子育て情報『「習い事やめたい」は好奇心旺盛な証拠! 教育の専門家は「やめどき」をこう見てます』

2021年2月22日 08:08

「習い事やめたい」は好奇心旺盛な証拠! 教育の専門家は「やめどき」をこう見てます

目次

・子どもの「習い事やめたい」、どこまで本気!?
・「やめグセ」がつくなんて嘘!
・その習い事、合わなければやめてもいい!
「習い事やめたい」は好奇心旺盛な証拠!教育の専門家は「やめどき」をこう見てます

水泳、ピアノ、英語は、子どもの習い事の定番と言えるでしょう。最近では、プログラミング教室が人気沸騰中なのだとか。そして、習い事のジャンルが増えたことで、複数の習い事をかけもちするお子さまも増えています。送り迎えをするお父さん、お母さん、本当にごくろうさまです。

そんな忙しい日々のなか、子どもから「もうやりたくない。やめたい!」と言われたことはありませんか?子どもが「習い事をやめたい」と言ったとき、親はどう答えるのが正解なのでしょう。今回は専門家の意見を参考にしながら、その答えを探っていきます。

子どもの「習い事やめたい」、どこまで本気!?

子どもの年齢や性格、習い事の種類によって、やめたい理由はさまざま。
親は、そのやめたい理由によって、「やめるのか」「続けるのか」を考えていかなければいけません。やめたい理由としては、以下のようなことが挙げられるでしょう。

  • 飽きた、楽しいと思わなくなったから
  • お友だちとけんかしたから
  • お友だちにいじめられたから
  • 先生が怖い、嫌いだから
  • レベルが上がってついていけなくなったから
  • スケジュールが詰まりすぎていて体力的に限界だから
  • ほかにやりたいことができたから
とはいえ、やめたい理由が「ほかにやりたいことができたから」ということであっても、「習い事を始めて1ヶ月の子ども」と、「3年以上続けている子ども」では、親の対応も変わってくるはず。また、「本当にもうやめたい」のか「なんだか面倒だからやめたくなった」のか、本人の気持ちによっても対応は異なります。では、専門家の意見に耳を傾けてみましょう。

■習い事の継続期間によって対応を変える(家庭教育専門家・田宮由美氏)
『子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方』の著者で家庭教育専門家の田宮由美氏によると、習い事の継続期間に応じて、以下のように対応の仕方を変えるのがよいのだそう。

【始めたばかりの習い事】→できるだけ続けられる工夫と努力を
すぐにやめさせるのはちょっと待ったほうがよさそうです。やめたい理由を聞いたうえで、親がその原因を解消する努力をします。
たとえば、「いじわるなお友だちがいるから」という理由ならば曜日やクラスを変える、体力の問題や「思っていた内容と違ったから」という理由なら、子どもの気持ちを優先し、いったん休ませるといった対応がよいでしょう。そして、頃合いを見てもう一度チャレンジさせてみるなど、臨機応変な対応で子どもを見守ります。

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