子育て情報『祖父の一言で息子のパニックはみるみる鎮火。電話口から放たれたアドバイスとはいったい』

2017年8月17日 11:50

祖父の一言で息子のパニックはみるみる鎮火。電話口から放たれたアドバイスとはいったい


初めてのことに恐怖を感じる発達障害の息子。

祖父の一言で息子のパニックはみるみる鎮火。電話口から放たれたアドバイスとはいったいの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000555

発達障害のある子どもは、自分が予測できない「初めてのこと」に強い恐怖を覚える傾向があります。

初めての場所、初めての人、初めての食べ物、初めてのイベント…発達障害のある小学校1年生の息子に対しても、パニックを防ぐための「事前予告」は欠かせません。

なにをするにも徹底的に事前予告をすることが必要なので、どんなことも先回りしてリサーチする必要があります。そして息子に視覚化して分かりやすく伝える事前予告をこれまで続けてきました。

しかし、そこまでやっても息子はパニックを起こしてしまうことがあるのです。

そんなときは私も、心身ともに立ち直れないぐらい疲れてしまいます。
「何も考えずにどこかへ連れていけたらどんなにいいだろう…」と思ったことも、一度や二度ではありません。

でもなぜ息子は「初めてのこと」に対してそこまで恐怖感を覚えるのでしょうか。このことについて一般的に「予測できないから」と言われることが多いように思いますが、そもそもなぜ「予測できないこと」がそんなに怖いのでしょうか。私は息子が恐怖感に苦しめられているときの言動から、息子の思考パターンに気付いたのです。

それは、息子が「予測できないこと」に対して、「最悪のパターンを予測してしまう」ということ。発達障害のある子どもによく起こりがちと言われる、“0―100思考”のためでしょうか。とにかくありえないような最悪のパターンを予測して、自分で苦しんでいることに気付いたのです。


恐怖に埋もれる息子の耳は、いつも「ちくわ状態」

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息子は、まだ見ぬ未来のことを心配し始めると、私のどのような励ましも耳がちくわ状態で全部抜けていきます。

例えば、一時期歯医者さんに行くのが怖かった息子。「歯のお掃除に行くだけだからね。お口をあーんして、歯を磨いてもらって、フッ素を塗っておしまいね。」と私が事前予告をしても、「もしも大きな虫歯があったら??そしてそれをひっこぬくんだ。どうしよう。歯を抜かれたらどうしよう。

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