子育て情報『コミュニケーション障害とは?俗称と医学的定義の違いは?症状の種類や原因、治療方法まとめ』

2016年12月25日 11:50

コミュニケーション障害とは?俗称と医学的定義の違いは?症状の種類や原因、治療方法まとめ

例として小児期発症流暢症を挙げると65~85パーセントの子どもたちが回復するという研究結果がでています。

しかし年齢が上がってからの治療は、子どもがすでに話すことに対して強い抵抗感を覚えてしまい、治療が思うように進まない可能性があるため、早期に診察・治療することがすすめられています。

コミュニケーション障害の場合は以下の相談先に相談するか、医療機関の受診をおすすめします。

■児童相談所:
児童相談所は、すべての都道府県と政令指定都市に最低1つ以上設置されている児童福祉の専門機関です。主に、「子どもの養育に関する相談」、「障害に関する相談」、「性格や行動の問題に関する相談」などの育児に関する相談ができる機関となっています。

http://www.mhlw.go.jp/support/jidousoudan/
全国児童相談所一覧l 厚生労働省

■全国精神保健福祉センター:
各県、政令市にはほぼ一か所ずつ設置されている、保健・精神保健に関する公的な窓口です。精神保健福祉に関する相談をすることができます。精神科医、臨床心理技術者、作業療法士、保健師、看護師などの専門職が配置されています。
相談については、予約制、健康保険の適応があるところがあります。詳細は、それぞれのセンターにお問い合わせください。

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html
全国の精神保健福祉センターを探すl 厚生労働省

■耳鼻咽喉科:
言語聴覚士がいるケースも多いですので、吃音の場合でも耳鼻咽喉科に行く場合もあります。特にお子さんが吃音の場合は耳鼻咽喉科をご選択ください。

■精神科:
心の症状、心の病気を扱う科です。心の症状とは具体的に不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚、幻聴、妄想などのことです。心の症状に対して治療を行います。

■心療内科:
心と体、それだけでなく、その人をとりまく環境等も考慮して扱う科です。
上記の心の症状だけでなく、ほてり、動悸などの身体的症状とその人の社会的背景、家庭環境なども考慮して治療を行います。

精神科、心療内科どちらに行ったらいいか迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、コミュニケーション障害の場合は精神科を受診しても、心療内科を受診してもどちらでも大丈夫です。


コミュニケーション障害の治療方法

コミュニケーション障害とは?俗称と医学的定義の違いは?症状の種類や原因、治療方法まとめの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038001139

コミュニケーション障害の治療方法として投薬による治療法と、精神療法が主に挙げられます。

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