子育て情報『家族がひきこもりになったら?ニートとひきこもりの違いは?相談先や当事者・家族への支援など、ひきこもりに関するよくある質問を解説【専門家監修】』

2023年2月26日 14:15

家族がひきこもりになったら?ニートとひきこもりの違いは?相談先や当事者・家族への支援など、ひきこもりに関するよくある質問を解説【専門家監修】

ひきこもりの当事者の中には同世代の人とのコミュニケーションが苦手な人もいます。まずは同じ悩みを持つひきこもりの人と接することがよいトレーニングになることもあります。また、これらの場が居場所として機能します。

グループでの活動をするうち、就労したい・外出して活動したいという気持ちが芽生える場合があります。そのような場合には就労支援などの社会参加にむけた支援が始まります。

就労支援としてはハローワークをはじめ、地域若者サポートステーション、ジョブカフェ、ヤングワークプラザ、学生職業総合支援センター、職業訓練校などが挙げられます。

具体的に就労を検討するのであれば、一般のアルバイトのほか、就労継続支援(A型・B型)(※)などの福祉サービスも利用できます。
就労継続支援は、一般企業で働くことは難しいものの、一定の支援があれば継続して働くことができる方に働く場を提供するサービスです。
体調や特性に理解のある職場スタッフのサポートの下で働くことができ、賃金をもらいながら人間関係も構築することができます。ネットを利用した在宅就業なども最近では増えてきています。

また、いずれ一般企業への就労を目指したい場合には就労移行支援という福祉サービスも用意されています。ビジネスマナーやコミュニケーショントレーニングといった働くための基礎知識や能力を身につける職業訓練、職場探しや就職活動の支援など、就労移行支援事業所に通うことで、就職まで一貫してサポートしてくれるサービスです。

※就労継続支援(A型・B型)や就労移行支援は障害者総合支援法に基づくサービスですが、障害者手帳がなくても利用できる場合があります。まずは市区町村の障害福祉窓口に相談に行ってみてください。

https://snabi.jp/ikou
参考:LITALICO仕事ナビ全国の就労移行支援事業所

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Q.ひきこもりから脱出するステップは?家族がひきこもりになったときの対処法

A.家族がひきこもりになった場合には、まずは本人の気持ちを理解する、その次に安心して過ごせる環境を作る、など段階を踏んでサポートすることがよいと言われています。また、家族もストレスをため込まないように息抜きなどをすることも重要です。


親や家族は誤解しやすいのですが、本人は「怠けたいから」「働きたくないから」

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