子育て情報『<異常分娩フラグ >「わが子を抱くために…」異常分娩を経験した母が感じた「妊婦に大切なこと」とは』

2023年4月28日 13:40

<異常分娩フラグ >「わが子を抱くために…」異常分娩を経験した母が感じた「妊婦に大切なこと」とは

 

執刀医からは星田つまみさんの「妊婦健診の医師の発言にモヤモヤする気持ちもわかる」と共感してくれたのち、医師としての見解を話してくれました。

執刀医によると「常位胎盤早期剥離」は再発はしやすく、また 一度「常位胎盤早期剥離」を起こした人は10件に1件の発症率とのこと。しかし、考え方によっては10件に9件は再発しないことになるため、すでに妊娠している方に余計なストレスをかけることは「医師として得策ではない」と思うとのことでした。

星田つまみさんは執刀医の話はとても納得できたようでしたが、その正しい認識を持っていたらこの産院は選ばなかったと言います。

それは、産院の対応や処置に不満があったわけではなく、長男くんが新生児仮死(※1)で生まれた際に別院のNICU(新生児集中治療室)に搬送され、親子で離れ離れになった経験がある星田つまみさんだからこそ、「NICUのある病院を選ぶべきだった」と感じたのだとか。

(※1新生児仮死:さまざまな原因により、赤ちゃんが生まれてくる過程で低酸素状態に陥いったり、生まれたあとの呼吸や循環が不十分な場合に起こる。生まれた赤ちゃんを採点するときに用いられる「Apgar score(アプガースコア)」で皮膚色・心拍数・刺激に対する反射・筋緊張・呼吸の5つの項目を評価し、それが4~6点であれば第1度(軽症)「新生児仮死」と診断される)

そして、医師の「安全な出産」と妊婦自身の「安心して臨むお産」との間に差があった場合、また不安になるのであれば、積極的に担当医と話すべきだったと感じたそう。

自分と生まれてきてくれる赤ちゃんのために、「知ろうとすることが大切なんだ」と今回の経験で実感した、星田つまみさんなのでした。


◇◇◇

今回のお産で「知ろうとすることが大切」と感じた星田つまみさん。

出産をするのはママ本人。大切な赤ちゃんのため、納得する形で出産できるように気になることは質問するのが大切かもしれません。

もし「病院でしていい質問なのか」などと悩んでいる方は、ベビーカレンダーにて無料で専門家相談をおこなっていますので、まずそちらで相談してから病院に相談しに行くのを考えてみるのもいいかもしれませんね。

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