子育て情報『音のない世界、言葉を使わない対話で見えてくるもの。ダイアログ・イン・サイレンス「LOVE IN SILENCE」【2/25まで】』

2024年1月21日 14:15

音のない世界、言葉を使わない対話で見えてくるもの。ダイアログ・イン・サイレンス「LOVE IN SILENCE」【2/25まで】


聴覚障害のあるアテンドとともに音のない世界で対話をする

ダイアログ・イン・サイレンス(静けさの中の対話)は、1998年にドイツでスタートし、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国など世界中で100万人以上が体験したエンターテイメントです。日本では2017年より期間限定での開催を続けています。

ダイアログ・イン・サイレンスは、音を遮断するヘッドセットを装着した状態で、音声に頼らず対話をする達人である聴覚障害のあるアテンドや、ほかの参加者と表情やアイコンタクト、ボディーランゲージなど、声を出さずにコミュニケーションをとります。いつも頼っていた言葉を使わない対話は、人を信じる心、助け合う心を育て取り戻していくことができる稀有な体験となります。

今回は10ヶ月ぶりの開催となるダイアログ・イン・サイレンス「LOVE IN SILENCE」(2024年1月13日(土)~2月25日(日)開催中)をご紹介します。


言葉を使わない対話からLOVEを発見しやりとりする「LOVE IN SILENCE」

音のない世界、言葉を使わない対話で見えてくるもの。ダイアログ・イン・サイレンス「LOVE IN SILENCE」【2/25まで】の画像

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ダイアログ・イン・サイレンスで開催中の「LOVE IN SILENCE」。聴覚障害のあるアテンドに導かれて、いくつかの部屋を90分かけてめぐっていきます。


参加者はヘッドセットを装着し、声、言葉、手話を手放す部屋へ入ります。こうしたコミュニケーション手段を使えない状態になることで、自然と相手の目をしっかりと見て、相手が何を伝えようとしているのかを受け取ろうと全身を集中させるようになります。日常生活ではなかなか使うことがない集中力、そして相手の目を見て相手の発しているものを受け取ろうとする力、それが新しい対話の入口となっていきます。

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その後、手で表現する、表情で伝えるなど言葉や手話をつかわないサイレンスの世界での対話を深め、楽しんでいきます。言葉を手放したことで行われる密度の高い対話は、体裁をつくろわずまっすぐに伝え合うことを恐れない心の強さと相手を信頼する力を育ててくれます。
いくつかの部屋を終えたあと、1つ目の部屋に入る前の自分と比べると明らかに何かの変化が生まれているはずです。
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ダイアログ・イン・サイレンスは、聴覚障害の擬似体験ではありません。言葉や音を使わないコミュニケーションを育む中で、耳の聞こえない人を知り、その生活や文化を想像し思いを馳せることができる体験です。

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