子育て情報『高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?症状や診断基準、障害者手帳の取得について紹介します!』

2016年8月24日 19:20

高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?症状や診断基準、障害者手帳の取得について紹介します!

見たまま、思ったままに発言をしてしまうと、相手を傷つけてしまうこともあります。

・相手の気持ちを理解することが難しい
想像することが苦手なため、相手が何をどう考えているのかを想像して行動を調整することに困難さがあります。一方的に自分の興味分野の話をし続けてしまったり、関心ない話には一切興味を示さないことがあります。

・場の暗黙の空気を読むことが難しい
その場や集団内で共有されている暗黙の共通ルールや慣習を察して行動することが難しい傾向があります。そのため、そうした場の"空気"を共有している人たちから見ると、自己中心的と取られがちな言動をしてしまうこともあります。

■幼児期に言語能力の発達の遅れ
・年齢に応じた言語やコミュニケーション能力の獲得に遅れがある
2歳までに単語を習得し、3歳までにコミュニケーション的な語句を用いることができていない場合、言語発達に遅れがあると言われています。

・幼児期後期から言語能力は遅れて発達する
自閉症は話し言葉(言語能力)の明らかな発達の遅れ、ないしは完全な欠如があるといわれています。しかし、高機能自閉症の人の場合、話し言葉の発達が遅れているだけで、発達過程で豊富な語彙を扱えるようになります。
音程、抑揚、速さ、アクセントなどにも問題なく発話することができます。

■限定的な反復行動
・限定された物事へのこだわり・興味が強い
一度興味を持ったものに対しては、過剰といえるほど熱中する傾向があります。一般的に法則性や規則性のあるものを好み、特定の領域に関しての知識や高い集中力をもっています。しかし、集中しすぎるあまり、物事をやめられなくなることもあります。

・記憶力が高い
興味のある物事に関しては大量の情報を記憶して、引き出すことができます。一方で、興味がない領域に関しては覚えられず、すぐ忘れてしまうなど、アンバランスが生じることがあります。

・自分独自の行動ルールへのこだわりが強い
自分の決めた予定や手順などに強いこだわりを示すことがあります。その予定や手順を急に変えられることが苦手で、いつものパターンにこだわることもあります。
無理に変更しようとすると混乱してしまうこともありますので、事前に変更を予告すると混乱せずに行動することができます。


高機能自閉症とアスペルガー症候群は同じ?

高機能自閉症とは?アスペルガー症候群とは違うの?症状や診断基準、障害者手帳の取得について紹介します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021183

知的機能に遅れがなく対人コミュニケーションに困難さがある発達障害として、アスペルガー症候群があります。

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