まま代さんは夫・ぱぱ介と職場恋愛から結婚、二卵性の男の子と女の子の双子を出産しました。義両親の勧めから始まった義実家での同居生活。その中で、まま代さんは義兄が子どもたちに性的虐待ともとられかねない行動をとっていることに気づきます。ついに義兄の企みについて証拠をつかみ、通報したまま代さん。義兄は観念して経緯を白状するかと思いきや……?それでもぱぱ介は、義兄のことを信じたいようです。選択を迫られた夫が、最後に選ぶのはどっち? 騒動の翌日、訪問してきたのは警察ではなく児童相談所の職員でした。まま代さんは今まで義兄がしてきたことを証拠とともに説明します。 しかし、それらは性的虐待の証拠とはいえず、今回は様子見という判断が職員からくだされたのでした。 泣きながら許しを請う義兄、許されたと思って感謝する義母、義家族とは縁を切って家を出ると言うぱぱ介……。三者三様の姿を目にしたまま代さんは、とうとうぱぱ介へ「さよなら」を告げたのです。 児童相談所からは様子見と判断されてしまいましたが、義兄は涙を流しながらまま代さん親子に謝罪をしてくれました。 義兄が本当に反省してくれたのであれば、今までのまま代さんの勇気ある行動も報われますね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ
2023年05月10日長男・きいくんを療育へ迎えに行き、歩いて帰ったはちみつこさん。義母からの電話を切ってしまって、そのことが気にかかっていたのですが……帰宅してスマホを見ると、義母からのメッセージや着信がドン引きするほど入っていました。昨日の質問攻めだけでは足りないのか、と思ったはちみつこさんは「はっきり意思表示しよう」と心に決めて……!? 夫の提案を振り切り義母は……!? 帰宅したパパへ義母からの通知を見せ、素直な気持ちを吐露。義母への対応などを夫婦で話し合い……ついに義実家へ行く日がやってきました! 到着するなり「夜ごはん食べていくでしょ?」と言う義母。パパが断り、夕方になる前には帰る旨を伝えると…… 「じゃぁちょっと子どもたちを連れて遊んできて」「先月の話の続きでしょ? 俺から話すから」初めてストッパーになってくれたパパ。 しかし、「あら、はちちゃんでいいわよ」と食い下がる義母。「そうだ! 今じいじが遊んでくれてる間に3人できいくんのこと……」と義母が提案すると、居ても立っても居られなくなったはちみつこさん。夫も義父も神対応をしてくれているなかで、まさかの義母のしつこさには心底呆れてしまいますね。 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年05月10日幼少期からつらいことばかりだったという、さつきさん。成績に厳しい家庭に育ち、実父・実母との関係も普通ではありませんでした。そして大人になったさつきさんは、そんな家庭から逃げるように結婚しましたが……。 ずっとつらいことしかない…「幼少期から今までつらいことしかない」「私の人生って何なんだろう…」 そう思ってなんとか日々を生きている、さつきさん。そんなさつきさんのつらい人生は幼少期から始まり……。 さつきさんが7歳くらいだったころの記憶。実父はよく寝かしつけをしてくれていましたが、一緒にふとんに入ると、体を触ってきました。 少しの違和感を覚えつつも、当時はその意味がよくわからず、さつきさんは他の人の父親も同じようにしていると思っていました。 ◇◇◇ 幼い子の家庭の性教育では、プライベートゾーンを人に見せないこと、触らせないことを教えるのがいいそう。 プライベートゾーンとは具体的には水着で隠れる部分のこと。この部分は安易に人に見せたり、触らせたりしてはいけません。 お子さんが被害者にならないためにも、「ここを触られるのはおかしいことなんだ」としっかりとした認識を持ってもらえるように、家でも教えることが大切ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年05月09日主人公のユキさんは、大学の同級生のヒロさんと結婚して2年。同じくゼミの同期で、親友のリンさんの家に夫婦で遊びに行きました。初めて行ったはずのリンさんの家のwifiに、パスワードも入れていないのにヒロさんのケータイが繋がったことから不信感を持ったユキさん。ユキさんは意を決して、2人に最近会ったか尋ねてみると2人は否定。一旦、話を終わらせましたが、心の中で疑いは消えません。その日の帰り道にヒロさんが急に、ユキさんとリンさんを比べて、ユキさんのことをディスリはじめました。ユキさんもさすがに言い返しますが、罵倒されてしまいます。帰宅後「お前、子どもほしいって言っていたけど、女らしくないと無理かもな?笑」とここでもリンさんと比べられます。優しかった頃のヒロさんを思い出して悲しむユキさんを尻目にヒロさんは寝て話は終了。後日、1年ぶりにヒロさんの両親に会いに行く、ユキさんとヒロさん。「ユキさん相変わらず可愛いわね」と言ってくれる優しい義母と、久しぶりの再会を喜んでいると、「そんな可愛くないだろう」イライラし出すヒロさん。「変なこと言う子ね……、とりあえず中に入りましょう?」と不思議がるお義母さん。 家に入り、雑談をしていると「最近、ヒロとはどうだい?」と聞いてくる義両親に……。 両親の前でも 義両親の問いかけに戸惑うユキさんに対し、「仲良くしてるよ」と答えるヒロさん。 “仲良いのかな……。あんなこと言っていたのに”さらに困惑するユキさん。 安心したように「夫婦生活順調そうね」と言ってくれる義母に、 ヒロさんは「まぁ、子どもは無理かもだけどな」と義両親にまで衝撃発言をします。 夫婦の仲があまり良くない状況でも、友達や家族にも言えないこともあるとは思います。皆さんも夫婦のことで周りに相談できない秘密はありますか? スカッとドラマさんは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:ライター スカッとドラマ世にも奇妙なスカッとする話をお届けするスカッとドラマの運営者。「現実は小説より奇なり」とはまさに。
2023年05月09日ある日の夜、会社の同僚と一緒に飲んでいた拓也。「独身組だけ2次会行こうぜ」同僚がそう言うと、拓也は「俺も行く」と2次会に参加する意思を伝えます。「いいのか?既婚者がこんな遅くまで…」同僚の言葉に「早く家に帰っても息が詰まるだけ」と返答すると、2次会に一緒に参加したのでした。一方で、そのころ泣きわめく赤ちゃんを必死に抱っこであやしていた美咲。拓也は結局、深夜0時半近くに帰宅したのですが、「おかえり!今日も遅かったね」と、明るく話しかけてくる美咲に対して完全無視。そのままスッと横切ると、お風呂場に行ってしまったのでした。 シャワーを浴び終え、拓也が寝室に戻ってきたことに気付くと、再び話しかける美咲。「起きたらみんなで公園に行かない?」と誘うのですが、拓也は即答で「行かない」と断って……。 「行かない」誘いを断る夫に妻は…? 「なんで?!前はどこでも一緒に行ってくれたじゃん……!なんで最近は……」 美咲が拓也にそう言いかけた途端に、赤ちゃんが起きてしまいました。 「ふえええええええっ!!」 しかし、美咲が必死であやすもののなかなか泣きやまず……。 「拓也、花ちゃんを抱っこしてあげ……」 「拓也……?」 美咲が拓也のほうを見ると、拓也は背を向けたまま耳をふさいでいたのでした。 ◇◇◇ 美咲の感情がヒートアップすると同時に、泣き始めた赤ちゃん。1日中ずっと育児をしているからか、時折美咲の表情には疲労感が見えますね。しかし、せっかく家族3人で出かけようと思って提案したのに、即答で断られたら悲しいですよね……。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年05月09日長男くんが生まれてまもないころ。猫を飼い始めたというお義母さんの家へ長男くんを連れて義実家へ遊びに行ったgachaさん。しかし、猫は長男くんだけを威嚇し、鋭い爪をたてて来ました。そんな猫をお義母さんが放し飼いにしていることが発覚。外で遊んで泥だらけになって帰った猫をそまま部屋に入れ、床が汚れてもお義母さんが猫に注意することも体を拭くこともありませんでした……。そんな義実家に再び招かれたgachaさんが訪問すると、部屋の奥から「ギアァァ!」という義母の悲鳴が聞こえました。駆けつけてみると、外でネズミを捕まえてきた猫を義母が叱っていました。衝撃的な場面を見てしまったgachaさんは、帰宅してすぐスマホを手に取り、『猫 子ども 噛まれる』で検索してみました。すると、感染症の恐ろしいワードが次々と出てきました。ネズミを捕まえてくわえて帰ってきた猫とわが子を戯れさせるなんて……そんな恐ろしいことさせられないよ。子どもを守れるのは親だけだと気持ちを改めたgachaさんは、その日のできごとを夫にも必死に伝えました。納得した夫がお義母さんに注意すると、「はぁ!? あんた何言ってんの?」と、予想外の反応が返ってきて……? 夫が説明しても納得しない義母は…? 「猫が汚くなるから外に出すな? 待って待って待って」お義母さんは夫の話を制止し、自分が話し始めました。 「小さいころ猫飼ってたじゃない。そのときも普通に猫を外に出してあげてたじゃないの。なんで突然そんなこと言ってくるの?」そう言ったお義母さんは、夫の後ろにいるgachaさんに目をやりました。 しかし、夫はひるみません。「この猫がどんな菌を外から持って来てるか分かんないだろ? それでこの子が病気でもなったら……」そう夫が説明していると、部屋の中から「ねぇ」と誰かが話しかけてきて……? 夫が小さいころに猫を飼っていたときも、放し飼いにしていたと言うお義母さん。確かに“昔は良くて今はダメ”というのが納得できないのはわかります。しかし、今の夫には息子という小さくて弱い守るべき存在があります。守りたいものができたから、考え方が変わるというのは当然のこと。