2022年6月14日 15:30
<口唇口蓋裂>「ストレスによる消化不良です」想像以上に娘にストレスがかかっていると知り…
口唇口蓋裂で生まれてきた娘、くぴこちゃんを育てているじぇにこさんの育児マンガです。鼻の修正手術が決まったくぴこちゃん。今回は術前検査を終え、入院まで1週間となったときのお話です。インフルエンザが最も猛威を振るう季節だったので、感染対策を徹底しながら入院に臨んでいたというじぇにこさん。そんなある日、くぴこちゃんが「おなかが痛い」と言い出したため、かかりつけの小児科医に行くことになったのですが……!?
入院に対する言葉にできない不安が体の不調に表れてしまい…
病院へ行くと、「ストレスによる胃腸不良かもしれない」と診断され、整腸剤を処方されました。
思っている以上に、娘の手術に対するしてのストレスが大きいことを知り、せめて少しでもリラックスできることはないか相談しました。
すると……!?
そこで、くぴこが赤ちゃんのときに買ったベビーマッサージの本を引っ張り出し、ネットなども利用し、その日から簡単なマッサージを続けたところ、心なしかくぴこの表情も柔らかくなりました。
腹痛も整腸剤の効果もあったようで、症状がすぐに落ち着いていきました。
また、くぴこだけでなく、1歳のまぴことの時間も積極的に作って、一緒に過ごすようにしました。
他愛もない時間や一緒にお昼寝をしているときなど、ささやかながら癒されることができて、私自身もリラックスして過ごすことができました。
今まで、過去の度重なる入院延期や娘の手術に対する心配など、術前から入院するまでの時間はずっと緊張と不安な思いばかりで、私自身がまった全く余裕がない状態でした。
いつの間にかそれがくぴこにも伝わり、それがくぴこの心身にも影響していたのかもしれません。
まぴこと過ごす時間があったおかげで、それがとても緩和されたように感じました。
入院準備に追われながらも、子どもたちとの触れ合いやコミュニケーションを一番にして過ごすことで、今までよりもリラックスした状態で入院に備えることができたのは、私自身も驚きの発見でした。
また、赤ちゃんのときとは異なり、くぴこも物心つく年齢となりましたが、不安をまだうまく言葉にできず、それが身体に表れたことで、親として今まで以上に娘の気持ちをケアする必要も強く感じました。