連載記事:ママが知るべき「子どもの感染症」傾向と対策

のどの痛みに要注意! 4~6歳の患者が最多「溶連菌感染症かも?」【ママが知るべき「子どもの感染症」傾向と対策 第9回】



■溶連菌感染症「予防法、治療法は?」

のどの痛みに要注意! 4~6歳の患者が最多「溶連菌感染症かも?」【ママが知るべき「子どもの感染症」傾向と対策 第9回】

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溶連菌感染症の効果的な予防法はあるのでしょうか? また、「もしかして溶連菌かも?」と思った場合はどうすればいいのでしょうか?

【予防方法】
飛まつ感染や接触感染を予防するためには、手洗いやうがいなどの一般的な予防法が大切です。年齢に応じて、せきエチケットにも気を配りましょう。

【診断法】
迅速診断キットにより、10~15分程度で診断できます。

【治療法】
合併症を防ぐためにも、抗菌薬を決められた期間、きちんと服用することが大切です。

薬を飲んですぐに熱が下がった、のどの痛みがなくなったからといって、自己判断で服用を途中でやめることは避けたほうがいいでしょう。困ったことがあれば医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

【登校(登園)基準】
適切な抗菌薬による治療をはじめて24時間以内に感染力はなくなるため、それ以降は登校(登園)が可能です。

3月現在もかかる可能があり、これから夏に向けて、さらに流行することが予測される溶連菌感染症。
とくに年中や年長児、低学年の子どもはかかりやすいため、日頃から家庭でも手洗い・うがいを徹底して、気をつけておきたいですね。

参考サイト:
・国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/

・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=46

・東京都感染症情報センター「感染症発生動向調査」
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/

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