはお前が面倒を見てほしい。育児だけで大変だろうから、介護までは無理だ!」とアキラは続けます。 「なんて無責任な男なのだろう……」 義母の介護を続けるのは良いのですが、実の息子にこんな扱いをされた義母の気持ちを考えると、パニ子は悲しくなってしまいました。 「お前といくら話しても埒があかない! 俺はもう出て行くから、母さんのことは頼んだ!」そういってアキラは玄関に向かいます。 「なんだよこの車椅子! 邪魔だなぁ!」去り際には、義母の車椅子を蹴り飛ばし出て行ったのでした。 次の瞬間。「やっといなくなったぁあ!」とベッドから起き上がる義母。 アキラの話を聞いて、さぞ悲しんだと思いきや、「パニ子さん。ここからが私たちの腕の見せ所よ!」と楽しそう? 浮気相手襲来! 義母が準備していたのは……数日後、義母とお茶を飲んでいるとインターホンが鳴りました。 モニターを見ると、アキラと浮気相手のミサコの姿。恨めしそうな顔で睨みつけています。 「お前いったいどういうつもりだ!」とアキラ。 「あなたたちが不倫している証拠写真が会社に届いた件かしら〜? 私が送ったのよ!」 横暴な態度をとるアキラを見て浮気を疑った義母は、こっそり身辺調査を依頼したそう。パニ子に迷惑をかけないよう、浮気の証拠を集めていたのでした。 「車椅子の母さんがそんなことできるわけがない!」車椅子の義母を舐め切っているアキラ。 「お義母さんのこと本当に知らないのね。車椅子でもなんでもできるのよ! 協力してくれるお友だちだってたくさんいるんだから」 「車椅子なんて無理!」去っていく不倫相手「アキラ、どういうことなの!?」アキラの横に立っていたミサコは、みるみるうちに青ざめていきます。 「私、アキラのお母さんが車椅子だなんて知らなかったんだけど! 無理無理無理! 介護なんて無理だから」 そう言い残して、去っていきました。 ちなみに、妊娠は嘘。不倫がバレた2人は、会社をクビになりました。パニ子はというと、義母の集めた証拠のおかげでガッツリと慰謝料をとることに成功したのでした。 アキラは最低な夫でしたが、最高の義母に出会えたパニ子。アキラとは離婚しましたが、義母とはこれからも仲良くしたいと思うのでした。 一番の味方は義母だった今回のお話。よく耳にする義母とのトラブルでなく、義母に助けられた話は、ほんわかと心が温かくなりますね。著者:ライター パニコレ
2023年06月27日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?「ママが給食の量を減らしてくださいって言うからね!」とちひろちゃんと約束した幸さん。送迎の際に担任のさい子先生に話しかけようとします。すると、すでに他のお母さんがさい子先生と話していました。 そのお母さんから聞こえてきたのは「子どものごはんに猫の餌って言い方は、なんなんですか!」という衝撃の言葉。お母さんもさい子先生もかなり怒っているようで、周囲にいたお母さんたちもびっくり。 さい子先生に「小学校で笑われないように、子どもたちに食事のマナーを指導している」と言われたお母さんは言い返すことができません。 さい子先生に萎縮してしまった幸さんは、ちひろちゃんの給食について話せるのでしょうか……? 先生の圧がすごい 幸さんがちひろちゃんの給食の量について切り出した瞬間、「調整してますよ!」とすかさず返答するさい子先生。自分の意見が正しく、曲げるつもりのない態度に違和感を覚えます。 「何時何分に何をしていたか知りたいんですか? それは難しいです」と、まるで幸さんをモンスターペアレントに仕立て上げようする話し方に、何も言い返せない幸さんでした。 ただただ「今日は食べられたかな……」と心配することしかできない幸さんに、他のお母さんが話しかけてきました。そのお母さんも幸さんと同様にさい子先生の給食に関する指導が気になるとのこと。 2人はさい子先生の子どもたちへの接し方に、疑問を持ち始めるのでした。 ◇ ◇ ◇ 自分の意見を押し付けようとするさい子先生に、大切な子どもを預けるのは不安だと思います。さい子先生の恐ろしい部分がこれ以上現れないことを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月26日親の目が届かない場所で、自分の子どもがどのように振る舞っているのか気にならない人はいないでしょう。家ではわがまま放題なのに、先生から「いつもいい子にしていますよ」などと言われてしまうと、わが子ながら「本当に!?」と疑ってしまいますよね。逆に、家ではいい子なのに、園ではトラブルばかりで頭を悩ませている親御さんもいるのではないでしょうか。大人でも子どもでも、家のなかで家族に見せる顔と、学校や会社で他人に見せる顔は違うものです。今回は、「家ではわがまま・外ではいい子」パターンと、「家ではいい子・外ではわがまま」パターンについて、その特徴や原因を考えていきます。「外ではよい子、家ではわがままな子」は心が満たされている家にいるわが子は、ダラダラしていたり騒がしかったりと、わがままでだらしない姿が目につきます。