2017年3月23日 14:00
発達障害の息子が迎えた卒園式。そこで話した「夢」に、思わず涙
年長になった息子が、卒園式を前に言ったこと
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充実している息子の姿を見ても、もしかして辛さを隠しているのではないか、という私の気持ちがなくなることはありませんでした。感覚過敏の息子にとって、泥まみれになるのは実は嫌だったんじゃないか、行事のたびに荒れることが多かったから、本当はものすごく辛かったけど黙っていたのかもしれない…。英才教育系の園のほうが本人に合ってたかもしれない…。私の頭の中には常にそんな心配がありました。
ところが、卒園式を前に、息子がこんなことを私に聞いてきたのでした。
「お母さん、幼稚園の先生ってどうやってなるの?」
「僕は将来幼稚園の先生になって、この幼稚園に戻りたい」
「先生たちもお友達も、みんな僕を助けてくれた」
「あんな風に、僕もみんなを助けたい」
これを聞いて、私は涙が止まらなくなってしまいました。
「そっか、楽しかったんだね、本当に楽しかったんだね」
「みんなに助けてもらったんだね。
幸せだったんだね」
3年間、息子がどんな思いで毎日を送ってきたか、息子の言葉で私にはわかりました。
4月からは小学校1年生。今までとは勝手の違うことがたくさん出てくるでしょう。息子にとっては辛いことも増えていくかもしれません。でも、幼稚園の3年間で得た自信の貯金で、きっと乗り越えていけると私は信じています。
息子の新たな門出の日は、もうすぐそこです!
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