お義母さんにも理解してもらいたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月09日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。クラスメートの証言や担任の鈴木先生との話し合いにより、非を認めたレクト。ソウに謝罪し問題は解決したかのようでしたが、先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と、ソウのお母さんに提案しました。息子とトラブルになった相手を知るため、レクトについて情報を集めていたソウのお母さん。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」「レクトの姉に娘が執着され、先生の協力のもと、ふたりを引き離した」という保護者の話を聞いて不安に思っていたこともあり、「ソウのことを一番に考えたい」と、先生の提案を受け入れることに。鈴木先生が目を光らせ、レクトの執着は少しずつ解けていくも、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなり、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 ある日、情報通のママ友に声をかけられたソウのお母さん。レクトが1年生の子を遅くまで連れ回して問題になっていることや、下級生からゲーム機を借りパクしていることなど、レクトの周りではトラブルが続いていることを知りました。 「ソウへの執着がなくなりつつあるから、次のターゲットを探している? ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と顔を曇らせるソウのお母さん。 そんな中、ある日レクトは……。 トラブルメーカーの生徒が突然…!? ある日突然、学校に来なくなったレクト。 「今日もレクトは休みか……」 先生が朝礼を始める中、レクトの席を見つめるソウ。 帰宅後、母親に「今日もレクト、学校休みだったよ」と報告します。 「レクトくんもう1週間以上も学校に来ていないよね……」 レクトが長期間休んでいることが気がかりなソウのお母さん。 「なんで休みなのか先生は言ってる?」とソウに訊ねると、「みんなの前では言っていない」とのこと。 複雑な家庭事情がありそうなレクト。ソウのお母さんは、「もしかしてレクトくん、保護されたのかな……」そんな考えが脳裏をよぎるのでした。 レクトが長い間、学校に来ていないことが気になるソウのお母さん。いくら息子とトラブルになった相手とはいえ、心配になってしまいますよね。複雑な家庭環境や友だちへの執着心、突然の不登校など、問題の多いレクト。ソウのお母さんの立場としては、心配であってもソウに現状を聞くことしかできないのかもしれません。もし皆さんは、問題ばかりの生徒が子どものクラスメートにいたら、同じクラスの親として何か行動しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月09日■前回のあらすじ校門でフミヤを待っていた担任とモリオ。するとモリオは突然いじめた理由を説明した上で、フミヤに謝罪するのでした。■モリオの謝罪を受け、フミヤは…■冷静に自分を見つめ直していた子どもたち今回の事件を通して、冷静に自分自身を見つめ直した2人。子どもたち側の問題は解決し、ホッとひと安心の田中先生ですが…大変なのはこれからなのでした。次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年05月09日わが家の5歳のお姉ちゃんは弟のことが大好きで、いつもかわいがってくれています。弟へは穏やかでやさしいお姉ちゃんですが、私や夫にはささいなことでかんしゃくを起こすようになったのが悩みの種。お姉ちゃんから言われたひと言で、言葉にして伝えることの大切さを学んだ出来事です。弟思いのお姉ちゃん小さい子が大好きで、「早く自分もお姉ちゃんになりたい」としきりに話していた娘にとって、5歳にしてようやくできた待望の弟はこの上ないほどかわいいよう。私もお姉ちゃんと一緒に弟をあやしながら「かわいいね」と言い合って、かわいい2人の姿を写真におさめる毎日。 出産前に心配だった赤ちゃん返りも一切なく、弟の面倒を一生懸命に見てくれるやさしくて愛情深いお姉ちゃんのおかげで、手のかかる0歳児育児も苦にならず、楽しく過ごせていました。 かんしゃくがヒートアップお姉ちゃんはこれまでイヤイヤ期もほとんどなく、比較的聞き分けのいい子でした。しかし、5歳になってから一度かんしゃくを起こすと泣き叫んで、こちらが何を言おうとも聞く耳を持ってくれなくなりました。普段の穏やかなお姉ちゃんからは想像できないほどの豹変ぶりに、原因がわからず困惑する私。 通っている保育園での様子も先生に伺いましたが、園ではかんしゃくを起こすことはまったくなく、「いつも先生のお話もよく聞いてくれるいい子です」とのこと。それでも自宅でのかんしゃくは治まるどころか、頻度は増す一方……。 ママは弟のことしかかわいくないんでしょ休日の昼食前のこと。もうすぐごはんだからおもちゃを片付けるように何度やさしく伝えても、一向に片付けようとしないお姉ちゃん。「片付けてくれないなら捨てる!」という、半ば強引な私の言葉を発端にかんしゃくスイッチオン。 泣き叫ぶお姉ちゃんの声に驚いて泣く弟の世話を夫に任せ、お姉ちゃんに叩かれながらもぎゅっと抱きしめること数分後、お姉ちゃんがポツリと「ママは弟のことしかかわいくないんでしょ?」と言いました。 きちんと言葉にしなくて、ごめんね一瞬何を言われたのか理解できずあっけにとられ、「どういうこと?」と尋ねると「弟のことはかわいいって言うのに、私のことはかわいいって言ってくれなくなった」と。振り返ってみれば、たしかに弟にはお姉ちゃんと一緒になってかわいいと言っていたけれど、お姉ちゃんに向かって「大好き」とは言っても、「かわいい」とは伝えていなかったことに気付きました。 その日以降、お姉ちゃんが弟をかわいいと言ってくれるたびに私がお姉ちゃんのことをかわいいと伝え、意識的にお姉ちゃんともスキンシップをたくさんとるようにしました。 かわいいと伝えていなかったことがかんしゃくの直接的な原因かどうかはわかりませんが、スキンシップをとるようにしてからお姉ちゃんのかんしゃくを起こす頻度や激しさが治まってきました。赤ちゃん返りはないと私が思い込んでいただけで、お姉ちゃんなりにさみしい気持ちを溜め込んでいたのかもしれないと反省し、改めてきちんと言葉にして伝えることの大切さを学んだ出来事でした。 監修/助産師 松田玲子作画/はたこ 著者:近藤あいこ5歳女児と0歳男児の2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年05月09日私はカサンドラ症候群?自閉スペクトラム症のあるパートナーとの不和、子育ての難しさパートナーや子どもなどの身近な人に自閉スペクトラム症(ASD)などがあり、コミュニケーションをとることが難しく、ストレスを抱える日々が続いてしまい、それが次第に心身の不調となってあらわれてしまうことがあります。これを「カサンドラ症候群」と呼ぶことがあります。「カサンドラ症候群」は医学的な病名ではなく、明確な診断基準は定められていませんが、メディアなどでも取り上げられることもあり、カサンドラ症候群の症状を訴える人も増えているようです。発達ナビのQ&Aコーナーにもこれまでさまざまな質問が寄せられています。「カサンドラ症候群という病気があるの?」「自閉症育児。夫に頼ることができず、心療内科を受診したり、帯状疱疹になったりボロボロです。こういうのをカサンドラ症候群というのでしょうか」「自閉症のあるパートナーを持つ方、子育てにおいて心ない言葉を投げられたこと、話が通じなくてつらいなどと言われたことはありますか?わたしが悪いのでしょうか?」「ADHDと自閉症のある長男が奇声を発すると、下の子がヒステリックに怒ったり、最近では精神的にまいっているようです。これはカサンドラ症候群でしょうか?」このコラムでは、カサンドラ症候群にまつわるギモンから、家族など身近な人に発達障害がある場合のお悩みや困りごと、体験談や、専門家の先生のアドバイスを交えてご紹介します。カサンドラ症候群とは、パートナーや子どもなどの身近な人に自閉スペクトラム症(ASD)などがあるためにコミュニケーションをとることが難しく、それにより心身の不調があらわれたり、対人関係に問題が生じている状態を言います。カサンドラ症候群は、医学的な病名ではなく、明確な診断基準は定められていません。特に妻や夫といったパートナーに起こる場合が多いと言われていますが、自閉スペクトラム症(ASD)のある子どもを育てる保護者がカサンドラ症候群になる場合もあります。夫の無理解、ワンオペ自閉症児子育てがつらい。これはカサンドラ症候群?発達ナビのQ&Aコーナーに寄せられたカサンドラ症候群に関する質問と発達ナビ会員の実体験にもとづく回答をご紹介します。Q. 自閉症スペクトラムの夫を持つ方にお伺いしたいです。子育てに関して心無い言葉を投げられたこと、お前はズルい(悪い)人間だと言われたこと、お前と話すと話が通じなくて辛いと言われたことはありますか?どちらも未診断ですが、夫が自閉症スペクトラム、ADHD、幅広い障害の傾向があると自分で言っています。私は心療内科のスクリーニング検査でADHDの傾向が高いとなりました。二人とも、多動、不注意、学習障害などはありません。略私や実母に対して気に入らない事があると、人を傷付ける表現の言葉で攻撃をしてきます。その他、何人かの友人や上司にもそういった攻撃をしているようです。付き合い始めは全くいい人で、結婚、出産を機に気に入らない事があると無視、言葉での攻撃がでてきました。自分の中の「正しい事」に執着し、それを外れた言動があると激怒します。