<ご近所トラブル物語>「ママずっと怒ってる」不倫相手の出現で母が激変!嘆く子を預け、デートへ!?
庭野はなさん一家は、娘のつむぎちゃんが小学校に上がるタイミングでマイホームを購入。知り合いのいない土地への引っ越しでさまざまな不安がある中、近所に住む同い年のサラちゃんが、つむぎちゃんと仲良くしてくれたことに、はなさんは安堵していました。サラちゃんの母親・リカさんは、強引で癖のある性格。リカさんに苦手意識のあったはなさんですが、「子どもたちの仲を壊したくない」という気持ちで、ママ友付き合いをしていました。夫と不仲が続いていたリカさんには、サラちゃんをはなさんに預けてデートをするような間柄の、不倫相手がいました。ある日、「話がある」とはなさん宅に押しかけてきたリカさん。「夫とは別居することになった。不倫相手と一緒に暮らしたいから、彼の引っ越しが確定するまで、デートのときはサラの面倒を見てほしい」と非常識なお願いをしてきた上に、「私たち、ズッ友でしょ♪」と都合のいい言葉を並べてきたのです。
「不倫の片棒を担ぐのは嫌」と頭を抱えるはなさんですが、「私さえ我慢すれば子どもたちはいつも通り……」という思いもありました。つむぎちゃんと仲良くしてくれる、サラちゃんはとてもいい子。はなさんは「子どもたちを優先したい!」と、リカさんの頼みを引き受けることに。
すると、「んじゃ、今晩もサラを預かってもらっちゃおうかなー♡」と調子に乗るリカさん。はなさんはげんなりしていましたが……。
「昔のほうがよかった」不倫相手が現れてから…
リカさんの頼みを承諾したその日から、サラちゃんの子守を任されたはなさん。夕方になり、リカさんからもらった夕飯代で、デリバリーのピザを注文することに。
「ねーねー。つむちゃんママは、パパとケンカする?」
みんなでピザを食べていると、サラちゃんから質問が飛びます。
「あんまりしないかなぁ。パパは出張で家に全然いないし」
「そっかー。サラのママはね、パパとケンカばっかなんだぁ」
「あらら。ケンカは嫌だよねぇ」
とっさに出た返答に、「答え方ミスったぁぁ」と慌てるはなさん。
「でもママ最近、楽しそうなの」