子育て情報『3歳児健診とは?診査内容・事前検査のコツ・持ち物の工夫など、体験談といっしょにご紹介します!』

2016年9月17日 11:00

3歳児健診とは?診査内容・事前検査のコツ・持ち物の工夫など、体験談といっしょにご紹介します!

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10367004134

受付時間が決まっている場合と、健診を行っている時間ならいつ来てもよいという場合があります。

市区町村からあらかじめ送られてきた問診票、母子手帳、診査受診券と尿検査の尿を提出し、受付をします。問診票はあらかじめ記入しておきましょう。

ここでは、先ほどの問診票を使いながら、実際に保健師さんが子どもの発達を診ます。その後、保護者の相談にのってくれます。

保健士さんとの問診では、肥満度などの体の成長から、運動能力、生活習慣について幅広く診られます。また3歳は、自我が芽生え始めて保護者や友達とのコミュニケーションや社会性を身につけ始める頃ですから、対人関係での子どもの様子についても詳しく聞かれます。

それに加え、3歳は生活習慣を学び始める時期でもあります。
家庭での睡眠時間、テレビやDVDの視聴時間、食事の栄養バランス、衣服の着脱、わがままへのしつけの仕方、排泄のトレーニングなど様々な家庭での子どもの様子を聞かれます。

子どもの発達の様子は以下のような項目で診ます。

1. 言語発達
保健士さんは子どもとの会話の中で言語発達を確認します。
具体的に、 「お名前は?」「何歳?」などと聞きます。 また、クレヨンや鉛筆を用いて、「何色が好き?」「○色、ちょうだい」などの質問をとおして、概念を理解しているか確認します。
ここでは、会話が成立しているか、吃音の有無、発音の明瞭度なども確認します。

2. 微細運動の発達
先ほどの選んだ鉛筆やクレヨンを使って、保健士さんが描いた絵を真似して、「○を描いてごらん」と言われます。指先の細かい筋肉が使えているかを確認します。


また、保健士さんが作った積み木と同じ積み木を作るという診査もあります。これは微細運動の発達の確認だけでなく、積み木の作り方を認識できているかということも診ています。

上記の項目が必ずできないといけないわけではありません。上記は、3歳の子どもの発達状態の目安のひとつでしかありません。子どもの心や言葉の発達は、性格や生活環境により発達度合いに差があります。

また、家庭ではできているけど、その場でできなかった場合は、保健師さんにきっちりその旨を伝えましょう。家庭でできているかどうかも保健師さんの重要な判断材料です。

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