子育て情報『小学校入学、登校初日に行方不明になった発達障害娘、翌日に母流産…。七転八倒しながら身につけた私が前に進む術』

2023年3月6日 06:15

小学校入学、登校初日に行方不明になった発達障害娘、翌日に母流産…。七転八倒しながら身につけた私が前に進む術


卒園と同時に引っ越し

わが家は主人の仕事の関係で娘の幼稚園卒業と同時に関西から関東地方へ引っ越しました。転勤が決まったのが3月だったので、私たちは卒園式を終えてすぐにバタバタと引っ越しをすることになりました。

転居先での支援継続のため、私は娘が療育を受けていた施設に依頼して、娘の発達検査結果や引継ぎの書類をつくってもらいました。

また、就学時健康診断を受け入学予定だった小学校に連絡をして転出の手続きをしました。

娘は仲良しのお友達と、そして私は娘が未就園のときから付き合いのあったママ友とお別れです。

彼らとの別れの際には涙が出ましたが、見知らぬ地に引っ越すことに私たちはそれほど不安は感じていませんでした。
今にして思えば無知(小学校とはどんなものか、これからどんな問題が待ち受けているのかを知らなかった)だからこそ不安を感じなかったのかもしれません。


妊娠初期の引っ越し

このときはちょうど第二子の妊娠が分かった時期でもありました。


決まったのが急だったこと、転勤先が遠方で土地勘がなかったことなどもあり、引っ越し先の物件選びは「主人の会社に通いやすい場所」「それまでと似たような間取り」「同じような家賃」ということだけを指定し、あとはすべて不動産屋に任せていました。

引っ越しは、梱包・開封サービスを使い身体に負担が少ないようにしましたが、第一子(娘)のときと同様につわりが重く、引っ越しの準備作業や移動の際も私はよく吐いていました。

引っ越しが済むと私はすぐに、近くのスーパーや病院(産婦人科)を探し、学区内の小学校に入学手続きをしに行きました。

近隣のお宅に挨拶をしたときに、通学路と登校班のことを教えてもらいました。
入学まであまり日数はありませんでしたが、私は何度か娘と学校までの通学路の確認をしました。


登校初日、娘が行方不明に

娘の学校では、1年生はしばらくの間、集団下校をすることになっていました。
登校班の班長さんに「帰りは○○交差点付近まで学校の先生が引率してきてくれるから、お母さんはそこで待っていれば良いと思う」と言われ、私は下校時間にそこで娘を待っていました。

1学年が6クラスあるマンモス校だったので、先生は子どもたちを複数のグループに分けて引率していました。
いくつかのグループが私の前を通り過ぎましたが、その中に娘はいませんでした。

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