(略)こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。A.私のパートナーも、診断こそありませんがASD傾向が強めです。ご質問に書いてらっしゃるご主人の言動と、とても似ている行動を取ります。社会・職場では、ステキなこだわりを持った面白い人家庭内では暴力こそ無いものの、困ったこだわりの多過ぎる、時々暴君となる人です。子育てに手出しは全然してくれませんでした。ですが口出しはされてきました。事あるごとに「お前の考え方では、やり方では…」とダメ出しです。特に教育・学習の面では、子どもの現実を見ず、日常こちらに任せきりなのに、何かあると「お前の考えは甘過ぎる」と散々でした。なので、共感します。とっても‼️そして共感してくれる仲間も、ここにはたくさん居ると思います。(略)小学2年生の息子は、思い通りにならないと暴言や癇癪を起こします。お薬を飲み始め、癇癪の時間は短く、軽くなりました。(中略)しかし、夫はいつまで経っても、息子を炎上させるだけの人。少しでも夫婦で連携して、家庭内で息子の気持ちが安定出来るようにして行きたい私は、どうしても夫に対して、イライラしてしまいます。また、息子の主治医に夫の言動や、実際会ってもらい話した感じから、息子の発達障害は夫からの遺伝の可能性が高いと言われました、私も今までの夫との生活からの違和感を、その言葉で納得出来ました。夫に頼れない、育児に心療内科を受診したり、帯状疱疹になったりボロボロです。こういうのをカサンドラ症候群と言うのでしょうか?同じような環境の方、どのように自分を保ち、育児してますか?こちらの質問には以下のような回答が寄せられました。A.いつまでたってもわかってくれず、イライラしても、学校での出来事や日頃の様子、さほどきにかけていないんじゃないかなー。そのとき腹がたったら怒る、っていうことだと思います。こういう場合は、仕方がない。父親がいいとこを持ってく形にし、父親と子供を対立させない事だと思います。できれば、父親から、誉めてもらうようにすることができればよいのですが。自分と同じような考え方をしてもらいたいと思っても無理です。子供の悪い点より、よいところをなるべくご主人には見せてあげて。 お気持ちわかります。私も「夫と二人で子供の成長を喜びながら、相談しながら共感しながら子育てしたい」と考えていましたが、それは叶わぬ夢でした。旦那様には聴覚過敏があって、お子さんのグズグズが辛いのかもしれません。夫と子供の接点を減らして、旦那様とご自分のイライラを減らしていきましょう。一人ぼっちの子育て、心細く、空しく、寂しいですよね。でも、考えようによっては、余計な口出しをされず、自分の思う通りに子育てができるということでもありますから。ただ、子育てに集中しすぎると、「子供に妻を取られた」と、夫が子供を敵視し、攻撃することがあります。夫に出来そうな仕事を振り、大袈裟に感謝するなどして、適度に配慮しておく工夫が必要です。夫に気持ちの共感を求めるのは難しいです。必要なことはあまり感情的にならずに損得の話に置き換えて話すと良いようです。感情的に夫に話しても「妻に攻撃された」という記憶が残るだけで、伝わりにくいでしょう。旦那様が視覚優位なタイプの方なら、ラインやメールなどで、視覚的に気持ちを伝えるのも良いかもしれません。一人ぼっちのむなしさは、お近くのカサンドラの会で、仲間に共感をもって聞いてもらうとスッキリしますよ。カサンドラ症候群に関するギモンと体験談をもとにした回答をご紹介いたしました。発達ナビQ&Aコーナーカサンドラ症候群の原因には、身近な人の自閉スペクトラム症(ASD)の特性によるトラブルがあると言えます。ここでは、カサンドラ症候群の発端となりうる自閉スペクトラム症(ASD)の特性について解説します。自閉スペクトラム症(ASD)には「対人関係や社会的コミュニケーションの困難」と「特定のものや行動における反復性やこだわり、感覚の過敏さまたは鈍麻さ」といった特徴があると言われています。◆対人関係や社会的コミュニケーションの困難表面上は問題なく会話できるのですが、その会話の裏側や行間を読むことが苦手です。曖昧な表現が苦手だったり、不適切な表現を使ってしまうことなどがあります。場の空気を読むことに困難さがあり、相手の気持ちを理解したり、それに寄り添った言動が苦手な傾向にあります。本人が意図していなくてもその場の雰囲気を無視をしたような言動をとることもあり、対人関係を上手に築くのが難しい場合があります。気持ちの理解が困難なために相手を傷つけたり、自己中心的と思われる言動や行動をしてしまうことなどがあります。◆特定のものや行動における反復性やこだわり興味を持ったことに対して過剰といえるほど熱中する傾向があります。また法則や規則が崩れることを極端に嫌うということもあり、自分のルールがあったり、興味のあることに対して話し続けてしまうことなどがあります。しかし、困ったことばかりではなく、この特性は強みとして活かすこともできます。◆自閉スペクトラム症(ASD)の特性だと頭では分かっていても…身近な人に自閉スペクトラム症(ASD)があると分かったとき、多くの方は理解をしようとするでしょう。しかし、日々の中で困惑してしまうこともあるかもしれません。特性だと分かっていても、自閉スペクトラム症(ASD)のある人と接していくうちに、思うようにコミュニケーションがとれないことに自信をなくしてしまったり、周囲に相談しても理解をしてもらえず、孤独を感じてしまう場合があります。その結果、体調不良や抑うつ状態に陥ってしまうことがあるのです。【精神科医に聞く】カサンドラ症候群かもと思ったら?自閉スペクトラム症(ASD)のある家族とのコミュニケーションのコツここまで発達ナビのQ&Aコーナーに寄せられたギモンを中心にご紹介しました。ここでは、精神科医の染村先生にカサンドラ症候群のような症状があらわれたときの対処法と、自閉スペクトラム症(ASD)のある家族とのコミュニケーションのコツについてお答えいただきます。(質問)自閉スペクトラム症(ASD)のある夫との毎日でストレスが溜まり、夜眠れない日々が続いています。カサンドラ症候群は病気ではないと聞きましたが、病院を受診してもよいのでしょうか。(回答)A.夜眠れない日々が続いている場合は、精神科(メンタルクリニック)や心療内科へ受診することをおすすめします。不眠の状態が続くと、疲労の回復が得られず、また心配や不安感を抱えやすくなり情緒不安定になります。安定した日常生活を送り、ご主人と向き合うためにも、まずは自身の健康状態を改善させることが最優先です。Upload By 発達障害のキホン(質問)夫に自閉スペクトラム症があると分かりました。家族より自分のことを優先します。5歳の子どもがいますが、子育てもほとんど私1人でしています。顔を合わせれば言い争いになってしまい、精神的に参っています。どのように対応したらいいでしょうか。離婚したほうがよいのだろうかと悩んでいます。(回答)A.結婚当初の夫婦2人のときは争いごとが少なかったのに、お子さんが生まれ、育児の負担が妻の側に大きくかかることで、夫婦の関係性が悪くなることは多いものです。このような場合は、話し合いをして、夫の家庭での役割を決めていくのもよいでしょう。夫に子育てを任せるのは不安だと感じる場合は、掃除や洗濯など夫ができそうな家事の一部を分担してもらうのが現実的です。また自閉スペクトラム症の特性として、予定や役割の急な変更、想定外の事態を苦手としているため、夫の家事の分担も具体的に取り決めておくとよいでしょう。例えば、朝のゴミ出し、週2回の掃除機かけ、毎週土曜日のお風呂掃除など、やる項目や頻度を決めておくことです。夫の家庭での協力や役割が決まると、妻自身も安心する部分もあると思います。離婚となると子どもへの影響も大きいことから、大きな決断をする前に、まずは夫婦で話し合い、協力して歩みよれる部分を探っていくことをおすすめします。Upload By 発達障害のキホン(質問)家族に自閉スペクトラム症があることが分かり、自分がカサンドラ症候群になってしまうのではないかと不安です。カサンドラ症候群にならないためのコツはありますか?(回答)A.カサンドラ症候群は、自閉スペクトラム症などのため共感性や情緒的な反応が乏しいパートナーと暮らしている人に起きるものです。典型的なものとして、夫は気持ちの共有が苦手であるが、本人は自覚もなく改善しようとしない。よって妻の方が、自分は被害者で、夫のみが反省して治療すべき問題として捉えやすいものです。しかし、自閉スペクトラム症のような特性を抱えているケースで、夫だけの問題とみなし、夫が反省して100%変えることを求めた場合に、解決に到達することは不可能となってしまいます。妻は、夫の特性を理解して、ある程度受け入れることも大切です。一緒に生活して共有する時間が増えることで関係性が悪化することも多いものです。夫婦といえども、それぞれの時間や空間を尊重して干渉しすぎないことで、関係が好転することもあります。しかし育児や親の介護など当人以外の課題が絡んでくるときに、問題が出てきます。都度2人で話し合いの場を設けて、具体的にやるべきことを取り決めていくとよいでしょう。最初から2人で話し合うことが難しい場合は、カウンセラーなどの専門家を第三者として交えて話し合いをしていくことをおすすめします。Upload By 発達障害のキホンカサンドラ症候群にまつわるコラム発達ナビに掲載されているカサンドラ症候群にまつわるコラムをご紹介します。心身に影響が出ている場合は、迷わず医療機関に相談をカサンドラ症候群とは、パートナーや子どもなどの身近な人に自閉スペクトラム症(ASD)などがあるためにコミュニケーションをとることが難しく、それにより心身の不調があらわれたり、対人関係に問題が生じている状態を言います。カサンドラ症候群は、医学的な病名ではなく、明確な診断基準は定められていません。