子育て情報『自閉症息子、2歳過ぎても手づかみ食べ、スプーンは握れず…6歳の今も続く食事の悩み』

2024年2月15日 14:15

自閉症息子、2歳過ぎても手づかみ食べ、スプーンは握れず…6歳の今も続く食事の悩み


娘の離乳食開始、2人揃って手づかみ食べ…。まさに毎食地獄絵図。

そうしているうちに、今度は娘の離乳食を始める時期になりました。食に対して貪欲な娘は、9ヶ月になる頃にはママの手をグイグイと引っ張って食べていました(笑)。

息子も2歳2ヶ月になり、手づかみなら自分で食べられるようになってきたので、2人揃って手づかみ食べをするように……テーブルの下、椅子、服、カーテン、壁……あらゆる場所が食べ物まみれになり、それはもう地獄絵図でした(白目)。

自閉症息子、2歳過ぎても手づかみ食べ、スプーンは握れず…6歳の今も続く食事の悩みの画像

Upload By 海乃けだま


スプーンとフォークの練習を始めて……。

その後娘が10ヶ月を過ぎた頃からスプーンを使いたがり、これが刺激になればと、息子もスプーンとフォークの練習を本格的に始めることにしました。……が、私一人では圧倒的に大人の手が足りない!!!両手両目を駆使して子どもたちの食事介助をしていましたが、心底千手観音様になりたい気分でした。


自閉症息子、2歳過ぎても手づかみ食べ、スプーンは握れず…6歳の今も続く食事の悩みの画像

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息子はスプーンとフォークを使い出したものの、思うようにいかないとすぐ手づかみ食べをしていました。そして食事が終わると案の定、テーブルの下は食べかすだらけでした。


お箸デビューと、お友達の何気ないひとこと……

3歳半で療育の単独通園に通い出した頃から、息子が嫌がらない程度に補助箸にもチャレンジしていましたが、しっかりと補助箸を使えるようになってきたのは4歳を過ぎた頃でした。

6歳になった現在は、幼稚園では補助のついていない幼児箸で頑張って給食を食べています(箸でつまむのはまだ難しく、刺したり、かき込んだりしています)。家では断固として使ってくれず、基本はスプーンとフォーク、油断すると手づかみ、たまーーに補助箸の割合で食べています。さらに左手をお皿に添えることを常に忘れているので、「お皿持って!」と毎回声かけしています。

先日、夫の趣味友達のご家族とお出かけした際に、みんなで食事をしたのですが……小学1年生のお子さんから「ひとでくんって本当に6歳?手で食べてるよ?」とごもっともなひとことを言われてしまいました(発達年齢は4歳前後と言われてるので、あながち間違いではない……)。

4月から地元の小学校に入学する予定なのですが、勉強に限らず日常生活も不安だらけです(白目)。


執筆/海乃けだま

(監修:新美先生より)
離乳食時期から就学前までの、食事にまつわるご苦労のエピソードを詳しく教えていただきありがとうございます。

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