2016年4月4日 16:00|ウーマンエキサイト
「園や学校に行きたくない」通園・通学の行き渋り 子どもを安心させる対処法とは
4月になり、入園や入学、進級など子どもたちも新しい環境での生活が始まると、ママと離れられなかったり、新しい環境に緊張してしまったりで「園や学校に行きたくない」という行き渋りが多くなります。だからといって行かせないわけにもいかないし、頭ごなしに叱ってしまっては逆効果。園や学校に楽しく通えるように、子どもの不安をうまく和らげてあげましょう。
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■子どもに不安な顔を見せない
保育園や幼稚園に入って、初めてパパやママと過ごすことになる子どもの場合、「行きたくない」と泣いたりグズったりしてしまうのはよくあること。
朝の忙しいときに泣かれてしまうと、ママも困ってしまいますよね。でも、ここで不安な顔を見せるのはNG。とくに登園前は笑顔を絶やさないように意識して、子どもを安心させてあげるようにしましょう。
「今日のお弁当は大好きなハンバーグだよ」「今日は○○あそびがあるよ」など、その日園に行くのが楽しみになるような声掛けをするのも◎。
「元気に帰ってきたら、おやつは○○だよ」といったお楽しみを作ってあげるのもよいでしょう。
■連れて行くと決めたら心を鬼に
「園に行きたくない」という理由が、体調不良やお友だちとのケンカなどハッキリしている場合は、その問題に対して働きかける必要があります。具合が悪いなら無理せず休ませたほうがいいですし、お友だちとのトラブルは仲直りのサポートをしてあげたいですよね。
そうではなく「何となく不安」「ママと離れたくない」といった場合は、とにかく連れて行ってしまいましょう。そして、園で先生に子どもを預けたら、すぐに立ち去るのがポイントです。
ママの姿がいつまでも見えていると、子どももなかなかさびしい気持ちがおさまりません。ここは心を鬼にして、あとは先生にお任せしましょう。登園するまでは大泣きしていても、ママの姿が見えなくなると楽しく遊び出す、なんてことも案外多いようですよ。