しかし、夜眠れない、動悸がするなど心身に影響が現れている場合は、精神科(メンタルクリニック)や心療内科などを受診することがおすすめです。また「カサンドラ症候群かも」と感じるとき、自閉スペクトラム症などのある人の問題だと捉えられがちですが、相手のすべてを変えることで解決することはできません。家族が特性を理解し、互いに歩み寄ることも大切になってきます。夫婦などの場合、育児や親の介護など当人以外の課題が絡んでくるときに問題が出てくることは多くあります。特性を理解し、話し合いながらやるべきことを決めていけるとよいでしょう。難しい場合は、カウンセラーなどの専門家を第三者として交えて話し合いをしていくことがおすすめです。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年05月09日お互いの子どもの成長を見守り、時には悩みや愚痴を共有し合っていく「ママ友」は、私にとって心強い子育て仲間です。しかし、思わぬ人間関係のトラブルに発展しかねないのもこの「ママ友」。これまでに「ん? ちょっと距離感に気をつけたほうが良いな」と自分が感じたケースをご紹介します。園行事に必ず一緒に行きたがるママ参観日などがあると、「一緒に行きませんか?」と必ず連絡してくるママがいました。園に行く途中で待ち合わせをして、一緒に行きましょう、という意味です。私はどうせ目的地は一緒なのだから、現地で会えればそれで良いと思うタイプ。それに、私自身が時間を決めた待ち合わせが苦手ということもあり、園行事があるたびに必ず連絡が来るのが重荷になってきて、少し距離を置くようにしました。 すぐにグループLINEを作りたがるママ新年度によく出くわすのが目的がはっきりしない、メンバーの顔もわからないような大人数のグループLINEに誘ってくるママ。「情報交換して仲良くしましょう!」と言われますが、大事な情報は信頼する人と直接やりとりするものだと私は考えているので、参加はしません。 そもそも、子どもの通う園ではトラブル回避のため親のグループLINEは禁止。園の規則を軽んじているかのような姿勢に「万事においてルールに緩い人なのかな?」と警戒しています。 学歴マウンティングをしたがるママ「〇ちゃんママは〇〇出身なんだって」と、やたら親の出身校に詳しいママ。私自身は聞かれても、あいまいにぼかして伝えていました。驚いたのが、その子どもがひとりでわが家に遊びにきたとき。「娘ちゃんママは△△出身なんでしょう?」とまったく違う校名を言ったのです。 うっかり「違うよ?」と正しい出身校を伝えたところ、次にそのママと会ったとき「娘ちゃんママの出身校、私のとこより偏差値高いじゃん」とネタにされたのです。なんだか学歴で判断されているような気がして、良い気はせず……。それ以来ちょっと話題を選ぶようにしています。 私はこれまで、何度となくママ友の存在に助けられてきました。落ち込んでいたときにもらったひと言や、さりげなくしてもらった手助けなど、境遇や価値観は違えど同じ「子育て」という役目を背負った「同士」だからこそわかり合える、支え合えるのだと思っています。だからこそ自分なりの距離感を大切にして、近づき過ぎないことを肝に銘じています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:川木みさ7歳差の1男1女を子育て中。英検1級、児童英語指導者TEYL取得。海外サイトの翻訳や子育て体験談の執筆活動中。
2023年05月09日今回の内容は、辛い描写があります。不安を感じる方は閲覧をお控えください。このお話は作者リコロコさんに寄せられたエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ次の入院日を決めるため部屋に戻ってきた医師に、なぜ不確かな状態で赤ちゃんの手術ができると言ったのか叫び出しそうになる芽衣。しかし、先生を責めても病気が治るわけじゃないと思い、現実を受け止めるのでした。■母が涙を流しながら喜び…■本当のことを伝えないと…!「赤ちゃんは手術で治る」と信じたままの母は、芽衣の帰宅を心から喜んでくれました。そんな母に、すぐに真実を伝えることができない芽衣。数日後やっと打ち明けると、母は深い悲しみに耐えているようでした。一時退院中も病院に検査に行く日々。やがて芽衣は、出産への希望がなくなっていくのでした…。次回に続く「天使が生きる奇跡」(全29話)は12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2023年05月09日娘が幼稚園に入る前のこと。私は毎日のように娘にひらがなとカタカナを教えていました。育児中って周りの環境がすべてになりがちで、たまたままわりがそういう環境だったために、いつもひどく取り残されている気分になっていました。特に一人目だったので、「本当にこれでちゃんと育てられているんだろうか」と常に不安がいっぱいでした。そのことを夫に相談したこともありましたが、夫は「小さい頃からそんなことやらせても無駄だ。そんなことに使うお金はない」と言うし、当時専業主婦である私が反論できる雰囲気でもなく、「そうだね」とそれに従うしかありませんでした。じゃあ、自分でやるしかない。というわけで、その日から自分が講師になり娘のひらがな練習を始めました。親の私が言うのもなんですが、賢い娘なので3歳にしては飲み込みは早かったはずですが、もっと上の年齢の子の飲み込みレベルを求めてしまっていたと思います。焦りのあまり、できないと仏頂面で教えていたと思います。まわりの勉強熱心なお友だちを見ていて、「幼稚園に入るまでにひらがな・カタカナが書けないと」と躍起になっていましたが、全然そんなことはなく。むしろ小学校1年生で習って書けるようになれば全然OK。それに気づいた時には、娘は毎日の宿題に追われる生活を送っていました。勉強は小学校に行くようになったらイヤでもつきまとってくるのだから、それまではもっともっと遊ぶことを優先したらよかったな、とそう思いました。今でも後悔しています。そのためには、まわりに惑わされないようにしっかり見極めないとなと思いました。
2023年05月09日自閉症の長男が10歳になった年に、小さな妹が誕生しました。年が近い上の妹と双子のように育ってきた長男にとって、小さな妹は初めて「自分が守ってあげたい」と思う存在でした。今回は、下の子の誕生によって長男に初めての感情が生まれたこと、その感情が大きな成長につながり、兄妹の絆が深まったエピソードを紹介します。年の近い妹に依存していた自閉症の長男わが家の長男に障害があることを知ったのは、長女が生まれてすぐの2歳のころ。年齢相応のことが難しく、幼いころから兄妹は双子のように育ってきました。しかし、成長とともに長女が長男を追い越すことが増え、気が付けば兄妹の関係はすっかり逆転! 「しっかり者の妹に甘える兄」。それが当たり前になり、ますます自立から遠のいていく長男の将来を親として不安に感じていました。そんななか、わが家に新しい家族が誕生したのです。 「お兄ちゃんが守ってあげるよ」家族全員立ち会いのもと生まれたのは、とても元気な女の子。8歳の長女は、待望の妹だったため大喜びでした。しかし、10歳の長男は、どうしていいのかわからず戸惑っている様子。 うれしいけれどうまく言葉にできない長男に、「あなたの妹よ」と声をかけると、少し考えて生まれたての妹にこう話しかけました。「はじめまして、赤ちゃん。これからお兄ちゃんが守ってあげるよ」。長男が初めて自分から誰かを守りたいと思った瞬間だと感じました。 次女の誕生で深まった兄妹の絆次女が生まれてから、長男は立派なお兄ちゃんになろうと一生懸命でした。そんな兄の姿を見た長女は、自然と長男を兄として頼ることが増えてきたのです。もちろんうまくいかないこともたくさんありましたが、小さな妹にとって、自慢のお兄ちゃんになりたかったのだと思います。「これは俺にまかせて!」。そう言って、何度失敗してもめげずに、2人の妹を引っ張っていこうとする姿を見せてくれるようになりました。 長男の障害のことがあり、長い間、3人目の子ども産む勇気が持てませんでした。しかし、小さな妹の誕生が兄妹みんなにいい変化をもたらしてくれたことで、改めて「勇気を出して産んでよかった!」と思えました。これからも兄妹3人がなかよく育ってくれることを願っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師 松田玲子著者:夏目茉子発達障害のある長男、長女、年の離れた次女の三児の母。保育園・アパレルなど幅広い業種を経験し、結婚・出産。子育て中に2級FP技能士を取得し、コンサル会社に勤務。現在は不定期でアシスタント業務をしながら記事を執筆中。
2023年05月09日自身のInstagramやブログで綴る、育児マンガが大好評のイラストレーター・モチコさん。そんなモチコさんが、7歳のイチコちゃんと4歳の二太郎くん2人のお子さんとの愉快な日常を切り取る大人気4コマ連載。 今回のテーマは「外遊びのおはなし」です!春先……花粉が飛ぶわ、紫外線キツいわで、完全に不審者な私……!一緒に遊んだらハァハァするからさらに怪しさアップ。大丈夫、怖くない……怖くないよ……。いや、ちょっと待て……。紫外線完全防備でかつメガネにマスクって……不審者っていうかもしや女優ルック!?明日からは女優の気持ちで外遊びにつき合おうと思います! (ポジティブ)PROFILEモチコさん娘イチコ(2014.3生)と息子二太郎(2017.2生)に毎日ツッコミながら生きている関西人主婦です。基本親バカ。子育てや家族にまつわる4コマをInstagram(@mochicodiary)とブログ(かぞくばか~子育て4コマ絵日記)で公開しております。書籍に「育児ってこんなに笑えるんや!」(ぴあ株式会社) 、新刊 『育児ってこんなに笑えるんや! 二太郎誕生編』も好評発売中!
