子育て情報『”パパ失格だ…” 泣き止まない深夜育児でノイローゼになった夫「我が子を可愛いと思えない」告白に妻がかけた言葉』

2024年4月20日 11:30

”パパ失格だ…” 泣き止まない深夜育児でノイローゼになった夫「我が子を可愛いと思えない」告白に妻がかけた言葉

という怒りが込み上げてくるようになりました。時間が経つと怒ってしまったことが悲しくなり、娘と向き合うこと自体にも苦手意識が芽生えるようになっていました。

――「パパ失格やわ」と奥さんに伝えたとき、けんごさんの心境はどのようなものだったのでしょうか?

【けんご】特に、自分が抱っこをしているときに娘が激しく泣き叫び、妻に抱っこを代わった瞬間に安心したように娘が眠ったときに、“パパ失格”と強く感じました。「パパっ子になってほしい」と思って、自分なりに育児に向き合っていた中での出来事だったため、非常にショックでした。娘は生後2ヵ月にして「もう自分のことを怖がっているんだ」と思い込んでいましたね。

■妻が認めてくれたことが心の支えに「妻の愛のおかげで生きていける」と感謝でいっぱい

「パパ失格だ」と悩むけんごさんに、「娘が泣いているのにも理由がある」「本気で育児をやっていなかったらそんなに悩まないから、ちゃんと育児に向き合っている証拠だ」とママさんからも想いが伝わる言葉が…。「そう言ってもらえることが一番うれしかった」とけんごさんも振り返っています。

――奥さんから言葉をかけられたときは、どんな気持ちになりましたか?

【けんご】世間一般的には「育児は親としてやって当たり前」という考えがあるため、会社の仕事のように、誰かに褒められたり感謝されたりはしないものです。
そんな中で、妻が自分の頑張りを認めてくれたことは大きな心の支えとなりました。

――育児に対する向き合い方も変わった?

【けんご】逆に、「無理しないでね」とか「頑張れ」といった言葉は、当時の私にはきっと響かなかったと思います。育児において、誰かに頑張りを認められたり感謝されたりすることは、とても大切なことだと感じました。

――けんごさんが育児にここまで向き合える原動力は何だと感じますか?

【けんご】命懸けで娘を出産してくれた妻への恩返しだと考えています。妻は10ヵ月間も大きなハンデを抱えながらお腹の中で赤ちゃんを守り、痛みと恐怖と闘いながら出産してくれました。妻が頑張ってくれた分、自分がママになる覚悟で育児も全力で向き合いたいと考えています。

――パパの育児に対する世の中の印象は「ママより積極的ではない」という部分もまだ多い中、けんごさんの考え方のどのような点に違いがあると感じますか?
【けんご】自分が今こうして家庭を築いて幸せに過ごせているのは妻のおかげです。

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