「うちの子、外でもこんな調子だったらどうしよう……」「まわりの子に迷惑かけていないかな……」と不安が募りますが、先生やほかの保護者からは「〇〇くん、とっても優しくて人気者ですよ」「△△ちゃん、しっかり者でお友だちから頼りにされていますよ」と意外な評価が――。親としては戸惑いますが、このような「外ではいい子」なのに「家ではだらしない・わがまま」なケースはまったく問題ありません。玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友氏によると、「子どもにとって園は『社会』」であり、「家に帰ってくるころには、とても疲れている」「家がほっとできる場所だからこそ、甘えが出てくる」のだそう。(カギカッコ内引用元:すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?)また『1人でできる子が育つ 「テキトー母さん」のすすめ』(日本実業出版社)の著者・立石美津子氏も同様に、友だちにおもちゃを取られたり、給食で嫌いな食べ物が出てきたりと、集団生活はストレスがたまるとし、「そのストレスを発散してママにわがままを言って日中の緊張感を取り去る休息の時間が必要」だと述べています。ストレスを吐き出す場所があるからこそ、外では落ち着いていられるのでしょう。(カギカッコ内引用元:exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?)そしてこのような子どもは、家で親にしっかり話を聞いてもらっていて心が満たされているので、「園では園の楽しいことをしたいと思っている」と述べるのは、『わが子が幸せになるために必要な3つの力』(幻冬舎)の著者で、幼稚園の理事長を務める山﨑拓史氏です。山﨑氏によると、家でたっぷりと気持ちを受け止めてもらっている子は、「一歩外に出たときに、生き生きと活動できる」ので、「園では余計なアピールをしません」とのこと。(カギカッコ内引用元:幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点)わざと悪いことをして大人の気を引いてみたり、先生をひとりじめしようとしたり……そんな “余計なアピール” をする子どもを見かけたことはありませんか?どうやら、家でどのように親と関わり合うかによって、心の余裕に大きな違いが生まれるようです。次項では、「外ではよい子、家ではわがままな子」の逆パターン、「家ではいい子」について考えてみます。超危険!「家だけいい子」の特徴とその原因注意すべきは “家ではいい子なのに外では……” というケース。たとえば、次のような子です。保育士や先生の関心をひとりじめしようとするわざと先生や友だちを困らせるようなことをする大人が見ていないことを確認してから友だちに意地悪をする思い通りにならないとすねて、絶対に自分の主張を曲げない人気者や大人からほめられる子への嫉妬が強く、攻撃的 立石氏によると、保護者に上記のような状況を伝えると、ほとんどの親御さんが驚きの表情を浮かべるのだそう。それだけではなく、「家では一切そんなことはしないです。周りのお友達が○○ちゃん(=自分の子ども)に何か嫌なことしたからでは?しっかり見ていて頂けますか」と反論されてしまうことも多いのだとか。(カギカッコ内引用元:exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?)なぜこのように、家と外で別人のようになってしまう子がいるのでしょう?原因1:親のしつけが厳しすぎる立石氏は、親がしつけに一生懸命になるほど、子どもは “唯一の甘え場所” を失って、家庭内で自由に感情を発散できなくなってしまい、そのストレスを外で発散してしまうと注意を促しています。しっかり育てなければ……というプレッシャーから、わが子を管理しすぎている親御さんは要注意です。家庭教育アドバイザーの柳川由紀氏も、「嫌がることをする、繰り返し困らせるいたずらをする、という場合、その子どもは望んだことを満たされずに育ってきた可能性」があると指摘しています。親のしつけが厳しすぎて、子どもの欲求が日常的に押さえつけられている場合、幼ければ幼いほど、ほかの大人に甘えるようになるそうです。(カギカッコ内引用元:MAG2NEWS|家ではいい子、外では攻撃的。いたずらな子どもにある「不満」とは?)そんなやり場のないつらい気持ちを、親の目の届かない園や学校で発散し、衝動的に暴れてしまうことも。明治大学教授で臨床心理士の諸富祥彦氏は、著書『「プチ虐待」の心理』(青春出版社)のなかで「厳しすぎる親に育てられた子どもは、親のことを心底恐れ、家では常に緊張を強いられるため、『家ではいい子』として生活している」と述べています。そして彼らは、「いい子じゃない姿」を保護者に知られることをとても恐れているのです。