2023年05月09日まま代さんは夫・ぱぱ介と職場恋愛から結婚、二卵性の男の子と女の子の双子を出産しました。義両親の勧めから始まった義実家での同居生活。まま代さんは、義兄が子どもたちに性的虐待ともとられかねない行動をとっていることに気づき、同居の解消や義家族へ義兄を律するように頼みます。しかし、義兄の策略により、逆にまま代さんは義実家の中で孤立することになってしまいました。義兄の部屋からは娘の下着、小物、トイレ動画など証拠が数々出てきました。ゾッとしたまま代さんは警察へ通報します。まま代さんのママ友の協力で、証拠はしっかりと保存されました。観念した義兄はこれまでの人生を回想し始めます……。義兄の悲しい日々を癒やした天使とは? 義兄の子どもたちに対するおかしな行動の数々……。どうやら、義母の再婚当初からぱぱ介に対して抱いていたコンプレックスが理由のひとつのようです。 容姿に自信がなく、職場でもうまく人間関係がつくれない義兄にとって、まま代さんの娘はまさに天使のような存在なのでした。 一方、ぱぱ介が義兄を信じ続けていたのにも理由がありました。 近所の子どもからのいじめや母の残念がる姿から、小さなぱぱ介を守ってくれていた義兄は、ぱぱ介にとって憧れの存在。証拠の数々を目の前にしても、ぱぱ介は義兄のことを信じたいのです。 どうやら義兄は、幼いころからのコンプレックスが原因で、人との付き合いが苦手のようです。しかし、だからといってまま代さんの娘におかしな愛情を注いで良いわけではありません。 ずっと抱えてきたコンプレックスを解消することは簡単ではないかもしれませんが、まずは他人と自分を比べることを義兄にはやめてもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ
2023年05月09日35歳のパニ子は総合病院の看護主任。夫のジュンヤは同じ病院で医師として勤務しています。次期院長候補の夫を狙う新人看護師がとんでもない行動に出て……!?スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「自己中すぎる新人看護師に現実を見せつける」を紹介します。パニ子は35歳の看護師。総合病院の看護主任として、日々忙しく働いています。 医師の夫を狙う新人看護師同じ病院の勤務医・ジュンヤはパニ子の夫。3年前に、この病院の息子であるジュンヤが、他の病院での修業を終えて院長の後継者候補として入ってきたのが2人の出会いです。とても仲睦まじい2人なのですが、新人看護師のマサミについて気になることが……。 マサミは仕事のミスやサボリ癖があるだけでなく、同僚の物を盗む癖もあるのだとか。しかもモノだけではなく、人の夫・ジュンヤもパニ子から奪おうと企んでいるのです。 次期院長夫人は私!略奪を宣言されてしかもマサミはジュンヤが院長の息子だということを最近知ったらしく、「ジュンヤさんと再婚すれば、私が院長夫人になれるってことよね♪」とパニ子に堂々と言ってくる始末。「全力でジュンヤさんにアタックして、あんたから略奪してやるから!」と息巻いています。 そこからはジュンヤのために手作り弁当を作って渡し、パニ子と違って料理が得意だとアピールするなど積極的。パニ子はいつの間にか不安で仕事が手につかず、ふさぎ込みがちになってしまいました。 勘違い女に現実を見せつけるそんなある日、勤めている病院の医療法人の理事長が引退し、新しい理事長が来ることに。マサミは理事長と院長の立場の区別も分からないようですが、「将来の院長夫人としては理事長の顔もちゃんとチェックしておかなくちゃ」と意気揚々。裏事情をすべて知っているパニ子は、マサミの大きな勘違いをただし、勝手な行動を辞めさせようと計画します。 皆が注目する中、黒塗りの車が病院の玄関にすべりこみ、中から1人の男性が降り立ちました。新しい理事長に就任した男性の名はコレ太。テンション高めに登場してきたのを見て、パニ子は「相変わらずハイテンションだね~w」とタメ口で話しかけます。 パニ子にとって看護師の仕事とはパニ子の様子に慌てるマサミ。実は、パニ子は前理事長の娘で、新理事長のコレ太はパニ子の弟・つまりジュンヤの義弟にあたることが判明。真実を知ったマサミは、「お嬢様なのにどうして看護師なんかやっているのよ!」と本音をポロリ。 パニ子は自分の立場などは関係なく、小さいころから看護師を夢見て実現させたのです。「看護師の仕事は、私にとって天職とも言える誇るべき職業よ!」とマサミに語ります。 マサミは「アナタがお嬢様だったなんて! 私はジュンヤさんのお嫁さんになれないじゃないのよぉ~」と泣き崩れます。ジュンヤは「理事長の娘だから結婚したわけではないですよ。パニ子は心から愛する妻。裏切るはずがありません」と言い切ります。 理事長が直接処罰を今回コレ太がこの病院に来た目的は、「病院内の品物を持ち出している新人看護師に処罰を検討するため」とのこと。コレ太はマサミにクビを宣告しました。結局病院の備品も盗んでいたことが判明したマサミは、病院の通報によって警察に逮捕されたそうです。 今回のことで、改めてジュンヤがパニ子をどれだけ大切に思っているかも明確になりました。困った後輩から解放されたパニ子は、誇りを持って看護師の仕事に励んでいるそうです。著者:ライター パニコレ
2023年05月09日長男・きいくんのことについて自分から話したくない、長電話は困る、そんな気持ちから義母からの電話を出ずに切ってしまい……「早く帰ってお義母さんにメッセージを送らなきゃ」と家路を急ぐはちみつこさんは、歩いて帰りたいと言うきいくんに当たりそうになり、結局歩いて帰ることにしたのですが…… 全部共有しないと気が済まない!? 歩いて帰宅し、スマホを見ると…… 義母からとんでもない数のメッセージや着信が入っていました。 怖ッ!気になるのはわかるけど、これ普通? 全部共有しなきゃ気が済まないの?昨日あんなに話したのに……義実家へ行くたびに質問攻めにあうのは嫌だ! しかし、パパは肝心なところではっきり言えなさそう……となれば、「私がはっきり意思表示しよう」とはちみつこさんは心に決めたのでした。 著者:マンガ家・イラストレーター はちみつこ
2023年05月09日小さいころは育てやすく、発達も月齢相当だったもともとおとなしく、育てやすかったゆい。発達も月齢相当で、乳幼児健診で何かを指摘されることはありませんでした。そんなゆいですが、小学2年生の後期からだんだんと勉強が苦手になってきたようでした。けれど私は「勉強が苦手だけど元気に成長しているし、それでいいや!」と、そんなに気にしていませんでした。きっかけは小学4年生のクラス替え。知り合いが誰もおらず…ゆいから笑顔が減ったと感じたのは、小学4年生になってからです。親しい友達とクラスが離れ、初めて知り合いが誰もいないクラスになったのです。私も最初は残念だと思いましたが、そのうち新しい友達ができるだろうと考えていたのです。けれど、ゆいに新しい友達はできませんでした。自分から話しかけることができないゆいは、誰かが声をかけてくれるのを待っているうちに1人になってしまったのです。特に嫌がらせをされているわけではなく、ただ親しい友達がいないだけの状態でした。Upload By 吉田いらこ私は子どもの友達づくりに親が介入するなんて変だし、人間関係は本人が自力で世界を広げていくことが当たり前だと思っていました。ゆいには「勇気を出して声をかけてみたら」なんて、今思えばアドバイスにもならないことしか言っていませんでした。(それができればとっくにやっている…)。そして「いつか新しい友達ができて、楽しく登校するようになるのでは」と、期待していました。しかし、学校に行っても特に楽しいこともないうえに、勉強もだんだんと苦手なものが増えてきて、ゆいにとって学校はとてもつらい場所となっていきました。私と言えば、学校の授業に苦戦しているゆいを塾に行かせることしか思いつかず…。そのような日々のなか、学校の先生から専門機関で発達検査を受けることを提案されました。小学5年生のクラス替えでは…Upload By 吉田いらこ先生と面談し、専門機関での受診を勧められたのが小学4年生の3学期、そして小学5年生のときに軽度知的障害、ASD、場面緘黙と診断されました。その後、小学5年生のクラス替えでは、仲良しだった友達と再び同じクラスになることができました。多分先生が配慮してくれたのではないかと思っています。その友達を介して、ゆいにも新しい友達ができました。以前の私は「友達づくりは自分から話しかけないといけない、自分で克服していかないと」と考えていました。でも、友達を増やすきっかけを学校側がつくってくれた結果、ゆいは学校生活が楽になりました。今は、私の考えが凝り固まっていたなと反省しています。そして先生方が力を尽くしてくださったことを感謝しています。Upload By 吉田いらこ執筆/吉田いらこ(監修:初川先生より)ゆいちゃんが友達作りに苦戦したエピソードと母としての半生的な思いのシェアをありがとうございます。この4月にもお子さんがクラス替えを経験した読者の方は多くいらっしゃると思いますが、まだ年度が始まってひと月というこの時期はお子さんの友達作りに関して不安に思っている保護者の方もいらっしゃることと思います。