子育て情報『普通級から支援学級への転学を経て。発達障害の長男が語った心境とは』

2017年1月23日 11:50

普通級から支援学級への転学を経て。発達障害の長男が語った心境とは


普通級から特別支援学級へと転学した長男。過ごしやすさはどう変化した?

普通級から支援学級への転学を経て。発達障害の長男が語った心境とはの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038021171

小5の長男には、自閉症スペクトラム・ADHD・学習障害の診断が出ています。

就学相談では普通学級を勧められて小学校へ入学しました。ところが学年が上がるごとに学習障害に苦しめられ、学校に行くことができなくなった長男。

いろいろ悩みましたが夫婦で話し合った結果、今年の2学期から知的障害対象の特別支援学級に転学しました。

長男が現在通っている支援学級では、3人の担任と4人の介助員とで、1年生から6年生まで十数人の子どもたちを指導しています。

授業では、学年ごと3、4人の少人数指導で、1人ひとりの実態と目標に合わせた課題の提示をしてくれるので、今まで授業のスピードについて行けず、わからなくても聞くこともできずに、ただ授業時間を耐えていた長男にとっては、やっと「学べる」授業を受けられるようになったのではないかと思います。


生活面では、朝学習と朝の会から始まる規則正しいスケジュールで時間にもゆとりがあり、スケジュール変更や慌ただしいことが苦手な長男にとっては、過ごしやすいようです。

また、友達と遊ぶことが大好きな長男に、新しい学校で友達ができるのか?楽しく遊べるようになるのだろうか?という不安もありました。

今は同じ学年の交流学級には行かず、支援級だけで学習や生活をしています。その中で、下級生の面倒をよく見るので慕われているらしく、6年生のお兄さんとは意気投合し、放課後お互いの家で遊ぶほど仲良くなることができました。

先生方のフォローなどがきっと行き届いていることもあるのでしょうが、すぐにみんなと仲良くなれて、休み時間には楽しく遊ぶ毎日を送れていること、本当に良かったと胸をなでおろしています。


それでも、悩みや不安は尽きなくて…

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10139003023
彼の特性に合ったカリキュラムにはなったけれど、長男本人にとっても、以前より学校生活は楽になったのかな…?
私たち親にとっては、それが何より気になるところです。

家での様子は、以前に比べて穏やかになったと感じています。

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