コミックエッセイ:笑いあり涙あり 男子3人育児
幼児がいると大変…!突然の停電で焦りまくったので改めて「防災対策」を考え直しました【笑いあり涙あり 男子3人育児 第49話】
乳幼児は非常時がわからない…
トイレの水をタンクに溜めるには2lのペットボトル2本は必要だということがわかりました。
小であればタイミングを合わせて(汗)何人かまとめて流します。
そして気づけば飲料水も賞味期限を過ぎている~!!
まぁ、未開封の水なので大丈夫なのでしょうが…
実は、なんとわが家の数件先の交差点より向こうは普通に通電したので、長男の小学校は10時から登校OKとなり、とにかく家にいるよりはマシと学校へ送り出しました。
一方下の子たちの保育園は停電中。大人も仕事に行けないこともあってお休みにしましたが、訳のわかっていない1&3歳児を抱えての非常事態。どう過ごせば良いのでしょう(涙)
最寄りのコンビニも停電。よって夫が少し遠い通電している地域のコンビニまで買い出しに。そこでひとまずの飲み物と常温OKの食べ物を確保しました。
しかし…すぐにこのまま復旧を待つのは無理だと判断。
どんなにいつもと違う、水が貴重で汗をかいてもシャワーも浴びられない…と説明したって、子どもたちはおかまいなしに走り回り、汗だくになります。
よく
子連れの避難所問題なども大変だと聞いてはいましたが、なんとなくわかったこと。
特に
乳幼児は、どんな非常時であっても「いつもと同じ」を求めるんですね。
それに応えられないストレス。それが避難所であればなおさら周りの目も気になるし、親は本当に追い詰められるだろうと思いました。
子ども3人いると宿泊先を探すのも大変だった…
マンションは立体駐車場のため車の出し入れも不可。たまたま運良くわが家は駐車場を別の場所で借りていたので動かすことができ、日中は長男が帰宅するまでショッピングモールに食事と涼を求めに行くことにしました。
ショッピングモールは当たり前のように電気がつきエアコンが効いていて、あまりの自宅との違いにちょっとしたパラレルワールド感がありました。
帰宅すると、一階では水が出るということで、共用部からトイレ用の水を汲んで運ぶ住人たちの姿。
各家のお父さんたちもこの日は多くの人が出勤を諦めて戻ってきていて、子どもたちと一緒に水を運んだり遊び相手になったりしていて、ちょっと普段は見られない風景にほっこり…(している場合じゃない)。
あまりの暑さに家の中にいられないので、外でママ友と情報交換をしていると、当分復旧はしないらしい、子連れの人は実家や近場のホテルに避難し始めている、と聞いて、ここでやっと今夜の乗り切り方に思い当たりました。お出かけして涼んでる場合じゃなかった!
うちは両家ともに実家が遠いので、慌ててホテルの空きを探し始めました。
そしてわかったこと。
つくづく、危機感の低いわが家。
これまで家族で宿泊するといえば観光地だったので(まぁ普通そうですよね)当然のごとく5人家族が泊まれる部屋があると思っていたのですが、駅前のビジネスホテルにそんな部屋あるわけないですよね(汗)
どうにか車で行ける範囲のホテルで2部屋に分かれれば泊まれることになり、大急ぎで支度をして渋滞の中たどり着き、想定以上の金額を支払い(この際泊まれれば金に糸目はつけないと決めたけど…涙)、ホッとひと息ついて夕食を食べていた時…