原因2:親に十分手をかけてもらっていない児童精神科医の故・佐々木正美氏は、「親に十分に愛され、たくさんの手をかけてもらっている子どもは自信があるため、外でしっかりと振る舞える」のに対し、「家で十分手をかけてもらっていない子どもは、外ではいい子になれず、他人に手をかけさせることになってしまう」と、著書『子どもが喜ぶことだけすればいい』(ポプラ社)で述べています。みなさんのまわりにも、やけに大人にばかりかまってほしがる子はいませんか?前出の山﨑氏が数名の職員に「家だけいい子」についての話を聞いたところ、「(家で)YouTubeをたくさん観ているようだ」という共通点がありました。なかには、食事中おろか入浴中にまで動画を観せているという家庭も……。その子たちは、「聞いて聞いて!」と保育士をひとりじめしては、YouTubeの話ばかりするとのこと。そして親たちは「家ではおとなしい子なのに……」と一様に驚くのだそう。山﨑氏はその原因を「親との会話が少ないから」と分析しています。親の前で聞き分けが良いのではなく、親との会話が圧倒的に少ないために、自宅でのトラブルが少ないというのが本当のところでしょう。(中略)友達とケンカして嫌だった気持ち、先生に褒められて嬉しかった気持ち、それらを誰にも受け止めてもらえていないから、園で気持ちを爆発させてしまうのです。(引用元:幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点)YouTubeに限らず、スマートフォンを渡して子どもをおとなしくさせる「スマホ・ネグレクト」が、「家ではいい子・外ではわがまま」の原因になっていると、諸富氏も指摘しています。親に長く無視され続けると、本来育むべき子どもの「心」の健全な発達に必要な基盤が形成されません。その結果、人への不信感から長期的な信頼関係が築けず、人間関係がうまくいかないまま成長していくことになってしまうのです。わが子を「家だけいい子」にしない子育て方法わが子を「家だけいい子」にしないためには、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。1. 子どもをたっぷり甘えさせる!お茶の水女子大学人間発達教育化学研究所教授の宮里暁美氏は、「子どものわがままは、親に甘えたい気持ちの表れ」とし、何回もだっこをおねだりしてくるなど、そのやりとりのなかで子どもは交渉力を身につけていくのだそう。忙しいときに相手をするのは大変ですが、「もう一回だけおまけだよ」など、子どもとの会話を楽しんでみましょう。「甘えを受け止めてもらえることが、外での頑張る力になる」と大豆生田氏も話していますよ。(カギカッコ内引用元:すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?)2. 子どもの気持ちを尊重する「親が子どもの気持ちと向き合い、正直な気持ちを受け止めてあげることが大事」と諸富氏が『「プチ虐待」の心理』のなかで述べているように、子どもの感情を押さえつけたり、親が望む方向へと誘導したりすることは、家の外で感情を爆発させることにつながります。「嫌なら嫌って言っていいよ」「つらいときは泣いてもいいんだよ」と、子どもの正直な気持ちを尊重してあげましょう。そして親自身もまた、家庭のなかで喜怒哀楽をさらけ出すと、子どもも安心して感情を出せるようになるそうです。3. 「モヤモヤしたエネルギー」を発散させる子どもが外で迷惑をかけていたら、つい厳しく叱ったり、罰を与えたりしがちですが、その場では反省してもまた同じことの繰り返し……というケースも多いようです。臨床心理士の福谷徹氏によると、叱ってエネルギーを封じ込めるのではなく、「スポーツ等でルールやチームワークを学ばせ」たり、「良い意味で発散できるような場を用意して、アクセルを踏ませ」たりするとよいそうです。モヤモヤしたエネルギーを成長への力に変えることができたら、きっとよい結果につながるでしょう。(カギカッコ内引用元:ベネッセ教育情報|家の外で悪い子みたいなんです[うちの子、どう接したらいいの?])***「心が健康な子どもほど、親の前では悪い子で、他人の前でいい子になれる」とは佐々木氏の言葉です。お子さんが家でわがままを言ってきたときは、「そうかそうか、いまは甘えたいのね」とおおらかな心で受け止めてあげたいものですね。(参考)すくコム NHKエデュケーショナル|幼稚園から帰るとわがままになる。どうしたらいい?exiteニュース|家でイイ子なのに「外で態度が悪い子」、実は家での●●が原因だった!?幻冬舎GOLD ONLINE|家ではおとなしいのに…「外で暴走してしまう子」の共通点佐々木正美(2021),『子どもが喜ぶことだけすればいい』, ポプラ社.MAG2NEWS|家ではいい子、外では攻撃的。いたずらな子どもにある「不満」とは?諸富祥彦(2016),『「プチ虐待」の心理』, 青春出版社.ベネッセ教育情報|いい子症候群~期待に応えすぎる子どもたち【後編】ベネッセ教育情報|家の外で悪い子みたいなんです[うちの子、どう接したらいいの?]
