子育て情報『ADHDの恋愛・結婚|ADHD特性ならではの魅力と恋愛での困りごと、 その解決方法をご紹介!』

2017年6月29日 19:30

ADHDの恋愛・結婚|ADHD特性ならではの魅力と恋愛での困りごと、 その解決方法をご紹介!

それが結果的に恋愛や結婚において良い結果につながることがあるのです。

「パートナーや好きな人を傷つけたり、怒らせたりしたいわけではないのに、ついまた約束をすっぽかして愛想を尽かされてしまった」「数々の失敗体験から自分に自信が持てず、相手に嫌と言えない」このような気持ちでいる人は少なくないのではないのでしょうか。

恋愛や結婚に関しては、答えが一択ではないうえに、誰もが納得するような正解もありません。一人で考えていてもどうしたらよいかわからないことがあると思います。そんな時、恋愛や結婚に関して相談できる人や場を見つけておくことが、恋愛や結婚に関するお悩み解消の手立てとなることがあります。

また、自分自身の特性を相手に伝えてみることで、パートナーや周りの人からどのように支えることができるか提案してくれることもあります。例えば、「自分では忘れるつもりはないのに、約束やその日時を忘れてしまうことがある」と伝えたら、「じゃあ約束の日には当日にも改めて連絡しあおう」というような、相手との連携を図るきっかけもできるかもしれません。

自分の特性を理解すると、暮らしの中で感じている困り感に対して、ある程度自分で対策できることもあります。
◇不注意特性に対する工夫
つい約束を忘れてしまう、やるべきことを整理して行動に移すことが難しいなどの不注意に関する特性には、次のような工夫をしてみてはいかがでしょうか。

・やらなければいけないことを一つひとつリストアップする
・約束事をメモして目に入る場所に貼るなどして、すぐ確認できるようにしておく
・便利な道具やアプリなどを活用する(家事が苦手だったら家電を導入する、リマインダー機能に優れたアプリを活用してみる)など

これらの工夫はあくまでも一例です。人によっては合わないものや継続できないものもあると思います。あるやり方1つにこだわるのではなく、自分の中でうまくいかないと思ったら、違う方法を試してみることも大切です。また、相手やパートナーの理解が必要になることもあるので、十分に相談したうえで試してみましょう。

◇多動性・衝動性に対する工夫
落ち着きがない、自分の感情や要望を抑えられないなどの多動・衝動に関する特性にはこのような工夫が考えられます。

・家や職場など、1人で落ち着けるような場所を見つけておき、クールダウンできるような場をもっておく
・自己主張の仕方や、相手の言い分と自分の言い分のバランスの取り方など、改めて対人スキルの基本を理解するなど

クールダウンできるような場づくりや、対人スキルの学び直しなどは、特に周りの人の理解が大切になってきます。

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