2018年1月30日 12:55
LD息子の高校受験、いよいよ本番!事故の後遺症に苦しみながら迎えた入試、そして合格発表は…!
「やっても無駄」と自暴自棄なリク。でも、挑戦してほしい…!
年が明けると、私立高校の受験が始まります。
ケガをする前までは、本命は県立高校だったのですが、今となっては、正直、滑り止めと考えていた私立の3校も、難しい状況でした。
Upload By ひらたともみ
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高次脳機能障害の後遺症の診断を受けてから、リクは「勉強しても無駄」という、もっとも私が懸念していた自暴自棄になっていました。
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「高校生にオレはなる!」と高らかに宣言したあの日から、猛勉強したにも関わらず、ケガを負って後遺症まで背負うことになったリク。
確かに、やる気なんて出るわけない。やってもやってもできないという経験は、私にもあるけど、おそらくリクの「できない、覚えられない」とは、全く違うものなんだと思います。
でも、ここで、受験すらしないという選択はなんだか少し違うような気がしていたのです。
どうせダメなら、当たって砕けろ!やらないでのちのち後悔することになったら…それは、いつまでも治らない傷になるような気がしてたのです。私はなんとかリクを励まし、背中を押し続けました。
やっぱり友だちってすごい!改めて思う、同志のチカラ
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一旦はすべてのやる気をなくしたリクも、友だちのサポートもあって、最後の奮起!
受験1週間前は再び、塾で5時間、できない、わからないを繰り返しながらも眠気と戦い、ハードスケジュールをこなしていったのです。
そして迎えた、受験当日。
私立高校3校が、ほぼ一日おきの受験日程。3校目ともなると、疲れもピークに達しているようでした。
桜が咲いても咲かなくても…結果発表の朝、不思議とワクワクしていた
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決して順調ではなかった受験期間だったのに、私はその朝、とてもワクワクしていました。
どんなトラブルがあっても、苦しみながらも、受験に向かって努力してきたリク。妹想いで、友達に恵まれて、やさしくて、音楽が好きで、センスだっていいリク。
受験で人生が決まるわけではない。
結果がどうであれ、きっとこれからもうまくやっていける…!
…なぜそう思っていたのか自分でもわかりません。でも合格発表の日、いつものように家事をしながら、不思議とワクワクしている自分に気づいて驚きました。