2017年1月24日 14:00
第三回 誰かに話したくなる、このアイテムのココがすごい! 世界的ベビーブランド・ベビービョルンにインタビューしてきました
海外ブランドのコンセプトやこだわりを伝える特集。記念すべき初回は、ベビービョルン株式会社へ訪問。ベビービョルン代表の深井さんへ、インタビューしてきました!
主力商品であるバウンサーや抱っこ紐だけでなく、お食事アイテム&トイレアイテムなどもロングセラーを誇っています。実は、日本にベビービョルンが浸透し、初めて売れたのはお食事用のソフトスタイ。カラーが豊富、デザインがかわいい、などだけでなく、長く愛される理由がたくさんありました。
日本に衝撃をもたらした、プラスチック製の育児アイテム
―――今回はソフトスタイをはじめ、そのほかのアイテムについてお話をおうかがいしたいと思います。ビョルンと聞いて思い浮かぶのは、バウンサー、抱っこ紐、に続いてソフトスタイだと思います。
深井さん:そうですね。実は、ベビービョルンというブランドが日本に浸透し、一番はじめに売れたのはスタイなのです。それまでの日本にはなかった素材を使ったアイテムが、まず注目されました。
当時、赤ちゃん用の通販雑誌があったのですが、そちらに掲載させていただいて、話題になったのです。素材はもちろんのこと、赤ちゃんらしいデザインのアイテムが多いなか、ビョルンは大人がみてもかっこいいデザインやカラーで目立っていた。当時でいうとモダンだったのですね。
赤ちゃんの体型や動きを徹底的に研究し、開発された3D構造
―――ソフトスタイは、とってもこだわりが詰まったアイテムだと思うのですが…。というのも、ここまで子どもの体型や特性、使用シーンを考えて作られたものはないな、と。私自身、自分の子でも愛用していましたし、友人の出産祝いには必ず入れる定番の贈り物にもなっています。
深井さん:まず特徴が、真珠ネックレスですね。ビョルン初期のスタイでは、この構造はまだ発明されていませんでした。いろいろな体型の、いろいろな赤ちゃんがいるなか、みんなに合うものをどう作ったら良いのか。また、スタイをストレスに感じないように工夫ができないのか。この2つの問題を、真珠ネックレスは一気に解決してくれました。
まず、この真珠ネックレスは、ほぼ無段階にサイズを調節できます。そしてこの玉のラウンド型で、首へのあたりがやさしくストレスが少なくなったのです。
―――ひとつのアイテムを作るのにも、徹底的にリサーチして開発を重ねているのがわかります。ビョルン独自のデザインには感動するものが多いです。