伸び続ける子にする、親の声かけ――「頑張り抜く子」が育つ親子の会話とは?(伸び続ける子供が育つママ特集4)
「伸びる続ける子」の母はココが違う
ダメなところだけを見て、わが子の資質を判断してはいけない
子育てで、ここだけは押さえておきたい3つのポイントの続きです。
「ああ、あんなこと言っちゃった。」子どもへの言葉かけは本当に難しい。今回は、お母さんだからできる「会話」の習慣について花まる学習会代表の高濱正伸さんにお話を伺った。
高濱さんいわく、「頑張り抜く力が出るか、やる気がしぼんでしまうかは、『親のひと言』次第」なんだとか。
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■子どもが自分から宿題をやるシンプルなルール「宿題やったの?」。この一言を言わずに済むのなら、どんなに楽だろう…。そんなママたちに朗報だ。高濱さんによると、なんと子どもが自分から宿題をやる方法があるそう。
「子どもがみずから宿題をやれなかった時には、お母さんは黙っていてください。しかし、子どもが進んで宿題をちゃんとやった時には、『やれたね、すごいね』と褒めてあげてください。」
つまり、宿題ができたらほめる、できなかったら何も言わないことを続けるということ。およそ2週間このルールに従っただけで、子どもが自分からどんどん宿題をやるようになるという。
さらに、「NGワードを言わないこと」「肯定的なことだけ言葉にすること」、この2点も大きなポイントだ。