こどもの皮膚科ドクターが語る 秋 -季節の変わり目- になぜ湿疹が悪化するのか
湿疹の治療もお早めに
そんなわけで冬になる前から湿疹を作ってしまう子が増えてくるのがこの季節です。予防はスキンケア・シャワーで汗や汚れを上手に落とせばなんとかなりますが、痒みが出てしまうともうそれだけでは抑えることはできません。早めに薬を使って湿疹を抑えていきたいところですね。子どもがひっかく動作をするようだったら皮膚科・小児科の受診を考えたいです。
今回は秋の最初のお話ということで夏の残り香について話を進めていきました。次は冬の先触れをテーマにお話をすることにしましょう。
野﨑誠(のざきまこと)わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市・皮膚科、小児皮膚科)院長。国立成育医療センター(小児皮膚科)、東京都立東大和療育センター(皮膚科)勤務。
2001年山形大学医学部卒業山形大学医学部皮膚科入局山形県公立置賜病院(山形県長井市)、国立成育医療センター(東京都世田谷区)、はせがわ小児科医院(東京都武蔵野市)などの皮膚科・小児皮膚科を経て、2013年、わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市)開院。院長を務めるかたわら、専門家向け、一般向け、教育機関(保育園、幼稚園、小学校、中学校など)向けの各種講演会、勉強会を精力的にこなす。雑誌他執筆多数。広い年齢層の皮膚病、あざの治療やスキンケアに携わる。
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