「友達づくりは本人が自力でするもの」、その通りではあります。ただ、友達づくりに限らず何か新しいことを始めるとき、それが成就するには土台としてその環境がその子にとって安心安全であることが前提にはなります。内気なタイプのお子さんや新しい環境に慣れるのに時間がかかるお子さんだと、友達づくりに時間を要するかもしれません。ですが、それが達成されていくのは、その環境がそのお子さんにとって安心安全だと感じられているからだと思います。安心安全というのは、単に危険がない(例えば、いやがらせされるなど)ということだけではなく、学校という場を考えると、授業場面での参加状況(つまり、授業が「わかる」や楽しいと感じられるか)も大きな要素の1つになりえます。ゆいちゃんは場面緘黙の診断も下りたとのことですが、ベースには「不安」があるとも捉えることができます。友達づくりそのものに苦手さがもともとあったとしても、そこに挑めるかどうかは環境による影響もあるのではと感じます。授業の理解度や友だちの会話のペースの速さなどでお子さんがつまずいていないか確認してみるのも1つです。また、友達づくりを頑張ろうとしてもきっかけがないと難しく感じる子もいます。「1人でいる」ことを周りがどう理解するかによるボタンの掛け違いもあるかもしれません(周りが「あの子は1人でいるのが好きなのかな」と思っているけれど、本人は「1人でいるのがとてもつらい」など)。お子さんがどう感じているかは家で話すことの方が多いと思いますので、担任の先生にそのあたりを伝えてみるのも1つあると思います。お子さんが安心して学校で過ごせるように、(何かをお願いするということではなく)お子さんの苦戦の状況を担任の先生と共有・相談するのはぜひ試みていただければと思います。コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年05月09日私は第1子を里帰り出産することにしました。初めての出産で不安なことと、母の希望もあって決めた里帰り出産。出産予定日の前後3カ月間を実家で過ごしたのですが、快適である反面ストレスが溜まることもあったのです……。快適な実家生活だったけど…産院を転院する関係で、私は出産予定日の2カ月前から実家へ帰ることにしました。実家で長く生活するのは、高校を卒業して以来約10年ぶりのこと。夫を家にひとり残すのはちょっぴり心配でしたが、久しぶりの実家生活をとても楽しみにしていました。 実家からは産院へも近く、何かあったらすぐに駆けつけてくれる親戚も近くにいました。また、何よりもごはんを作らなくていい実家生活は、妊娠後期で体が重かった私にとってとても快適なものでした。 「水道光熱費が増えた」と言われた無事に長男を出産した私は、退院して実家へと戻りました。慣れない育児、眠気と闘いながら頭ボサボサのまま長男のお世話をしていた私にとって、ごはんを作ってくれる母や長男の面倒を見てくれる父の存在は、ありがたいものでした。しかしあるとき、母に「水道代が高い! 先月からすごく増えた!」と言われたのです。 確かに、里帰り中の私はずっと実家にいました。父と母の2人のときよりも、水道の使用量は増えると思います。トイレも膀胱が圧迫されるせいか1日10回以上は行っていたし、「水道代が上がるのは仕方ないんじゃないか」と思います。しかし母は納得がいかなかったようで、「節約するように」と念を押されてしまいました。 電話しただけで激怒された検針票を見て、私が里帰りをしてからの水道光熱費が跳ね上がっていることを知った母は、いろいろなことに対して過敏に反応するようになりました。私のスマホが不調だったので実家の電話を使っていたら「いつまで電話してるの! 電気代がかかる!」と激怒されたこともあります。 産後1カ月は湯船につかれないため、毎日シャワーを15分程度使っていたら「シャワー使いすぎじゃない?」と言われたこともあります。私はそんな母の小言に産後の疲れも加わり、とてもストレスを感じるようになってしまいました。おそらく母も同じようにストレスを感じていたと思います。 里帰り前から決めていた謝礼を渡すと…そして長男の生後1カ健診が終わった日、実家を後にして自宅に帰ることになりました。その日に私が里帰りしたことで増えてしまった水道光熱費と食費として、10万円を渡しました。この10万は最初から渡そうと思っていたお金でしたが、里帰り中の母の小言を聞いて「絶対渡さなきゃ!」と思った10万でもあります。このお金を渡したことで母も納得してくれたように思えます。 今回の里帰り出産で、親子間であってもお金の取り決めはきちんとして、あらかじめ伝えておかなければ、ということを学びました。そうすることで、私だけでなく、母のストレスも減らすことができたのではないかと感じています。 監修/助産師 松田玲子著者:小山田ちよえ2男1女の母、アラフォー主婦。夫の仕事が忙しく平日はワンオペ育児に奮闘中。チョコレートとパンが大好き。復職に向けて資格取得を目指している。
2023年05月09日テレビや雑誌、書籍など多方面で活躍されている整理収納アドバイザーの清水幸子さん(@oheyasukkiri)。いつも驚くようなアイデア収納をたくさん紹介されていますが、今回は、そのなかでも見た目の美しさと使いやすさを兼ね備えた冷凍庫収納を紹介します。これがたった数百円で完成するって、信じられますか!?なんと、材料はすべて100均!以前、テレビ番組に清水さんが出演された際にも紹介したという、こちらの冷凍庫収納。まず、注目すべきは見た目の美しさ! 何が入っているか一目瞭然で、長時間冷凍庫を開けて探し物をしたり、底の方ほうで化石が発掘されたりすることもありません。しかも、実はこれ、材料はすべて100均アイテムで揃えられているんです。 使うアイテムは3種類こちらの収納で使用されているのは、・菜箸・ダブルクリップ・つっぱり棒の3種類。どれも100均で手に入ります。チャック付きの袋はいつも使っているものでOK。もちろん100均の物でも大丈夫です。しかも、菜箸やダブルクリップは何個(本)かまとめてセットで売られていることが多いので、かなりコストが安く抑えられますね。 取り付け方法も超簡単!上記の材料を用意したら、菜箸をチャック付き袋で挟んでダブルクリップで留めるだけ。あとは冷凍庫に2本つっぱり棒を渡して、飛び出した箸の先端を引っ掛けて収納します。 さらにラベルを貼れば一目瞭然!ダブルクリップに何が入っているかラベルを貼っておくのも使いやすさをアップさせるポイントです。こうしておけば冷凍庫を開ける時間が減るので、節電にもなります! ご自宅にラベルシールがある場合はラベルシールで、ない場合はシールに手書きしても良いですね。 つっぱり棒が不安ならなしでもOK!つっぱり棒を渡す場所がなかったり、冷蔵庫のゆがみが気になるという場合はつっぱり棒なしでも大丈夫だそうです。その場合は、菜箸の代わりに割り箸を使用します。これだとさらにコストが安くなりますね! 以上、見た目も使い勝手もバツグンな冷凍庫収納アイデアを紹介しました。冷凍庫をガサゴソする時間が短縮される上に、超低コストでカンタンに取り入れられる冷凍庫収納。こんなにスッキリ収まっていると、毎日冷凍庫を開けるのが楽しみになりそうですね。 協力/清水幸子さん(@oheyasukkiri) ※本記事の内容は2021年5月公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2023年05月08日主人公の夏帆が第1子を妊娠中、夫の信二が突然仕事を辞めて夜間の専門学生に。その上、信二の不倫が発覚!一度は心を入れ替えてやり直しますが、第2子誕生の矢先に再び不倫を!夏帆は信二に慰謝料と養育費を請求している最中、家に帰るとお酒と睡眠改善薬を使用し、意識不明の信二の姿が…。病院へ搬送し、一命をとりとめた夫ですが…。「バカなことをしてごめん!」 目を覚ました信二は夏帆に連絡。一連の騒ぎを謝罪するも、「俺の姿を見てどう思った?」とふざけたことを質問し、どうやら夏帆に心配してほしかった様子。 「ここでやらないで他でやれって思ったわよ」と夏帆が一蹴するとショックで顔面蒼白に。夏帆は離婚届を書いてもらうことを条件に、信二の貴重品や着替えを持っていくことに。 「夏帆の気持ちは変わってくれなかった」と嘆く信二ですが…。 「なんでココに!?」とある人物が訪れて 信二さんの荷物を届けに病室へ行くと、まさかのヘラ子さんと遭遇。布団の中に隠れていました。 目の前でふたりが密着しているのだから、写真や動画を撮るのも手ですよね。つい昨日、夏帆さんに謝った信二さんの気持ちはなんだったのでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2023年05月08日まま代さんは夫・ぱぱ介と職場恋愛から結婚、二卵性の男の子と女の子の双子を出産しました。義両親の勧めから始まった義実家での同居生活。まま代さんは、義兄が子どもたちに性的虐待ともとられかねない行動をとっていることに気づき、同居の解消や義家族へ義兄を律するように頼みます。