＜嫁のメシがマズすぎる＞「もうダメかもしれない」理想の相手との結婚が決まり、順風満帆だった生活は

新卒で広告代理店に入社したタケルさんは、教育係として紹介された先輩・カナさんに一目ぼれ。やさしくて頼りになるカナさんを誰にもとられたくないと思ったタケルさんはすぐに告白し、その3カ月後にはプロポーズするなど、とんとん拍子で結婚まで進みます。カナさんとの幸せな結婚生活を思い描いていたタケルさんですが、実はカナさんにはある秘密があり……。

新人研修を終えて配属された部署で出会ったのは…

僕とカナの出会いは、新入社員とその教育係でした。

一言言葉を交わした途端、僕はカナに心を奪われ……。

新入社員として配属された先で、初めて会ったカナさんに一目ぼれしたタケルさん。

カナさんは面倒見がよく、頼りがいのある先輩。そんな内面にも魅かれ、タケルさんは徐々にカナさんへの恋心を募らせていきます。

タケルさんはデートをきっかけに、カナさんに猛烈アプローチ！ 念願かなってカナさんと付き合うことになります。そして付き合って3カ月後にはプロポーズにも成功するなど、まさに順風満帆。

そんな幸せ絶頂のタケルさんですが、ひとつだけ心にひっかかることが。それは父親の存在でした。

母親が幼いころに不倫して出ていってからというもの、酒に溺れ、暴言を吐くようになった父親。

「一応」 結婚の報告はしますが、案の定祝ってはもらえませんでした……。しかし、父親と決別してでも、必ずカナさんを幸せにしてみせるとタケルさんは固く心に誓います。

育った環境によっては、結婚に対する考え方が前向きではない家庭もあるのかもしれませんね。ですが、タケルさんが言うように、必ずしも子どもが親の二の舞を踏むとは限りません。

「カナさんを必ず幸せにする」