「泣きたいのはこっちなのに…」我が子にイライラしたときの対処法
「正直、我が子にイライラする」。じつはこれ、多くのママたちが抱えている子育ての悩みです。
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もちろん、子どもを愛しているし、憎らしくて言っているわけではありません。しかし、言うことを聞かない、奇声を発する、いつまでたっても○○ができない…など、ママの心を波立たせるポイントが潜んでいることも事実です。
「泣きたいのはこっちだよ!」「もう、いい加減にして!」そんな気持ちを抱えたママ、必見。「子どもにイライラしたときの対処法」をエキサイトお悩み相談室の
藍 はる (あい はる)先生に聞きました。
■子どもにイライラしてしまったら、どうすればいい?
・ゆっくりと10まで数える
人間の怒りのピークは約6秒とされています。ゆっくりと10まで数をかぞえて、気持ちを落ちつかせましょう。
深呼吸をして10秒やり過ごしてください。
・ゆっくりと深呼吸をする
とくに“はくこと”に意識を向けて、ゆっくりと深呼吸をしてみましょう。はく息とともに、イライラや緊張も体の外に出していくようにイメージすると、より効果的です。
・その場から静かに立ちさる
イライラや怒りを静めるためには、クール・ダウンすることが大切です。その場を離れて冷静になりましょう。
自分のお気に入りの場所や一緒にいると安心する人のところへ行くのもいいでしょう。難しい場合は、どこか別の好きな場所にいるつもりになるだけでもOK。感情消去法のひとつで、楽しい気持ちを呼びさますことができます。
・鏡をみる
エレベーターの前に、鏡などが置かれている場合があります。じつはこの鏡、セルフ・モニタリングするためのものなのです。セルフ・モニタリングとは、心理学者シュナイダーが提唱した概念で、自分を含めた周囲の状況を客観的な姿勢でチェックする能力のことです。
このセルフ・モニタリングを行うことで、より相手への共感性を高め、思いやりをもって接することができるのです。エレベーターの前に置かれているのは、お客さんのイライラ感をおさえるためだそうです。