子育て情報『学校トラブルが続くとき、子どものストレスを数値化したら変わった!』

学校トラブルが続くとき、子どものストレスを数値化したら変わった!

そこで、娘が「しんどい」と思う出来事を「1~10」にレベル分けしてみました。

「レベル5」までは、なんとか頑張れる程度。

「6~10」は、チックや頭痛・吐き気・足の痛みなどの身体症状が出始めるため、何らかのサポートが必要になってきます。

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こうして娘のストレスを数値化することで、「しんどい」と訴えられたときに「今、1~10で言うとどのぐらい?」と確かめ、そのレベルを推測することができるようになりました。

しんどいレベルが「4」か「5」の時は、そっと背中を押してあげれば前に進む勇気が出ることもあります。

「6」以上の時に背中を押してしまうと「ママの期待に応えなければ」という気持ちが芽生え、余計に娘を追いつめてしまうことになるので「まずは心を休めようね」と声をかけることにしています。

この数値化のおかげで娘と私の認識は大きくずれることなく、その認識を前提に話ができるようになりました。


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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174005717


「しんどさ」がわかれば課題や手立ても見えてくる!

また、娘のストレスを書き出してみることで、わかった事もたくさんありました。

雨の日と晴れの日では同じ出来事でもストレスの度合いが違うこと、

児童精神科への通院前には、娘にとんでもない負荷がかかっていたこと

お友だちとバイバイする時間になると激しく怒り、泣いて抵抗する娘にも、その瞬間はかなりのストレスがかかっていることも判明しました。わがままなのではなく、自分ではどうしようもない感情の揺れに振り回されていたのです。

「お友だちと遊ぶときには、あらかじめ帰り際の対策をたてておく」という課題も見えてきました。こうして娘と一緒に「今はどんな状態だろうね」「こんな状態の時はどうしたらいいかな?」と話し合っていくことで、娘は安心してSOSを発することができるようになっていると思います。

年齢が上がるにつれ、いろいろな感情やプライドが邪魔をして、本当のことを話してくれなくなる時期が来るかも知れません。

それでも、「SOSを出せば一緒に解決策を考えてもらえる」という経験は、娘の今後の人生できっと役立ってくれることと思います。


客観的に自分の状態を判断できるように

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「今、自分はどういう状態にあるのかを知る」

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