2023年11月1日 14:15
「定期テストが0点でもOK」中1発達障害次男への母の思い…課題や試験、学校での合理的配慮は
次男は書字障害があり、文字を書くことが困難なため、書字を含めた勉強が苦手です。
ただ、小6の頃から毎月療育に通っており、そのお陰で、文字を書く困難さは改善されました。小学校の頃はノートが真っ白だったのですが、中学校では、困難さを抱えつつも努力して書こうとしているようです。
次男の中学校は、普段は課題が出ないのですが、定期テストの日に、課題の提出を求められます。
小学校に通っていた時は、宿題の内容を担任の先生と話し合って調整してもらっていました。ですが、中学校では課題の範囲が学年で決まっており、次男だけ調整することは難しいということでした。
また、この時期の子どもは友達との時間を優先しがちなので、本人が家にいない時間が増えました。そのため、課題に取り組める時間の確保が難しかったです。
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【1週間の間にこなす課題】
・国語漢字20ページ
・数学50ページ
・英語20ページ
全ての問題を解いて丸つけ間違ったところはノートにやり直して提出
結局、締め切りが1週間という限られた時間で次男が課題をこなすことはできませんでした。数学、英語はなんとか提出できましたが、国語の課題は手をつけられなかったので、未提出です。また、テストに向けた復習をする時間はまったくありませんでした。
そもそも私は「次男は中学校でテストを受けてくれるのだろうか?」といった疑問がありました。
中学校のテストは小学校の時よりも長時間の集中力や、見通しが求められます。
もともと小学校でのテストが、書字の困難さを含めさまざまな理由から、白紙のままで0点で返ってくることも珍しくなかったのです。
そのため、数日間、みんなと同じようにテストを受け続けることは難しいのでは?と、私は思っていました。
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期末テストは3日間あったのですが、本人は3日間乗り越えることができました。国語は白紙に近い状態でしたが、受けてくれただけで、十分だと思いました。
はじめての定期テストを終えて気付いたこと
・漢字にルビがふられていた
→ルビふりのお願いはしていませんでしたが、学校側で学習障害(LD)の生徒向けの対応をしてくれていました。
・テスト時間の延長は個別で対応ができる
→後日、テスト結果を持参して療育に相談しに行った際に、テスト時間の延長ができるかもしれないという話になりました。