子育てで、ここだけは押さえておきたい3つのポイント(伸び続ける子供が育つママ特集3)
「伸び続ける子」の母はココが違う
ダメなところだけを見て、わが子の資質を判断してはいけないの続きです。
毎日の「しつけ」は、どの程度まで厳しくしていいの? というのは、親の永遠のテーマ。それに対し、「親の『基準』さえあれば、どんなに厳しくっても大丈夫!」と、花まる学習会代表の高濱正伸さんは話す。
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今回は、お母さんだからできる「しつけ」の習慣について、話を伺った
■子育てで押さえておきたいポイント(1)早起き「問題を抱えた青年たちの多くが、昼夜逆転の生活をしています。早寝早起きなどの生活のけじめをつけることは、勉強よりもずっと大切と自信を持って言えます」と、高濱さん。
昼夜逆転の生活の根っこは、小さいころの家庭環境にあることも多いとか。これは想像以上にとても根深いもので、意識改革をするのはなかなか難しいそうだ。
なぜなら、昼夜逆転の生活をしている青年に小さい頃の家庭状況を聞くと、「日曜くらい寝坊していいよ」という文化を持った家庭であることが多かったから。
「つまり、休みの日くらいゆっくり休みたいといった親側の理由に、子どもを引き込んでしまっている家庭です。もちろん、親は堂々と寝坊をしても構いません。『大人はいいのだ、だけど子どもは早く起きなさい!』という毅然とした態度であれば問題はありません。子どもは本来、365日早起きする生き物です。疲れているなと思ったら早めに寝かせてください。早起きというのは、体のリズムなのです」。