コミックエッセイ:コソダテフルな毎日
「保育園に入りたい」は欲張りなんかじゃない。全入化への第一歩はコレだ!【コソダテフルな毎日 第59話】
■「保育園に入りたい」のは育休明けママだけじゃない
育休産休明けで復帰するママもいれば、 私のように急に社会復帰したいと思って仕事を始めるママだっています。
仕事の形態もさまざま。フルタイムの人もいれば、数時間のパートの人もいるし、私のように自宅で仕事をしている人もいます。
一億総活躍社会というならば、政府にはいろんな選択肢、生活スタイルを実現できるような受け皿をつくってほしいものです。
そして、その実現を少しでも早く進めるためには、
当事者同士が批判し合っていてはいけません。
特に、私たち女性は、細かいところまで目配りしたり、周囲を見渡し器用に動くことに長けていると思います。
しかし、それは良いところでもあるのですが、細かい個々の差にとらわれて話が進みにくいという側面もあります。
保育園問題においても、それぞれ事情は違うけれど「今のこの状況なんとかならないの!?」と思う気持ちはみな一緒です。
「私たちの頃はもっと苦労したのよ」という人でも、「意外となんとかなった」という人でも、「私は待機児童問題解決に向かって熱心に活動しています」という人でも、「解決するかしないかだったらそりゃ解決したほうがいいよね」程度の人でも、個人のスタンスや活動は、もはや重要ではありません。
この際、
1人ひとりの主義・主張・目的・活動状況など細かいところまで合致させようとせず、とにかく「保育園全入化を実現させたい」という気持ちを声に出していきませんか?
そして、「働くお母さん」に注目が集まる一方で、 子育てに専念するために仕事を辞める・もしくは辞めざるを得なくなった母親=専業主婦もいます。