2023年12月10日 22:40
「おばあちゃんみたいなママだね」高齢出産の母を見下した同級生→涙した娘が仕返しを企てた結果…
すると、長女は私の部屋で次女と話したいから、部屋から出るようにと言いました。一体何をするつもりかはわかりませんが、ここは長女に任せようと考え、言われたとおりにしたのです。
「初老」呼ばわり…
しばらくすると、次女が私のもとへ走ってきて「ごめんね……私、ママのこと大好き」といって抱きついてきました。やはり、学校で例の2人組の子から私が老けていると笑われてしまったのが原因だったようです。
その翌日。ちょうどマンションのエントランスで先日のママさんと遭遇したので、昨日あったことを説明したうえで、お子さんに注意してもらえないかとお願いしました。しかし、「私たちが悪いって言うの?」と取り合ってもらえず、またもや2人はホストクラブへ出かけていったのです。
このことが彼女たちの気分を害したのか、それ以降2人は陰で私に「初老」というあだ名をつけてクスクス笑うようになりました。
私はいいのですが、次女が学校でさらにひどいことを言われていないか、心配でなりません。
次女に聞いても「楽しいよ!」と答えるだけ。ただ、すこしどもりながら言うので、ウソをついているのはお見通しです。これは担任の先生に相談したほうがいいのかと悩んでいました。
授業参観で涙したワケ
数日後、授業参観があったので、私は折を見て先生に相談することにしました。授業参観では作文を読むそう。そわそわしながら授業参観に向かいました。
私が教室に入るやいなや「まじでババア!」という声。
声の主は同じマンションの女の子です。私は娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになって、うつむいてしまいました。
そして授業がスタート。作文のテーマは「私のお母さん・お父さん」。いよいよ次女の番になりました。
次女の作文には、妊娠したときに母体が危険だと言われたこと、闘病していた夫も次女に会うために治療を頑張っていたこと、夫の遺した命を私が命懸けて守ったこと、高齢で体力がなく満足に遊んであげられず泣いたことが書かれていました。
どうやら長女と一緒に私の日記を見て知ったよう。私は当時のことを思い出し、目頭が熱くなりました。
「私はお母さんの子どもに産まれて、世界で一番幸せです!」