2023年06月26日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。長男は1歳のときから保育園に預け、3歳で幼稚園に入りました。長男はお友だちが関わるケガを2回したことがあります。そのときの相手の親の対応や、私の気持ちを含む体験談をご紹介します。 お友だちに噛まれた!集団行動が始まってケガの心配をしていましたが、長男はもともと大人しい性格ということもあり、無茶なことをしてケガをすることはほとんどありませんでした。そんな長男でしたが、1歳で入った保育園でお友だちに手を噛まれてしまう出来事が! 先生のお話では、同い年のお友だちとおもちゃの取り合いをしたときに、相手の子が長男の手を噛んでしまったそうです。保育園の方針で、相手は教えられないとのことでした。 幸いケガ自体は大したことがなく、長男もあまり気にしていなかったので「まぁ、子ども同士だしこういうこともあるなぁ」と思いました。しかし、その数日後、再度同じお友だちに手を噛まれてしまったのです! 噛み癖のあるお友だちどうも噛み癖のあるお友だちがいるようで、正直「また!?」と思いました。「自分の子どもがお友だちにケガをさせられる」ということに慣れておらず、戸惑いも……。それから数日後、園の交流会があり、夫と参加することに。そこで「K君のご両親ですよね?」と話しかけられたのです。 その方たちは長男を噛んだお友だちのご両親でした。基本的には双方の親に伝えないそうですが、「直接謝罪したい」と園に申し入れたそうです。「申し訳ありませんでした」と謝ってくださり、園や家での対応法を説明してくださいました。まさか直接謝罪されるとは思わず驚いてしまいましたが、「ご両親がこれだけきちんとした方たちなら大丈夫だろう」と夫婦で安心。実際にそれ以降、ご両親や先生たちのフォローのおかげか、長男が噛まれることはなく園生活を過ごすことができたのです。 今度はこちらが加害者に!長男が幼稚園に入り、またケガのトラブルが……。今度は長男が鬼ごっこで走っているときに、止まっているお友だちにぶつかってケガをさせてしまったのです。相手の子は大した傷ではないということでしたが、気が気ではありません。先生には「園でのケガは園の責任なので……」ということで相手の親は教えてもらえませんでしたが、長男本人から相手を聞くことができました。 そこで、園でお会いしたときに相手のママに「この前はすみませんでした。大丈夫でしたか?」と謝罪。幸い快く謝罪を受け入れてくださったのでよかったです。 保育園、幼稚園共に「子ども同士のケガは園の責任」というのが基本方針でした。とはいえ、相手から直接、謝罪が聞けてよかったです。同時に、ケガをさせた相手にも謝ることができてよかったと思います。いろいろな状況があるので「ケガをさせたら相手に必ず謝罪すべき!」ではなく、状況に応じて対応していきたいと感じました。 監修/助産師 松田玲子イラスト/みいの 著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2023年06月26日4歳の娘・ちひろちゃんが幼稚園を拒否し、病院で不登園の診断を受けることに……。幸せな日々を壊したパパのせいで娘は不安な状態になり、むかえた入園の先で起こったことは?担任のさい子先生に居残り給食をさせられてしまったちひろちゃん。年少のときは居残り給食なんて1度もなかったので、幸さんは心配になってしまいました。 幼稚園に電話をかけ、さい子先生に話を聞こうとしますが、さい子先生は出張で不在。「明日はちゃんと食べられるかな……」と不安そうなちひろちゃんを見て、幼稚園に行った際にさい子先生と話をしようと思い……。 保護者を論破する先生 給食のことを気にする素振りも見せず、幼稚園に行ってくれたのでホッとした幸さん。 「ママが給食の量を減らしてくださいって言うからね!」とちひろちゃんと約束したので、送迎の際にさい子先生に話しかけようとします。すると、すでに他のお母さんがさい子先生と話していました。 そのお母さんから聞こえてきたのは「子どものごはんに猫の餌って言い方は、なんなんですか!」という衝撃の言葉。お母さんもさい子先生もかなり怒っており、周囲にいたお母さんたちもびっくりしている様子です。 さい子先生の言い分は、ねこまんまや箸の使い方を注意したかったというもの。また、「小学校で笑われないように、子どもたちを指導している」と言われたお母さんは言い返すことができませんでした。 そんなお母さんとさい子先生のやりとりを見て、幸さんは萎縮してしまいました。◇ ◇ ◇ さい子先生の話にも一理ありますが、言い方がひどいですよね。相手はまだ小さい子どもです。きつい言い方で子どもたちが傷ついてしまわないか心配になります。 著者:マンガ家・イラストレーター 幸
2023年06月25日育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん
うちの家族、個性の塊です