2022年9月26日 08:30
「誰か抱っこを代わって…」人に頼れないなら物に頼る!気持ちにゆとりができた、孤育ての救世主
私は徐々に何に対しても無気力になり、気付くと息子を抱っこするのも嫌になってしまったのです。
人に頼れないから物に頼ってみた結果
自分の心が死んでいくような感覚に陥り、このままではいけないと妊娠中から購入しようか悩んでいたバウンサーをついに買うことにしました。バウンサーがわが家に届き、さっそく息子を乗せてみると見事にギャン泣き。息子には合わなかったと一時はバウンサーを押し入れに封印しようかと思いましたが、何をしても泣き止まないときは使ってみることにしたのです。
息子の安全をしっかり確保したうえで、私は足でバウンサーを揺らしながら、イヤホンをして好きな音楽を聴きつつお菓子を食べたり、録画しておいたドラマを少しの間見たりしました。休憩時間ができたことで少しずつ心が生き返ったのを覚えています。
さらに息子を乗せたバウンサーごといろいろな場所へ移動できるので、安心して料理やトイレ、食事ができ、育児が少しラクになったのです。孤育て中の私にとって、バウンサーはなくてはならない相棒となりました。
いつの間にか私は、自分が思い描いていた理想のママになろうと頑張り過ぎていました。息子の安全が確保できているなら少しの間泣かせていても大丈夫、という気持ちでバウンサーに頼ったことで、私の気持ちに余裕が生まれたのです。孤育てだからこそいろいろな物に頼り、工夫をして育児を楽しもうと思えた出来事でした。
※赤ちゃんをバウンサーに寝かせるときは、必ずシートベルトを装着して安全を確保し、目を離さないようにしましょう。
監修/助産師REIKO
著者:米久 熊代
1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
試される母!【なぜなぜ期】ならぬ【何で作られてる?期】⇒「僕は何で作られてる?」の正解は…!?