しかし、義兄の策略により、逆にまま代さんは義実家の中で孤立することになってしまいました。罪に問われる覚悟でまま代さんは風呂場にカメラを設置します。決定的な証拠をつかむことができたのですが、パパ介や義母の手によって証拠となるデータが破壊されてしまいました……。「証拠ならまだある!」とまま代さんは子どもたちと義兄の部屋へ入ります。問題の箱の中にあったものとは?やはり義兄が隠していたのね! 義兄が隠して持っていたのは娘の小物や下着、トイレ動画といった数々……。まま代さんはゾッとしながら警察に通報します。それでもなお、義母は証拠を壊そうとし、ぱぱ介も「だから何?」と義兄をかばおうとしているようです。 しかし、まま代さんのほうが一枚上手。ママ友に頼み、義兄のパソコンに残された証拠の数々をビデオ通話で録画してもらっていたのでした。 証拠を消されてもママ友が証人になってくれるという徹底ぶり。これにはさすがの義兄返す言葉がありません。 やはり義兄が娘の下着や動画を隠し持っていました。まま代さんの機転のおかげで、つかんだ証拠も無事録画できたようです。 まま代さんと子どもたち、そして、信じて守ろうとしてくれた義母やぱぱ介に対しても、義兄は心から謝り、心を入れ替えなければいけませんね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆっぺ
2023年05月08日初めての育児で身も心もボロボロな状態だった私。美容院に行きたいけれど、それよりとにかく寝たいというくらい寝不足でつらい毎日でした。一方で夫は定期的に美容院へ通い、出費も悩みのもとに。そのことで夫にキレた結果、どうなったかをお伝えします。育児に追われる毎日第1子となる息子が生まれ、待ち構えていたのは過酷なワンオペ育児でした。夫は朝早く出勤し、帰ってくるのは0時過ぎなんてこともざら。さらに両親は離れた場所に住んでいて頼れなかったため、日中は私ひとりで息子のお世話をしていました。 そして、息子は1歳半に断乳するまであまり寝ない子で、夜中に何度も起こされていたこともあり、私は常に寝不足状態。そのころふと鏡を見ては「そういえば最後に髪の毛切ったのっていつだっけ……」と思うぐらい、自分の外見に関してほとんど後回しでした。 美容院へ行ける夫がうらやましいそんな私をよそに、夫は月イチのペースで休日に「ちょっと髪切ってくるね」と言ってカット料金が少しお高めな美容院へ。家計を任されている私は、「ちょっと美容院代高くない? というか夫は好きに髪切りに行けていいなぁ……」とうらやましく思っていました。 しかし、このときの私は髪を切りに行く時間があるなら、まず寝ていたいという気持ちのほうが大きかったので、特に夫に対して何も言わず……。その後も夫が美容院へ行くたびに、今は我慢だと自分に言い聞かせていました。 正直に打ち明けると…断乳が終わり、私も睡眠時間が少し取れるようになったころ。夫がまた「髪切ってくるね〜」と出かけようとしたため、またか!と我慢の限界が。私は夫に「今まで言わなかったけれど、私も髪切りたい! あと美容院代がバカにならないから少し控えるか、そうでなければ私にカットさせてほしい」と正直に打ち明けました。 すると夫は「全然気付けなくてごめん。これからは息子を見る時間を増やすから、ゆっくり髪を切っておいで」と言ってもらえました。それからようやくひとりでのんびりと美容院へ行けるようになったのです。 息子が5歳になった今では、夫も私も好きなときに美容院へ行けるようになり、さらにはたまに私が夫の髪の毛を切ったりもしています。あのとき我慢せず正直な気持ちを言ったことで経済的負担も少し減り、お互いわかり合えたので、言いたいことはちゃんと言葉で伝えないといけないなと思った出来事でした。 著者:竹の内 由紀5歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年05月08日息子の習い事の月謝が2千円上がったことがキッカケで、毎月のお小遣いを減らされてしまった加奈子。夫からは「ママ友とのお茶会を我慢すればいい」と言われたのですが、加奈子にとってはママ友とのお茶会が息抜きの時間だっため、この時間をナシにすることができませんでした。夫に指摘された次の日、もともと前からお茶会の予定が入っていたため、ママ友と楽しい時間を過ごした加奈子。ただ、この日はコーヒー1杯だけにして、節約に努めたのでした。お茶会の後、パートを終え帰宅すると、夫に「今日パートの前どっか行ってた?」と尋ねられた加奈子。「別に、どこにも……」そうはぐらかしたのですが、夫は加奈子がママ友とお茶会をしていたことを知っていたのです。 責め立ててくる夫に対して、加奈子は「前から入ってた約束だったし、今日はコーヒー1杯しか飲んでない」と主張。すると、夫がレシートの提示を求めたことから、2人は言い合いに発展。 しかし、言い合いに決着がつかないことから、加奈子が折れてレシートを出そうとするのですが、お財布の中身を見るとレシートが見当たらなくて……? 「嘘っ、レシートがない!?」隅々を探しても見つからず… 「何してんの? レシートは?」 「その……レシートが見当たらなくて……」 加奈子がそう言うと、「はぁ!?」とブチギレた夫。 「確かにもらったんだけど、落としてしまったかもしれなくて……!!でも本当にコーヒーしか頼んでないの……!」 「ママ友に確認すれば分か……」 「探しに行けよ」 夫は厳しくそう言い放ったのでした。 ◇◇◇ このタイミングでレシートが見つからないとは最悪でしたね。夫は「何がなんでもレシートを見ないと気が済まない」といった思考になってしまっている気がしますが……。しかし、ママ友とお茶をしてから、もう何時間も経っているのに、今からレシートを探しに行けだなんて、ちょっと度が過ぎるのでは?と思ってしまいました。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年05月08日長男くんが生まれてまもないころ。猫を飼い始めたというお義母さんの家へ長男くんを連れて義実家へ遊びに行ったgachaさん。しかし、猫は長男くんだけを威嚇し、鋭い爪をたてて来ました。そんな猫をお義母さんが放し飼いにしていることが発覚。外で遊んで泥だらけになって帰った猫をそまま部屋に入れ、床が汚れてもお義母さんが猫に注意することも体を拭くこともありませんでした……。お義母さんから誘われるため、以前より頻度が減ったものの、義実家へ遊びに行っていたgachaさん。この日もお義母さんに誘われて来たものの、床一面に猫の毛やトイレの砂、さらに外からついて来たであろう土が散乱して上がりたいと思えるような環境ではありませんでした。しかし、突如部屋の奥から「ギアァァ!」と義母の悲鳴が!駆けつけてみると……「放しなさい! コラ! コォラッ!」お義母さんの背中越しに、猫が外で捕まえてきたネズミが床に落ちるのが見えました。「ごめんなさいね。このネズミ片付けてくるから、ちょっと待っててね」そんな衝撃的な場面を見てしまったgachaさんは、帰宅してすぐスマホを手に取り……!? 夫から義母に猫の放し飼いの件を注意してもらうと…? ネズミの件があって怖くなったgachaさんは、『猫 子ども 噛まれる』で検索してみました。 すると……『破傷風』や『猫ひっかき病』『重症熱性血小板減少症候群』といった恐ろしいワードが次々と出てきました。 ネズミを捕まえてそのままくわえて家に持って上がるって……普通に考えてあり得なくね?汚れたネズミをくわえた猫とわが子を戯れさせるなんて……そんな恐ろしいことさせられないよ。まだまだ小さいわが子を病原体から守れるのは親だけ! そう思ったgachaさんは、その日のできごとを夫にも必死に伝えました。すると……「わかった。じゃぁ母さんには俺から伝えてみるよ。さすがにネズミはキツイしね」夫は納得してそう言ってくれました。 息子ラブのお義母さんなら、きっと聞く耳を持ってくれるはず。 そう思っていたgachaさんでしたが、「はぁ!? あんた何言ってんの?」お義母さんからまさかの反応が返ってきて……? 長男くんのことを思うと、外でネズミを捕まえて来た猫とそのまま戯れさせることはできません。夫もなんとか説得できましたが、猫の飼い主であるお義母さんにはその注意が響かない様子……。夫のことが大好きな義母なら、夫の言葉に耳を傾けて問題解決かと思っていましたが……雲行きが怪しくなって来ました。 ※破傷風とは、けがをしたときに傷口から破傷風菌が体の中に入ることで感染し、口や手足のしびれがおこる病気です。治療が遅れると死亡する場合もあります。破傷風菌は、世界中の土の中に存在し、特に動物の糞便で汚染された土が危険です。しかしながら、乳幼児は4種混合ワクチンを摂取しているので、破傷風は極めてまれです。※猫にひっかかれた場合、「猫ひっかき病」になる恐れがあります。猫ひっかき病の主な症状は、1つまたは複数のリンパ節に感染が起きて生じるリンパ節炎があります。しかし、症状がゆっくりでることや、症状が軽度であるために診断が難しく、治ってから振り返って“ひっかき病だった”となる場合もあります。