2017年3月16日 14:00
うつろな目で飛び跳ね続ける…発達障害の息子にその理由を聞くと
発達障害のある息子。疲労がピークに達したとき、何が起きるかと言うと…
発達障害の息子は、周囲の刺激に敏感で疲労がたまりやすいです。そのため、疲労や不安がピークに達する前に刺激から遠ざけることが大切です。疲労と不安が限界値を超えてしまうと、パニックに繋がってしまうからです。
疲労や不安がそこまでたまっていない状態の息子はこんな感じです。
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・目がきちんと合う
・会話が成り立つ。こちらの問いかけに対して、適切な答えを返すことができる。
・身体の芯がしっかりとして、私と手をつなぎながら普通に歩くことができる。
当たり前のことばかりのように聞こえるかもしれません。しかし、周囲の刺激によって息子に限界値以上のストレスがかかり、体調が悪くなると…
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息子は突然、ぜんまいの壊れたおもちゃのように、ぴょんぴょんと飛び跳ね続けるようになります。足はひたすらぴょんぴょん。手はフラフラと脱力気味になり、お化けの手になります。
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こうなると周りが見えていませんから、近くにあるいろいろな物や人に次々にぶつかってしまいます。そして、パニックに陥ってしまうのです。
「落ち着きがない子」と呆れていたけれど…飛び跳ねるのは理由があった。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032007068
かつては目の焦点が定まらず飛び跳ね続ける息子を見て、「なんて落ち着きのない子なんだろう…」と呆れていました。けれども、息子に聞いてみると、飛び跳ねているときは、自分の手や足がどう動いているのか、よく分からなくなっているのだそうです。
発達障害の子どもはボディイメージが弱いとよく言われます。自分の手足がどこにくっついていて、どんな風に動いているのか、頭で把握しづらいのです。これが疲労や不安が限界値を超えてしまうと、全く何が何だか分からなくなるのだそうです。
手はどこだ、足はどこだ、と混乱して、頭がフラフラになっていくのだそうです。
跳ねているのは、自分の混乱を少しでも収めようとする必死の動きなのです。決して、ふざけて落ち着きがなくなっているわけではないのです。
つらいのは誰よりも本人。息子の場合の対処法は
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息子の場合、体調が悪くなったときにそのままにしていると事態は悪化する一方です。