基本的には治療は必要ないとされていますが、まれに重症化する場合もあるので異変が生じた場合は医療機関を受診してください。※完全室内飼いの場合は、猫ノミに寄生される危険性がほとんどないため、『猫ひっかき病』という感染症の原因となる菌をもらってくる可能性があまりありません。しかし、遊ばせるために一時的にでも外に出している場合は、猫ノミに寄生されてしまう危険性が高まるため、ひっかかれたら『猫ひっかき病』に感染する場合があります。※重症熱性血小板減少症候群とは、主にウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する、ダニを媒介して感染する病気です。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月08日主人公のユキさんは、大学の同級生のヒロさんと結婚して2年。同じくゼミの同期で、親友のリンさんの家に夫婦で遊びに行きました。初めて行ったはずのリンさんの家のwifiに、パスワードも入れていないのにヒロさんのケータイが繋がったことから不信感を持ったユキさん。ユキさんは意を決して、2人に最近会ったか尋ねてみると2人は否定。一旦、話を終わらせましたが、心の中で疑いは消えません。その日の帰り道にヒロさんが急に、ユキさんとリンさんを比べて、ユキさんのことをディスリはじめました。普段、温厚なユキさんもさすがに怒って言い返しますが、罵倒されてしまいます。帰宅後「お前、子どもほしいって言っていたけど、女らしくないと無理かもな?笑。お前がリンみたいになったら考えてやるよ」と追い討ちをかけるヒロさん。結婚前の優しかったヒロさんを思い出して悲しくなるユキさん。結婚前は「子どもは、2人は欲しいかな〜。お前と俺の子どものためなら死ぬ気で頑張るよ」と言っていました。 「何でこんなことになるのよ」ユキさんの心の声が溢れ出ます。 「はぁ?なんて?だからお前の女らしさが……」イライラし出すヒロさん。 「そういうことじゃないわよことじゃないわよ」泣いているユキさんを置いて、「もういい。寝るわ」ヒロさんは寝てしまい……。 両親の前でも 後日、1年ぶりにヒロさんの両親に会いに行く、ユキさんとヒロさん。 「ユキさん相変わらず可愛いわね」と言ってくれる優しい義母と、久しぶりの再会を喜んでいると、 「そんな可愛くないだろう」イライラし出すヒロさん。 「変なこと言う子ね……、とりあえず中に入りましょう?」と不思議がるお義母さん。 家に入り、雑談をしていると「最近、ヒロとはどうだい?」と聞いてくる義両親。 決して良い関係とは言えない2人ですが、義両親には本当のことを言えるのでしょうか。皆さんは義両親に悩みなど、本心を打ち明けることができますか? スカッとドラマさんは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。著者:ライター スカッとドラマ世にも奇妙なスカッとする話をお届けするスカッとドラマの運営者。「現実は小説より奇なり」とはまさに。
2023年05月08日小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかり、ついに「ソウにいじめられている」と嘘をつくように。担任の鈴木先生は、クラスの生徒たちと話し合いの場を設け、ソウとレクトについて聞き取りをしました。そして、クラスメートの証言で、レクトが嘘をついていたことが明らかに。その後、レクトはソウに謝罪し、鈴木先生は事の顛末をソウのお母さんに報告しました。そして先生は「レクトはソウに執着している。レクトの親は学校に協力的ではないため、学校と被害者の家庭で協力して考えなければならない。ソウをどう守るかに重きを置き、ふたりを引き離そうと思う」と提案します。「ソウのことを一番に考えたい」と思っていたソウのお母さんは、鈴木先生の提案を受け入れ、ふたりを引き離してもらうことに。 クラスメートの証言で疑いが晴れたソウは、笑顔で学校に通うようになりました。学校では、鈴木先生がソウに近づかないようレクトに目を光らせ、執着は少しずつ解けていきます。しかし、ソウを失ったレクトは荒れてしまい、クラスで孤立。同級生から相手にされなくなったレクトは、公園などで下級生の子に声をかけて遊ぶようになりました。 ある日、ソウのお母さんは「レクトくん、1年生の子を遅くまで連れ回しちゃったんだって」と、情報通のママ友に教えられ……。 クラスで孤立した少年。新たなトラブルを起こし… 「レクトが1年生を遅くまで連れ回した」というトラブルについて説明するママ友。 「1年生の子、キッズケータイを持っていたみたいなんだけど、たまたまバッテリーが切れていたみたいで、親は血相を変えて探してたよ」 「1年生だから時間がわからなくなっちゃったのかな?」という疑問に、「帰ろうとすると、レクトくんに帰っちゃダメって言われていたみたいよ」と、1年生の子の捜索を手伝ったというママ友が答えます。 「他にもゲーム機とかゲームカードとか、借りパクされた子もいるみたい」「小さい子は上級生に文句言えないもんね」 情報通のママ友の話を聞きながら、ソウのお母さんは複雑な心境になっていました。 「ソウへの執着がなくなりつつあるから? 次のターゲットを探している?」 「ソウが終わっても、第2、第3の被害者が出てしまうのでは」と心配するソウのお母さん。「人を代えて、負の連鎖が続くだけなの?」と顔を曇らせるのでした。 上級生の言葉に従い、遅くまで出歩いてしまった1年生。ママ友が言うように、「上級生には逆らえない」ということもあるのかもしれません。 小学校に上がると、登下校などで、ひとりで外を歩くことが急に増える小学1年生。キッズケータイを持たせたり、「寄り道せず、遅くなる前に帰ってくるように」と言い聞かせたりしても、幼いうちは何かと心配ですよね。皆さんは、そんな時期の子どもを守るため、どのような対策をとりますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
2023年05月08日■前回のあらすじ翌朝、母親に見送られフミヤは学校に向かいます。フミヤの姿を見つめながら「きっと大丈夫」と心の中でつぶやく母親。一方フミヤは、校門の前にモリオと担任の姿を見つけるのでした。■フミヤを待っていた2人の意図は…■うつむいていたモリオが突然…!自分のしたことを反省し、フミヤに謝罪するモリオ。一方、フミヤはモリオにどんな声をかけるのでしょうか?次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年05月08日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず……。そして、先生はつむ田さんに対して嫌がらせをするようになったのでした。以前お母さんに塾の先生のことを相談したつむ田さん。しかしお母さんがお父さんに相談すると、夫婦ゲンカに発展してしまうという事態に……。そのため、「もう誰にも言わない」と心に決めたつむ田さんは、先生の嫌がらせにも必死に耐え、つらい日々を送っていました。そんなある日、塾の廊下の貼り紙で自習室があることを知ったつむ田さん。廊下で会った知らない先生に、「勉強が好きなら、頑張ってみてもいいんじゃない?」と声をかけられたことが後押しとなり、自習室に足を運んでみることに……。 すると、そこで先生に勉強を教えてもらうことになったのですが、分からない所の理解が深まると、「勉強がすごく楽しい!」と思うようになって……? 勉強を教えるのがじょうずな先生のお陰で、勉強が楽しくなって… 「先生すごい! 魔法みたい!」 先生の教え方のうまさに感動するつむ田さん。 「別に先生ならこれくらいできて普通だよ。受け持ちの生徒からはそんなこと言われたことないし……」 「先生……すごいのにね」 先生のことを褒めながらも、つむ田さんは次の問題を解き始めることに。 そしてこの日以降も自習室で勉強するという習慣は続き、いつの間にかつむ田さんの頑張りは成績にも反映されるようになったのです。 「いやーコワモテ先生が自習室で教えている生徒のつむ田! 最近本当にすごいですね!」 「ここまで結果が出るなんて私も鼻が高い!」 すると、隠れながらも2人の会話を盗み聞きするオイカリ先生の姿が……! (くそぉーコワモテの野郎、塾長からベタ褒めだと?1人で得点稼ぎやがって……) 塾長に褒められているコワモテ先生に対して、オイカリ先生は心の中で怒りを爆発させるのでした。 自習室での頑張りが、成績にも反映されるようになったつむ田さん。勉強は本人のやる気はもちろん大事ですが、教え方がうまい先生に教わるというのも1つの成績アップの秘訣なのかもしれませんね。コワモテ先生と自習室で勉強をする機会に恵まれ、本当によかったです。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年05月08日ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル
両手に男児